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正しい浴槽の掃除方法を解説|汚れの原因を知って簡単にお手入れ

2024.08.30
2024.08.30
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家族が毎日使うお風呂は、1日の疲れを癒やす場所だからこそ綺麗にしておきたい場所です。しかし、掃除しても「思ったように綺麗にならない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、お風呂に付着しやすい汚れの種類を紹介するとともに、それぞれに合った掃除方法を紹介。清潔なお風呂を保つために、ぜひ役立ててください。
目次  [閉じる]

浴槽につく汚れの種類

浴槽に発生しやすい汚れは「石鹸カス」「水垢」「皮脂汚れ」「赤カビ」「黒カビ」の主に5種類。さまざまな種類の汚れがつきやすく原因も異なるため、掃除を効果的に行うにはまず汚れの性質と有効な落とし方を理解しておくことが重要です。

汚れにはアルカリ性の汚れと酸性の汚れがある

浴槽につきやすい汚れは、大きく「アルカリ性」と「酸性」に分けられます。主な5種類の汚れのうち、浴槽の表面などが白くザラザラとする「石鹸カス」と表面がくすみヌルヌル感やザラつきがある「水垢」はアルカリ性。

赤やピンク色のヌメヌメした「赤カビ」、パッキンなどが黒ずむ「黒カビ」、浴槽内やお風呂全体の壁が黄ばむ「皮脂汚れ」は酸性の性質を持っています。

それぞれの汚れの性質に合わせた掃除が必要

アルカリ性と酸性の汚れは性質が異なるため、それぞれの性質に合わせた掃除を行うことが大切です。汚れの性質がアルカリ性なら酸性を、酸性ならアルカリ性を、それぞれとは逆の性質の洗剤を使用することで汚れを緩め、効率的に汚れを落とすことができます。

ただ、お風呂はアルカリ性の皮脂汚れや酸性の石鹸カスなどさまざまな汚れが混在しやすいため、洗剤の使い分けをしましょう。日頃はどの汚れにも対応できる中性洗剤を使い、頑固な汚れを落としたいときに汚れの性質に応じた洗剤を使用するのがおすすめです。汚れに応じた洗剤といっても特別なものを用意する必要はなく、近くで市販されている物や家にある物でしっかり頑固な汚れも落とすことができます。

アルカリ性の汚れの掃除方法

浴槽に発生しやすい汚れの中で、アルカリ性の性質をもつのは「石鹸カス」「水垢」の2種類です。それぞれが発生する原因と掃除方法を知っておけば効率的に掃除ができます。

アルカリ性を中和できる酸性のものが有効

アルカリ性の汚れには、逆の性質を持つ酸性の洗剤を使うのが有効です。反対の性質の洗剤を使うことで汚れに中和反応が起こり、汚れが浮き上がるまたは緩くなるので落としやすくなります。

掃除に使える酸性の身近なものとしては、お酢・レモン・クエン酸などがありますが、特にクエン酸はニオイが少なく家庭内でも気軽に使えるのでおすすめです。

石鹸カスの原因と掃除方法

アルカリ性の汚れである石鹸カスが発生する原因は、水道水の中のマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分と体を洗う際の石鹸が結合してお風呂にこびりつくことです。浴槽、洗面器、椅子、ドアなどに付着しやすい特徴があります。

水だけではなかなか落ちないので、石鹸カスにはクエン酸スプレーが有効です。空のスプレーボトルに「クエン酸小さじ1」と「水100ml」を入れてよく混ぜ、気になる部分にスプレーした上で5~10分放置。その後、スポンジなどでこすれば落とすことができます。また、シャンプーやボディーソープをしっかり泡立てて使用することで石鹸カスの予防に繋がります。

水垢の原因と掃除方法

アルカリ性の汚れである水垢が発生する原因は、水道水がその場で蒸発することです。水道水の中にはマグネシウムやカルシウムといったミネラル成分が含まれており、水分が蒸発するときに固形物として残ってしまいます。蛇口や鏡などで目立ちやすいのが特徴です。

水垢にもクエン酸が有効ですが、ウロコ状に広がるしつこいものにはクエン酸パックおすすめです。クエン酸スプレーを吹き付けた場所が乾かないようにキッチンペーパーやラップを掛けて5~10分放置し浸透させることで、頑固な水垢が落としやすくなります。また、水垢の原因はその場に水道水が残ることなので、お風呂を上がる際に全体を水切りしておくのも予防に繋がります。

酸性の汚れの掃除方法

浴槽に発生しやすい汚れの中で、酸性の性質をもつのは「皮脂汚れ」「赤カビ」「黒カビ」の3種類です。それぞれが発生する原因と掃除方法を知っておけば効率的に掃除ができますので、こちらもぜひチェックしておきましょう。

