トイレの交換に対応している業者とは
トイレの交換に対応している業者には以下のようなものがあります。
- リフォーム業者
- 工務店
- 水道業者
- 家電量販店
- ホームセンター
トイレ交換の際はいずれかの業者を選んで依頼する必要がありますが、トイレが故障したから交換したいのか、トイレが古くなってきたから交換したいのかでは選ぶべき業者も違ってきます。
ですので、ご自身の状況を踏まえながら最適な業者を選ぶためにまずは特徴を紹介します。
リフォーム業者
リフォーム業者は、住宅に関わるリフォームを幅広く行なっている業者で、壁紙やフローリングの張り替えはもちろん、キッチンやトイレ、浴室などの住宅設備の交換も行っています。
トイレを交換するときには「室内全体をリフォームしたい」「雰囲気を変えくつろげる空間にしたい」と思っている方も多いでしょう。そんなときにはリフォーム業者がおすすめです。
リフォームのテイストや得意とするスタイルは、リフォーム業者によって異なります。
たとえば北欧風や西欧風などの海外テイストを得意としている業者もあれば、日本家屋風やシンプルモダンなどの和風テイストを得意としている業者もあります。
そのため、リフォーム業者を選ぶときには自分の理想のテイストを元に、パンフレットや公式サイトなどから施工事例とコンセプトを調べておくことが大切です。
工務店
工務店は、住宅だけではなく店舗やマンションなどのさまざまな建築工事を行っている会社です。自社工事を行うこともあれば大手ハウスメーカーの下請けに入ることもあるので、知識や経験のある社員や大工が多く在籍しています。
工務店もリフォーム業者と同様に、得意とするスタイルやテイストがはっきりとしていることが特徴です。
資格を所持している設計士や大工も在籍しているため「トイレの位置を変更したい」「トイレの室内を広くしたい」など、トイレ交換と同時に間取りを変更することもできます。
そして工務店に依頼するときのもう一つの特徴が、営業を通してではなく直接職人に相談できるケースが多いことです。
職人と相談しながらリフォームの計画を立てられるので、要望や疑問などに柔軟に対応してもらえるでしょう。
水道業者
「水道業者」と聞くと、水まわりの修理を行っているイメージを抱く方が多いかもしれませんが、トイレの交換工事を行っている水道業者もあります。
水道業者の特徴は、水漏れや故障などの急を要する工事にもスピーディーに対応しているため、トイレ本体の在庫や業者の状況次第で電話一本かけるだけで当日でもトイレの交換を行なってくれることです。
また、修理対応もできるので「水漏れ修理をしてからトイレを交換したい」「状態を見てもらってから、修理か交換か判断したい」など、修理と交換で悩んでいる方に向いているでしょう。
ただし、トイレ全体のリフォームや壁紙の交換、間取りの変更などの大幅なリフォームには対応していない業者もあるので、依頼前に作業内容を確認しておくことをお勧めします。
家電量販店
家電量販店のなかには水まわり設備や太陽光パネルの工事など、住宅リフォームや工事を行っている会社もあります。
店舗内にショールームやモデルルーム、展示スペースを設けており実際に商品を見学できる店舗もあることが特徴です。
リフォーム会社や工務店のように来店予約は必要ないので、気軽に見学や相談をしに行くことができます。
また、家電量販店は会社の規模が大きく商品流通ルートがあるため、商品が安く提供されていることが多いです。
「リフォーム+家電のセット割」「新生活セット」など、家電とセットで割引が受けられる企画などが多いことも魅力の一つ。
エアコンなどの家電の買い替えも考えている方は家電量販店を検討すると良いでしょう。
ホームセンター
「ホームセンター」と言えば、園芸品や工具などを扱っているイメージですが、最近ではリフォームサービスを開始するホームセンターも増えてきました。
ホームセンターはもともと小売業を生業としているため、設備機器に関するリフォームを得意としています。
たとえば「ウォシュレットの取り付け」「蛇口交換」「ドアの交換」など、設備の部分的なリフォームだと考えるとイメージしやすいでしょう。
しかし得意分野はホームセンターによって多少異なるため、どの分野のリフォームを得意としているのかをリサーチしておくことが大切です。
また、家電量販店と同様に店舗内にショールームや展示スペース等を設けているホームセンターが多いので、気軽に見学に行けます。
