トイレリフォームにおすすめの壁紙クロスを紹介!
トイレリフォームに合わせてクロスの張替えを考えているけれど、何を基準に選んだらいいのかわからないとお悩みではありませんか?
ここでは、トイレリフォームにおすすめの壁紙とあわせて、クロス張替えの費用相場やクロスの選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
トイレリフォームでおすすめの壁紙
一口に壁紙といってもさまざまな種類がありますが、トイレの壁紙には清潔感を演出できるホワイト系の壁紙をおすすめします。
ホワイト系を基調に、デザインにこだわるならアクセントクロス、機能を加えるなら機能性壁紙を選びましょう。
狭い空間のトイレでは、壁紙が室内の大部分を占めるため、圧迫感を与える原色などの派手な色よりも、ホワイト系やクリーム系の落ち着いた色をおすすめします。
ベースカラーを落ち着いた薄めの色にすることで、圧迫感を抑えるだけではなく、より清潔な印象を与えられます。
トイレのデザインにもこだわりたい場合は、背面もしくは左右片面のいずれか一面のみにアクセントクロスを張ることで、印象を変えることが可能です。
ホワイト系の壁紙に、花柄やストライプ柄、木目調やカラーの壁紙を加えると、清潔感を保ちながらおしゃれな空間を演出できます。
トイレをより快適な空間にするなら、機能性壁紙がおすすめです。
気になる臭いを軽減する効果のある消臭機能、水分や汚れが付きにくい汚れ防止機能、カビの発生を抑える防カビ機能など、さまざまな機能を備えた壁紙があります。
汚れや臭い、カビや掃除の手間などでお悩みの場合は、機能性壁紙も検討しましょう。
クロス張替えの費用相場
一般的な1畳ほどのトイレをリフォームする場合、壁と天井のクロス張替えにかかる費用の相場は25,000円~50,000円です。
ただし、使用するクロスの種類や機能によって費用は異なります。
ビニールクロスなどの量産品クロスを使ってリフォームした場合の費用相場は、1畳サイズの大きさのトイレで35,000円ほどです。
商品代は約15,000円・施工費は約20,000円・平米単価は1,000円~1,200円/㎡が相場です。
一般品クロスにはさまざまな種類や機能があるため、費用相場も大きく異なります。
例えば、よく使われる壁紙でリフォームした事例の費用相場は、1畳サイズの大きさのトイレで約45,000円ほどです。
商品代は約25,000円・施工費は約20,000円・平米単価は1,500円~2,000円/㎡が相場となっています。
クロスの選び方
クロスを選ぶ際には、以下で紹介する3つのポイントに注目しましょう。
壁紙・クロス選びで悩んだら、トイレのリフォームが得意な職人に相談しましょう。
経験や知識が豊富なプロなら、適切な壁紙を提案してもらえます。
また、カタログと実物ではイメージが異なることも多いため、実際にサンプルを見てから決めることをおすすめします。
トイレをDIYでリフォームするなら、張りやすい壁紙を選ぶことが大切です。
のり付きの壁紙や貼ってはがせる壁紙は、失敗しにくいことから人気を集めています。
トイレのリフォームに用いる壁紙は、各メーカーが販売するリフォーム推奨品を選びましょう。リフォーム推奨品とはその名のとおり、リフォームに適した壁紙です。
壁紙を張替える場合、古い壁紙をはがした凸凹が下地に残ってしまい、張替えた後に目立つ場合があります。
リフォーム推奨品は厚みがあるため、凸凹がそれほど目立ちません。
LIXIL製トイレの特徴と代表機種
トイレリフォームの際にどうやって製品を選べば良いのかなど疑問が浮かんでくると思います。
この記事ではLIXIL(INAX)のトイレにリフォームする前に知っておきたいことを紹介します。
LIXIL製トイレの特徴
ここではLIXIL製トイレの特徴として他社製品と大きく異なる機能について紹介します。
- 掃除がしやすくキレイ長持ち
- プラズマクラスターイオンで除菌・消臭
- 女性に優しいキレイノズル
従来の便器は経年で汚れが付着して掃除をするのが大変ですが、LIXILの便器は掃除が容易にでき、日頃のお手入れの手間が少ないとされています。その理由は次の2つが挙げられます。
- アクアセラミック
- お掃除リフトアップ
アクアセラミックは、LIXIL製のトイレの表面に使用されている素材のことを指します。
