「SugarSync」が日本語版を提供。日本のユーザも使いやすくなった

米SugarSyncは20日、同期型オンラインストレージサービス『SugarSync』の日本語版に関する展開策を発表した。PC向けクライアントの日本語版を皮切りに、順次iPad/ iPhoneなどモバイルデバイス向けも提供していく。

SugarSyncは、複数デバイス、ユーザ間でファイルの同期、共有などが行なえるオンラインストレージサービス。無料で容量2GBを提供、デバイスごとに同期対象となるデータを指定できるなど柔軟な同期設定が特徴となっている。

利用には専用クライアント「SugarSync Manager」が必要となり、PC向けではWindows/ Mac版、モバイル向けではiPad/ iPhone/ Android/ BlacBerry/ Windows Mobile(beta)が提供されている。英語版のみの提供だったが、日本からの利用者も多く(全体の8%)、モバイル端末の普及が進む日本市場での需要を見込み、日本語版の提供が開始された。PC向けアプリの日本語版が用意されたほか、iPad/ iPhone向けアプリの日本語版を近日中、Android/ BlackBerry向けのローカライズも2010年内を予定している。

個人向けプランは、2GB(無料)~250GB(24.99ドル/月)の複数プランを用意。高度な管理機能や電話サポートなどを利用できるビジネス向けプランも中小企業を対象に提供されている。