グリーンハウスは、低価格なデジタルオーディオプレーヤー「Kana D」の512MBモデルを発表した。発売は7月中旬を予定しており、価格はオープン。同社ショッピングサイトでの販売価格は3,280円となっている。

とにかく低価格なデジタルオーディオプレーヤー「Kana D」512MBモデル。カラーは1GBのホワイトよりも若干クリームがかったアーバンホワイト

Kana Dは、現在1GBのメモリーを搭載したモデルが販売されている。こちらのモデルも、同社のショッピングサイトでの販売価格は4,980円と非常にリーズナブルだが、今回発表された512MBモデルは、さらに低価格。同社によると、1GB版のKana Dが好調だったことから、さらにラインナップの拡大を図るということで、より低価格な512MB版を発売したとのことだ。

価格が価格だけに飛び抜けた機能などが搭載されているわけではない。基本的にはMP3/WMAの再生に対応しているごく普通のプレーヤーだ。電源は単4電池×1で、7時間の連続再生が可能となっている。

低価格なプレーヤーとしては珍しく、ディスプレイも搭載しており、メニューも含めて日本語での表示が可能だ。6種類のイコライザーや、ランダム / リピート / イントロ再生などの機能も装備する。また、ボイスレコーダー機能も搭載しており、WAV形式での録音が可能だ。サンプリングレートは8kHz～48kHz。このように、低価格とはいえ、とくに機能的に何かが削られているというわけではない。

なお、本体にUSB端子が装備されており(USB 2.0)、キャップを外すと、ダイレクトにPCに接続可能なため、USBメモリーとしても使用可能だ。現在、512MBのUSBのメモリーは、2,000円前後で販売されているので、+1,000円程度で、デジタルオーディオプレーヤー機能も追加されるというところだろうか。サイズは、83(W)×28.5(H)×22(D)mm。質量は約25g。