![](https://news.mynavi.jp/mizu-trouble/wp-content/uploads/2022/06/画像10-1-160x90.jpg)
トイレ交換をしている業者のメリット・デメリット
前項では、トイレ交換を行っている業者とその特徴を紹介しました。
業者それぞれに違いがありますが、状況によっておすすめできる業者は変わってきます。
例えばトイレ交換をする際にどこが安いのか、と考えたときに、トイレの機種・タイプや業者の作業費用などはその時によって違うからです。
ですので、ここではトイレ交換をしている業者のメリット・デメリットを詳しく説明していきますので、ご自身の状況と照らし合わせてどの業者が良さそうかを考えながら読んでみてください。
リフォーム業者
リフォーム業者のメリット・デメリットを簡単に表にしてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
・リフォームの知識と経験が豊富なスタッフが多い ・相談から工事までの流れがスムーズ |
・全国展開している業者が少ない ・協力業者へ施工を依頼するケースもある |
リフォーム業者にトイレ交換を依頼するメリット
リフォーム業者にトイレ交換を依頼するメリットは2つあります。
- リフォームの知識と経験が豊富なスタッフが多い
- 相談から工事までの流れがスムーズ
リフォーム業者はリフォームを専門としているプロ集団です。
そのため「腐食した床や壁紙をきれいにしたい」「トイレのイメージをガラッと変えたい」など、リフォームに関する質問や要望に柔軟に対応してもらえるでしょう。
リフォームやインテリアに関する資格を持っているスタッフが在籍していることも多いので、トイレの内装や空間デザインに関する希望を伝えることで具体的な提案を受けられることもメリットです。
またリフォーム業者は日頃から住宅の修繕や交換など、リフォームに関するたくさんの現場を経験している分、対応もスムーズ。相談から工事までが円滑に進むことが多いので「できるだけ早くリフォームしたい」という方にはぴったりです。
リフォーム業者にトイレ交換を依頼するデメリット
リフォーム業者は「全国展開している業者が少ない」という点がデメリット。
全国展開している大手業者よりも地域に密着した地場企業が多いので、信頼できる業者を自分で見極めなければなりません。
悪質なリフォームをしている業者のなかには、不要なリフォームを勧めたり追加料金を請求したりする業者もあります。
また協力会社に施工を依頼するケースもあるため、必ずしも自社施工というわけではありません。
そのため、トラブルに巻き込まれないように、口コミや施工実績、対応などを条件ごとにチェックし優良業者であるか判断してから依頼することが大切です。
![](https://news.mynavi.jp/mizu-trouble/wp-content/uploads/2022/06/画像9-160x90.jpg)
工務店
工務店にトイレ交換を依頼するメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
---|---|
・費用を抑えられる ・デザインに凝ったリフォームや間取りの変更もできる |
・工務店によって工事の質に差がある ・リフォーム業者に比べるとデザイン力は劣ることがある |
工務店にトイレ交換を依頼するメリット
工務店にトイレ交換を依頼するメリットには以下のようなものがあります。
- 費用を抑えられる
- デザインに凝ったリフォームや間取りの変更もできる
工務店に依頼する大きなメリットは、費用を抑えられるという点です。
費用を抑えられる理由は2つあり、1つ目は広告費用をかけていないこと、2つ目には中間マージンが低いことが挙げられます。
大手ハウスメーカーやリフォーム業者とは少し異なる営業形態をしているため、費用を抑えることができるのです。
さらに工務店はさまざまな建築デザインを手がけているので、デザイン性に優れたリフォームも得意としています。また、会社にもよりますが設計士や大工が在籍していることもあるため、間取りの変更も可能です。
「おしゃれにしたいけど自分で考えるのが苦手」「トイレ室内を広くしたい」など、デザインや間取りの提案をしてもらいたい方におすすめです。
また、工務店は地域に密着した営業をしていることが多いので、リフォーム後に付き合いを続けられる点もメリットと言えるでしょう。万が一工事後にトラブルや疑問点が出てきたときにも、すぐに対処してもらえます。
