アスクは10日、USB 3.0とFireWire800の高速転送規格に対応した、米Rocstor製暗号化ストレージ「COMMANDER 3F」シリーズを発表した。2TBと4TBの2つの容量を用意。8月下旬より発売し、市場想定価格は2TBモデルが82,800円前後、4TBモデルが99,800円前後。

「COMMANDER 3F」

「COMMANDER 3F」シリーズは、ハードウェアでリアルタイムにAES-256暗号処理を行う外付け型HDD。セキュリティーキーとして付属のUSBトークンキーを使用するため、ソフトウェアがなくても暗号処理が可能で、OSを問わず利用できる。暗号化アルゴリズムはアメリカ国立標準技術研究所(NIST)、およびカナダCSEが定めたAES-256 ECBモードを採用。

内部のアンチショックチャンバーと、外装に用いられる堅牢性を高めたアルミニウムにより、HDDを物理的なダメージから保護する。外装のアルミニウム素材は、本体重量の軽減と冷却性能の向上にも寄与するという。

背面のインタフェース類

PCとの接続インタフェースはUSB 3.0およびFireWire800に対応。USB 3.0接続時には最大5Gbps(理論値)の高速転送が可能。

対応OSはWindows 2000/Me/XP/Vista/7、Mac OS 9/X以降。本体サイズはW219×D152×H42mm。重量は1.47kg。