従来のトイレに比べて、水垢が表面に固着するのを防ぐ構造であり、日頃の掃除で水垢を簡単に落とせるためキレイな状態を維持しやすいです。さらに傷がつきにくい材質のため、傷の隙間に汚れが付着しにくいという特徴があります。
お掃除リフトアップとは、トイレの機能を指します。便座が真上に上がる機能であり、便座と便器に手が入る隙間ができることで、気になる隙間汚れを簡単に掃除することができます。
そもそもプラズマクラスターって名前は聞いたことがあるけれど、何なのか説明できる人は少ないと思います。
プラズマクラスターとはSHARPが開発した技術であり、自然界にある水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンをプラズマ放電により空気中に放出する技術のことを指します。プラズマクラスターにより発生したイオンが、トイレのにおいの元となる「ニオイ原因菌」を除菌することで、においの発生を抑える効果があります。
一般的なトイレにはノズルは1つしかありませんが、LIXILのトイレにはおしり専用、ビデ専用の2つ備え付けられています。 デリケートゾーンの洗浄の際には、おしり洗浄時の汚物がつく心配がなく、女性に優しい仕様となっています。
デリケート部分の洗浄を考慮し、優しい洗い心地が特徴です。多数の小さな穴から空気を含んだ柔らかい泡沫水を出すことで、ビデ専用ノズルならではの優しい洗浄が可能なのがメリットです。
LIXIL製のおすすめトイレ
人気のある代表的な製品は次の3つです。
- アメージュシリーズ
- サティスシリーズ
- リフォレシリーズ
引用:LIXIL
アメージュシリーズは用途に応じて便座と便器の組み合わせを自由に選ぶことができ、好みに合わせてカスタマイズができる点に特徴があります。また、地球環境に配慮した超節水トイレを採用しており、省エネで水道代を抑えられ、家計にも優しいです。
アメージュ便器の価格帯:217,140円〜(税込)
※CW-KB31(便座)と組み合わせた場合
※表示価格は商品のみのメーカー希望小売価格です。取付工事費は別途かかります。
引用:LIXIL
便器の奥にタンクがない、タンクレストイレであり、インテリアに調和したスタイリッシュなデザイン、ゆったりと落ち着く座り心地が特徴です。タンクを無くした無駄のない内装にこだわる人は必見です。
費用:358,600円〜(税込)
※表示価格は商品のみのメーカー希望小売価格です。取付工事費は別途かかります。
引用:LIXIL
タンク横にキャビネットが付いており、トイレットペーパーや掃除道具を収納ができるのが特徴です。また、タンク横の使い辛い隙間のお掃除がしやすく、日頃のお手入れも簡単にできます。
費用:282,700円〜(税込)
※表示価格は商品のみのメーカー希望小売価格です。取付工事費は別途かかります。
トイレリフォームの施工内容
ここではトイレリフォームの際の施工内容について解説をします。施工内容はメーカーを問わず基本的には同じ内容です。
- ①養生
- ②既存のトイレを撤去
- ③壁、床の下地処理(施工する場合)
- ④クロス、床材の張替えまたは上張り(施工する場合)
- ⑤新しいトイレの設置・配管接続
- ⑥アクセサリー、手すりの設置
資材や製品搬出入の際に床や壁に傷がついたり、汚れが付着することを防ぐためにシートを使用して養生を行います。
トイレ内の養生完了後、タンク、便器などを取り外します。狭い空間のため、慎重に作業する必要があります。
内装工事を同時に行う場合は下地処理も必要です。
古い壁や床は歪みやひび割れで凹凸ができているケースがありますし、手すりを設置する場合は補強が必要です。
クロス張替えの際には厚さのあるリフォーム用の壁紙がおすすめです。多少の下地の悪さを隠してくれる役割があります。
また、一面をアクセントクロスにして雰囲気をガラッと変えるというのも悪くありません。
内装材施工後には新しいトイレを設置し、給排水の配管に接続します。この作業が完了すればトイレとして機能するようになります。
トイレの設置後は、キャビネットやペーパーホルダー、手すりなどを取り付けます。小さなアクセサリーですが、設置位置、高さは使用勝手に影響するので、注意する必要があります。
トイレのリフォームはDIYできる?方法やコツを紹介!