トイレ以外の場所をリフォームしたくなったときにも、気軽に相談することができるでしょう。
工務店にトイレ交換を依頼するデメリット
一方で、以下のようなデメリットが挙げられます。
- 工務店によって工事の質に差がある
- リフォーム業者に比べるとデザイン力は劣ることがある
工務店は事務所によって工事の質に大きく差が出ます。さらに、先ほども説明したように広告費用をかけていないので、工務店の良し悪しの判断材料は口コミや自社サイトの施工事例しかありません。
そのため、他の業者と比べて優良業者の判断がやや難しいと言えます。
また、デザイン性にバラつきが出ることもデメリットとして挙げられます。先ほど工務店はデザイン性に優れたリフォームを提案していると説明しましたが、工務店にはデザイナーが在籍していないことが多いです。
そのため設計士のセンスによっては、デザイン性はリフォーム業者に比べるとやや劣るかもしれません。
水道業者
水道業者にトイレ交換を依頼するメリット・デメリットには以下のようながあります。
メリット | デメリット |
---|---|
・修理と交換で悩んでいるときにどちらでも対応できる ・対応が早い |
・トータルデザインに関しては専門外のこともある ・悪徳業者も数多く存在する |
水道業者にトイレ交換を依頼するメリット
水道業者にトイレ交換を依頼するメリットは2つあります。
- 修理と交換で悩んでいるときにどちらでも対応できる
- 対応が早い
水道業者は水まわり修理をメインにしているので、交換と修理で悩んでいる場合にどちらでも対応することができます。
そのため「修理で済むなら修理だけしたい」「修理と交換費用があまり変わらないなら交換したい」という方におすすめです。
また、水道業者は対応スピードが早いこともメリットの一つで「即日駆けつけ」「年中無休」「早朝・深夜対応」など、スピード感を大切にしている業者が多いので、トイレが故障して使えない状態のときには非常に助かります。
すぐにトイレを交換したいと思っている方や、トイレが故障して困っている方は水道業者にお願いすると良いでしょう。
水道業者にトイレ交換を依頼するデメリット
水道業者は修理や交換などの作業をメインにしているため、トータルデザインに関しては専門外であることが多く、デザインにも凝りたい方には不向きです。
また、悪徳業者による高額請求、いわゆるぼったくり業者も存在するため、信頼できる水道業者を選ぶ必要があります。
そのため、依頼する際は公式サイトをチェックするのはもちろん、保証やアフターフォロー、口コミ・評判や施工事例などをしっかり確認するようにしましょう。
ちなみに、トイレ交換を依頼するときの水道業者選びでは、「水道局指定業者」といわれている指定給水装置工事事業者だと安心です。
以下に、水道局指定で見積もり料金無料のおすすめ業者を表にまとめていますので、参考にまずは公式サイトを確認して相見積もりをとることをおすすめします。
業者 | 水道局指定 | 見積もり | 即日対応 | 作業料金 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() イースマイル |
◎ | 無料 | 最短20分 | 8,800円~+部品代 (+廃材引き取り料) |
詳細 |
![]() 水の生活救急車 |
◎ | 無料 | 最短5分手配 | 8,800円~+材料費 (+追加作業費) (+時間外料金) |
詳細 |
![]() 住まいる水道 |
◎ | 無料 | 最短30分 | 4,000円~+材料費 ( + 延長追加料金) (+時間外追加料金) |
詳細 |
※詳細は公式サイトでご確認ください。
※水道局指定業者はお住いの市区町村の水道局指定かご確認ください。
※対応エリアは一部市区町村を除く場合があります。
家電量販店
家電量販店にトイレ交換を依頼する際のメリット・デメリットは以下になります。
メリット | デメリット |
---|---|
・セット割やキャンペーンで商品を安く購入できる ・商品の種類が多く、実際に見て比較検討できる |
・大掛かりなリフォームには対応していない ・具体的なプランニングやデザインは専門外 |
家電量販店にトイレ交換を依頼するメリット
家電量販店に依頼するメリットは以下になります。
- セット割やキャンペーンで商品を安く購入できる
- 商品の種類が多く、実際に見て比較検討できる
