ラックスマンは17日、2002年に発売したヘッドホンアンプのリファレンスモデル「P-1」をフルモデルチェンジした「P-1u」を発表。発売は8月を予定しており、価格は189,000円。

7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした、ヘッドホン専用ドライバーアンプ「P-1u」

P-1uは、セパレートアンプクラスのクオリティという従来モデルP-1の思想を踏襲しつつも、同社独自の高音質帰還回路ODNF(Only Distortion Negative Feedback)を最新バージョン3.0A(純A級増幅仕様)とするなどヘッドホンアンプとしての性能を刷新。また、さまざまなヘッドホンに対応するためのゲインの適正化や電源トランスの高レギュレーション化、各構成パーツの高音質化などにより、ノイズ性能と歪性能を大幅に改善している。さらにON/OFF可能なスルー出力も搭載し、利便性も向上させている。

リアパネル

連続実効出力は、2W+2W/8Ω、1W+1W/16Ω、500mW+500mW/32Ω、27mW+27mW/600Ω。入力感度/入力インピーダンスは、アンバランスで1.0V/26KΩ、バランスで1.0V/67KΩ。全高調波歪率は0.0025%(1KHz)、0.02%(20Hz~20KHz)。周波数特性は20Hz~20KHz(+0、-0.1dB)、5Hz~170KHz(+0、-3.0dB)。S/N比は115dB(IHF-A)。入力はアンバランス×1、バランス×1で、出力にはφ6.3標準ジャック×2、スルー出力×1を備える。本体サイズは440(W)×82(H)×408(D)mmで、重さは8.3Kg。電源ケーブル(JPA-10000)を付属する。本体色はブラスターホワイト。