トイレのリフォームを考えている方は、DIYも1つの選択肢です。「家具のDIYなら経験があるけど、トイレのリフォームも自分でできる?」「水道や電気関係の知識はないけど大丈夫?」トイレをDIYでリフォームしようとしている場合、疑問や不安を多く感じますよね。
結論から言うと、トイレの内装部分ならDIYでリフォームしやすいです。初心者でもしっかり手順を守って行えば、イメージ通りにトイレのリフォームができるでしょう。
ただしコツや手順を曖昧にしたまま施工に取りかかってしまうと、失敗する原因になります。
そこで、トイレのリフォームをDIYで行うコツや方法について解説します。ぜひ参考にして素敵なトイレにリフォームしてください。
内装部分であれば比較的行いやすい
トイレの内装部分は比較的DIYでリフォームを行いやすいです。トイレの内装部分とは、主に以下の部分を指します。
- 壁紙
- 床材
- 収納
- 小物
便器の交換や配管の接続は専門知識が必要で大がかりな施工になるため、業者に依頼しましょう。
トイレの内装をDIYするメリットは以下の通りです。
- オリジナルの内装にできる
- 費用を安く抑えやすい
トイレの内装の具体的なイメージがある方や、自分でデザインを考えるのが好きな方はDIYでリフォームするとイメージを叶えやすいでしょう。収納棚の設置やペーパーホルダーのアレンジなら1日でできる場合もあるため、手軽にトイレをおしゃれにできます。
またDIYの材料は100円ショップなどで安く手に入ることもあるので、費用を抑えやすい点も魅力です。
トイレの内装リフォームを職人に依頼するメリットは以下の通りです。
- きれいに仕上がる
- 時間がかからない
職人にリフォームを依頼すると経験のあるプロが施工してくれるため、きれいに仕上がる点がメリットです。タンクの裏側や配管まわりなど難易度の高い箇所も見た目を損なわないよう対応してもらえます。
また壁紙や床材の張替えは職人に頼めば1~2時間ほどと短時間で終わる点も魅力です。
DIYをする際に用意しておきたいもの
トイレの内装をDIYする際に用意しておきたいものを、リフォームする箇所別にご紹介します。
- クロス、床材の張替え
- アクセサリー類の取付
トイレのクロス、床材の張替えをする際は以下の道具を準備しましょう。
- 電動ドライバー
- スケール
- はさみ
- カッター(替刃も用意するのがおすすめ)
- スムーサー
電動ドライバーはペーパーホルダーや棚などの小物を一時的に取り除くのに使用します。
スケールはクロスの寸法を測るのに必須のアイテムです。手芸用の柔らかいものではなく、硬いタイプのスケールを用意してください。
カッターとはさみはクロスをカットする用途で使用します。カッターは常に切れ味をよくするために替え刃を用意しておき、こまめに刃を新しくするのがおすすめです。
スムーサーとはクロスを壁に密着させるときに便利なヘラのような形の道具です。クロスの端をカットする際のガイドとしても使えます。
- 新聞紙もしくはチラシ
- マスキングテープ
- 油性ペン
- 定規
- カッター
- はさみ
- 両面テープ
新聞紙・チラシ・マスキングテープは、トイレの床の型紙を取るのに使用します。大きいものと小さいものとで紙のサイズをいくつか用意しておくと使いやすいです。
油性ペン、じょうぎは型を床材に書き写すのに使用し、カッターやハサミは床材を寸法通りにカットするのに使います。
両面テープは床材を固定するためのアイテムです。賃貸の方や今後また床材を変える予定のある方は太めのマスキングテープを貼ってから両面テープを使うと元の状態に戻しやすいのでおすすめです。
アクセサリー類の取り付けには電動ドライバーが必要です。ペーパーホルダーを別の既製品に取り換える、もしくは小さい棚や飾りをつけるのであれば、電動ドライバーがあれば十分です。
しかし、ペーパーホルダーを自作しようと考えている方は、素材によってはのこぎりや塗料など別の道具も必要です。
DIYで内装をする施工方法
DIYでトイレの内装を施工する方法について詳しく解説します。