家電量販店は「新生活セール」「創業祭」「セット割り」などのキャンペーンを行っていることが多く、商品を安く購入できることがメリットです。
リフォームキャンペーン中に交換すれば工事料金が安くなり、家電の購入も検討しているのならセット割で商品もお得に購入できるでしょう。
また、家電量販店は店舗が大きく商品の種類も豊富なので、さまざまな商品を実際に見て比較検討することができます。
そのため「トイレを実際に見てから購入したい」「リフォームのイメージが湧かない」という方にはぴったりです。
家電量販店にトイレ交換を依頼するデメリット
家電量販店には以下のようなデメリットがあることも覚えておきましょう。
- 大掛かりなリフォームには対応していない
- 具体的なプランニングやデザインは専門外
家電量販店は工事のクオリティを維持するために施工範囲が狭いことが多く、間取りの変更や配管に触れるような、大掛かりなリフォームには対応していないことがあります。
また、基本的にはプランニングやデザインに関しては専門外なので「一緒にプランニングを考えてほしい」「提案してほしい」という方には不向きです。
反対に「便器を交換できればいい」「特にこだわりはない」という方は、家電量販店を検討してみてください。
ホームセンター
ホームセンターにトイレ交換を依頼するメリット・デメリットを簡単に表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
・リフォーム費用を抑えられる ・気軽に展示を見に行けて相談もできる |
・リテール品の販売がほとんど ・自社スタッフによる施工はほとんどない |
ホームセンターにトイレ交換を依頼するメリット
ホームセンターにトイレ交換を依頼するメリットは以下の2つです。
- リフォーム費用を抑えられる
- 気軽に展示を見に行けて相談もできる
ホームセンターに依頼する場合、リフォーム業者と比べて費用を抑えられることがメリットです。
ホームセンターはトイレの取り付け工事を直接工事会社に依頼していることがあり、その場合は中間マージンを抑えられるので設置費用も安くできます。
また、家電量販店と同様に店舗内に展示スペースを設けているため、買い物ついでに展示品を見学できることもメリットです。
気になる商品があれば担当に相談もできるので、身構えずに気軽にリフォームを進められるでしょう。
ホームセンターにトイレ交換を依頼するデメリット
しかし、ホームセンターの商品は「リテール品」という主要な機能を省いて安くしている商品なので、メーカーのカタログ掲載品とは仕様がやや異なります。
そのため「カタログと同じ商品がいい」「機能性も重視したい」という方は、満足できる商品が見つからないかもしれません。
機能性よりも費用を重視したいと考えている方は、ホームセンターを検討してみてください。
トイレの交換にかかる時間・期間
業者がトイレの交換作業を行なったときにかかる時間は、トイレのどの部分を交換するかによっても変わってきます。
- ・トイレの一部のみの交換:約1~2時間
- ・トイレ本体の交換:約2~3時間
トイレの一部のみの交換:約1~2時間
トイレの便座やTOTOのウォシュレット、INAXのシャワートイレなどの温水洗浄便座やそれに付随するリモコンなど、トイレの一部のみを交換する場合はおよそ1~2時間程度で作業が完了します。
一部のみの交換であれば、作業量も少なく、持ち込む部品も多くないため、短い時間で作業が終わることが多いです。
トイレ本体の交換:約2~3時間
トイレをまるごと交換する場合、約2~3時間程度かかる可能性があります。
一部と違い、便器一式をまるごと取り外し新しい便器一式を取り付けるため、作業量も増えてしまうためです。
また、例えば一般的なトイレからタンクレストイレや、和式から洋式トイレに変えるなどのより利便性の高いトイレに交換する際は半日~1日以上の期間がかかる可能性もあります。
利便性の高いトイレにグレードアップする場合、同じタイプのトイレの交換と違い別途工事が必要なる場合があり、そういった場合はより時間がかかってしまいますが、時間についてはスタッフが案内してくれるはずですので、確認すると良いでしょう。
トイレ交換をするときの業者選びのポイント
ここまではトイレ交換を行っている業者を紹介してきました。
では、業者探しをするときにはどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。業者選びのポイントは5つあります。
- 自社スタッフが工事しているか
