富士通と東芝は6月17日、携帯電話事業の強化を目的として事業統合を行うことで基本合意したと発表した。両社は2010年10月1日をメドに新会社を設立。東芝の携帯電話事業を移管し、新会社の株式の過半を富士通が取得する予定。

両社は今回の統合によって携帯電話端末の開発基盤強化を図り、国内シェアトップを目指す。また、市場が拡大しているスマートフォン市場においても、競争力のある製品をタイムリーに提供するとしている。

今後両社は7月末をメドに今回の統合に関する最終的な契約を締結する予定。