- クロス、床材の張替え
- アクセサリー類の取り付け
クロス、床材の張替えは以下の手順で行います。
- ①壁についている小物をとる
- ②貼ってあるクロスを剥がす
- ③壁のサイズを測り、クロスを大きめにカットする
- ④壁にクロスを貼りつけ、スムーサーや撫でハケで密着させる
- ⑤余ったクロスをカッターで切り取る
電動ドライバーでペーパーホルダーやコンセントカバーなど壁についているアクセサリーを取ります。
今ついているクロスを剥がします。カッターで切れ目を入れて剥がしたり、スムーサーや地ヘラを使うとうまく剥がしやすいです。
壁のサイズを測り、クロスを寸法よりも2cm以上大きめにカットします。端の部分は切り落としてしまうので、正確にまっすぐに切る必要はありません。
壁にクロスを貼り付けます。1人でまっすぐに貼り付けるのは難しいので、2名で行うとやりやすいでしょう。貼り付ける際は端を角にあわせるのではなく、2cmは余るようにしてください。
軽く張り付けた後はスムーサーをクロス表面にすべらせて、壁にクロスを密着させていきます。あまり強くやりすぎるとクロスが破れることがあるので、力加減には注意が必要です。
端の余ったクロスをカッターでまっすぐに切り落としていきます。床に接する部分や天井の角の部分はスムーサーをガイドにしてカットすると、きれいに切れます。
- ①チラシ、新聞紙で床の型を取る
- ②クッションフロアに型を写し、カットする
- ③クッションフロアを仮置きしてサイズ調整する
- ④床に両面テープを貼る
- ⑤クッションフロアを設置する
まずはチラシや新聞紙で床の型を取ります。便器の周囲は丸みがあるので、紙に切り込みを入れたり小さめの紙を重ねたりして、慎重に型を取っていきましょう。また、取り外せるように便器の裏側部分には切り込みを入れてください。
裏返しにした床材に、定規と油性ペンで型を写していきます。この時、型も裏返しにして写さないと左右反転してしまうので注意が必要です。便器周りなどの曲線部分はフリーハンドで書いてください。
床材をカッターとはさみで印に合わせてカットしていきます。便器周りは線より数ミリ大きめに切るのがポイントです。最後に便器の裏側部分にまっすぐ切り込みを入れ、設置できるようにしてください。その後、床材をトイレの床に実際に置いてみて、サイズに問題がないかを確認し、調整します。
サイズに問題がなければ、床の端と便器周り、中央部分に十字を描くように両面テープを貼り付けていきます。両面テープは長く取るのではなく、細かく取った方が後で貼り付ける際に楽です。たとえば壁1面を1本の両面テープにするのではなく、2~3本くらいに分けるイメージです。
両面テープの粘着は残りやすいので、数年で床材を変えたいと思っている方や賃貸に住んでいる方はマスキングテープを貼ってから両面テープをその上に貼ると原状復帰しやすくなります。
床材を敷いて、床に固定します。一度に固定するのではなく、まずは両面テープの剥離面を剥がさずに床材を置いてから、徐々に剥離面を剥がして貼り付けていく方が失敗が少ないです。
便器の周りは数ミリ余るように切っているので、カッターなどで余った部分を便器に押し込むようにするときれいな仕上がりになります。
アクセサリーの取り付けの際には、ドライバーを使ってネジを締めてください。この際に電動ドライバーがあると効率良く作業できます。
既製品のペーパーホルダーや棚を取り付ける場合は付属でネジがついていることが多いです。使いやすいと思う位置に電動ドライバーで取り付けましょう。
100円ショップなどのインテリア用品を使って自分でペーパーホルダーを作る場合はのこぎりや塗料、ネジなど別の工具が必要になる場合もあります。
便器の脱着は水道業者へ依頼するのがおすすめ
便器の脱着を行う場合は、業者への依頼がおすすめです。
水まわりの知識が必要になるため、失敗すると水があふれ出してトイレが使用できなくなったり、集合住宅の場合は下の階の人に迷惑をかけてしまったりすることもあります。
便器自体の交換を考えている場合は、無理せず水道業者に依頼しましょう。