- 許認可を得ているか
- 価格は適正であるか
- 手数料はかからないか
- 保証やアフターサービスは充実しているか
それぞれ詳しく説明します。
自社スタッフが工事しているか
トイレ交換を行っている業者のなかには、下請け業者に工事を委託している業者もあります。
間に業者を挟むと中間マージンがかかるだけではなく、認識のギャップが生まれたり連絡の不備が出てきたりすることも。
また、金額やアフターフォローなども事前に打ち合わせしたものと差がでるケースもあります。
そういったトラブルを避けるためにも、できれば相談から施工までを一貫して行っている業者に依頼しましょう。
許認可を得ているか
トイレ交換を依頼するときには、許認可を得ている業者に依頼しましょう。
大掛かりなリフォーム工事をする際には「建設業許可」という、行政から建設業の許可を得なければなりません。建設業許可を簡単に説明すると、発注者を倒産や手抜き工事から守るための制度です。
税込500万円を超える大掛かりなリフォーム工事には、建設業許可が必須になります。
しかし、税込500万円以内の軽微な工事であれば許可を得ずとも工事が可能なので、許可なしで工事を行っている業者も多いのが現状。
許可が不要だといっても、発注者としては行政から許認可を得ている業者のほうが安心して依頼できます。
リスクを排除するためにも、できるだけ建設業許可を得ている業者に依頼をしましょう。
価格は適正であるか
トイレ交換をする際には契約前に必ず見積もり提示があるので、価格が適正であるかを確認しておきましょう。安すぎても高すぎても要注意です。
悪徳業者のなかには、見積もり時には安い料金を提示しておきながらも追加料金を工事後に請求したり、工事内容に見合わない高額請求をしたりしている業者もあります。
そのような被害に遭わないためにも、トイレ交換の費用相場に沿った金額を提示している業者に依頼することが大切です。
また、見積書に「工事一式」と記載がある場合には、一式に含まれる内容を必ず確認してください。工事で出た廃材費や撤去費用などの手数料が含まれていない場合、それらの金額が請求時に上乗せされる可能性があるからです。
優良業者に依頼するためにも、契約前に必ず見積書の内容説明を求めましょう。
手数料はかからないか
手数料の有無も必ずチェックしておきたいポイントです。
業者によっては「早朝・深夜費用」「見積書作成費用」「キャンセル料」などの手数料を設けている場合があります。
手数料が発生すると、例えば現地調査などで訪問しただけで施工を依頼しなかったとしても支払いが発生し、施工した場合にはどんなに工事料金が安くても結果的に支払う料金が高くなってしまう恐れがあります。
優良業者は見積書作成費用やキャンセル料などを無料で行う傾向があるので、手数料がかからない業者を選ぶと安心です。
保証・アフターフォローは充実しているか
ついつい見落としがちですが、保証やアフターフォローの有無はとても重要です。
どんなに知識や経験が豊富なプロが工事をしても、トイレ交換後に初期不良を起こしたり水漏れを起こしたりすることはあります。
その場合、保証やアフターフォローがしっかりしている業者であれば無料で対応してもらえることがほとんどです。
したがって、以下のような保証やアフターフォローを設けている業者を選びましょう。
- 工事後◯年間保証のような、保証期間がある
- 低価格で点検などのアフターフォローを行っている
トイレを交換した後に安心して使い続けるためにも、保証やアフターフォローが充実している業者に依頼しましょう。
トイレ交換にかかる費用相場
トイレ交換の業者を選ぶとき、相場感を知ることが大切だと説明しました。ではトイレの交換にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。ここではトイレ交換にかかる費用相場を紹介します。
作業内容 | 費用相場 |
---|---|
トイレ全体のリフォーム | 14万円〜32万円 |
便器交換 | 30,000円〜21万円 |
クロスの張替え | 25,000円〜45,000円 |
床材の張り替え | 10,000円〜60,000円 |
便器の価格は性能や形状によっても前後し、基本的にはタンク付きトイレよりもタンクレストイレのほうが価格は高くなります。
また、業者によって費用の詳細は違いますが、例えば既存の便器を処分する処分費用・廃材費などがかかる可能性もあります。
しかしこれらの費用はあくまで相場なので、業者によって「このメーカーなら割引できる」「この製品なら安い」など、価格に差が出るものです。
具体的な金額を知るためにも、依頼前には必ず相見積もりをしてから契約をしてください。
![](https://news.mynavi.jp/mizu-trouble/wp-content/uploads/2022/06/画像8-1-160x90.jpg)
業者選びの失敗例
業者選びをするときには、失敗例から選び方を知ることも大切です。
ここでは業者選びの2つの失敗例を紹介します。
相見積もりをしなかった
トイレ交換でよくある失敗が、相見積もりをせずに初めに相談した業者と契約してしまうケースです。
相場感を知らないまま依頼をし、工事後に提示価格が高額であることに気付く失敗例は少なくありません。
たしかに相見積もりは手間も時間もかかりますが、相見積もりからでしかわからないこともあり、トイレ交換を適切な価格で受けるためには必要なことです。
例えば、スタッフの対応の丁寧さや対応のスピード感などは業者ごとによって違います。
そのため、できれば3社以上で相見積もりを取りましょう。
しかし、その中から1社を選び、必然的に他の業者はお断りするため、断るのが苦手な方は「家族で話し合ってから決めたい」「次は別の業者が見積りに来る」など、断りの定型文を考えておくとよいでしょう。
「工事一式」の内容を確認しなかった
トイレ交換にはさまざまな手数料が発生することがあります。
公式サイトや見積書に記載されている「工事一式◯円」を鵜呑みにして契約し、追加料金や手数料を請求されたというケースも多く見られます。
トイレ交換をする際には、配管や古い便器の処理費用や出張費用などがかかることがほとんどです。
それらの必要な費用が一式に含まれているかいないかで、請求金額も大きく変わります。
「工事一式」と記載がある場合には「どこまでの範囲が一式に含まれているのか」「手数料はかかるのか」など不安な点は必ず作業前に確認し、納得してから施工を依頼しましょう。
ちなみにトイレ修理・交換での悪徳業者による被害事例はこちらのページにまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
![](https://news.mynavi.jp/mizu-trouble/wp-content/uploads/2022/01/kougakuseikyuutaisaku-160x90.jpg)
トイレ交換をする際の注意点
トイレ交換をする際に注意しておきたいのは以下の2つです。
- トイレを使えない時間
- コンセントの位置と種類
トイレの交換は1日で終了する工事もあれば、工事内容によっては数日かかることもあります。工事をしている間はもちろんトイレを使用することはできないので、工事にかかる時間を必ず確認しておきましょう。
工期を確認するとともに、トイレが使えない間の対策も考えておくと安心です。
また、トイレ交換と同時にウォシュレットを設置したり暖房器具を導入したりする場合、コンセントの位置も要確認。
コンセントの位置や種類によっては移動や新設が必要になるからです。
これらを確認しないまま交換を進めてしまうと、作業が途中で中断したり延長コードが必要になったりすることも。
延長コードが必要になる場合には見た目を損なうだけではなく、つまづきなどのリスクもあります。
新しい機能を取り付ける場合には、工事前に必ずコンセントについて質問しておきましょう。
まとめ
依頼先によって費用やデザイン、対応スピードなどが異なるので、それぞれの特徴・メリット・デメリットを把握してから依頼することが大切です。
「交換さえできればいい」「安く済ませたい」「せっかくだからトイレを丸ごとリフォームしたい」など、目的に合わせた業者を選びましょう。
トイレ交換を行っている業者は優良業者がほとんどですが、なかには悪質な営業をしている悪徳業者も存在しています。
被害に遭わないためにも、業者選びをする際には相見積もりを取り、見積書の内容をしっかりと理解しておくことが重要です。
今回紹介した業者選びのポイントや注意点を念頭に置き、信頼できる業者に依頼しましょう。
まずは無料相談!全国対応&水道局指定のおすすめ業者
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※記事内で紹介した水道業者様は編集部が独自にリサーチを行い、料金や口コミ等、様々な情報を基に
順位付けをしております。