酸性を中和できるアルカリ性のものが有効

上で説明したアルカリ性の場合と同じく、酸性の汚れには逆の性質を持つアルカリ性の洗剤を使うのが有効です。反対の性質を利用することで汚れに中和反応が起こり、汚れを浮かせて落としやすくなります。

掃除に使えるアルカリ性のアイテムとしては、セスキ炭酸ソーダ・重曹・酸素系漂白剤などがありますが、特に重曹は人に対して安全性が高く気軽に使えるのでおすすめです。また、価格も安くいろいろな場所に使えるので、掃除にかかるコストも抑えられます。

皮脂汚れの原因と掃除方法

お風呂は人が体の汚れを落とす場所なので、必ず皮脂汚れがでます。その皮脂汚れと石鹸カスやホコリが混ざることで雑菌が繁殖し、浴室のヌメリの原因となります。

皮脂汚れは酸性の性質があるのでアルカリ性の洗剤も有効ですが、中性の浴室用洗剤は皮脂汚れに特化している場合が多いです。そのため、浴室用とされている洗剤の用法で使用し、軽くこするだけで十分に落とすことができます。

赤カビの原因と掃除方法

お風呂は水分が多く、皮脂汚れや石鹸カスなどの栄養分が豊富なので、カビが好みやすい環境です。小さなカビでも少し放置すれば、どんどん繁殖していくでしょう。カビの中でも赤やピンクに見える赤カビは、厳密にはカビでなく酵母菌の一種でロドトルラです。

赤カビは軽くこすれば落ちやすい性質があるため、シャワーなどで汚れの部分を軽く濡らし、市販の浴室用洗剤を吹き付けて軽くこすれば簡単に落とすことが出来ます。

黒カビの原因と掃除方法

水分や皮脂汚れなどが豊富なお風呂はカビが発生しやすい環境ですが、中でも黒カビは素材の奥深くまで根を張ってしまいます。表面側は綺麗に見えても、根絶しない限り再発し続けるのが特徴です。

そんな黒カビには、市販のカビ取り剤を使うのがおすすめ。浴室用洗剤はこすることも多いので多少濡れていた方いい場合も多いですが、カビ取り剤の場合は効果が薄まってしまうので乾いた状態での使用が大切です。カビ取り剤を気になる黒カビに付けて、15分ほど放置後にシャワーで流して掃除しましょう。黒カビは根を張るので根絶が難しく、黒カビが発する胞子は人体の影響もあります。早い段階から掃除をしておくことが重要です。

ちなみにお風呂のカビについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてください。

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浴槽の掃除でおすすめの道具

最近では、数々のメーカーからさまざまなお掃除グッズが販売しているため迷いますが、家にある身近なものでもお風呂掃除は可能です。ここでは、身近で使いやすい浴槽掃除におすすめのグッズを紹介します。

浴槽掃除におすすめのグッズ
  • 重曹
  • クエン酸
  • 塩素系漂白剤
  • メラミンスポンジ

重曹

炭酸水素ナトリウムという成分でできている重曹は、昔から料理などで広く使われてきた人体にもクリーンなアイテムですが、最近はお掃除グッズとして注目されています。

重曹は弱アルカリ性の性質を持っているので、お風呂内の酸性の汚れである「皮脂汚れ」や「カビ」のお掃除に最適です。軽い汚れやヌメリにはぬるま湯に重曹を溶かした「重曹スプレー」、黒カビなどの頑固な汚れには重曹と水を3:1で混ぜた「重曹ペースト」が有効。また、洗面器やおもちゃなどのお風呂グッズには、残り湯に重曹を1カップ溶かして「つけおき」洗いもできます。

クエン酸

クエン酸は、柑橘類や梅干しなどにも含まれる成分で、酸性の性質を持っているので、お風呂内のアルカリ性の汚れである「水垢」や「石鹸カス」の汚れに効果を発揮できます。

クエン酸はそのまま使用することはあまりなく、水100mlに小さじ1ほどのクエン酸を溶かして「クエン酸スプレー」として使うことが主となります。人体にほとんど害もないので、水垢が発生しやすい場所にスプレーを作り置きしておくと便利です。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は、お風呂場の他にキッチンなどでも消毒やお掃除に使われています。塩素系漂白剤には次亜鉛酸ナトリウムが含まれており、カビや除菌に対して高い効果が期待できます。

お風呂の掃除に使用する際は、空のスプレーボトルに2~3倍に薄めた塩素系漂白剤を入れて吹き付ける方法や、薄めた溶液をハケなどで直接塗る方法がおすすめです。

塩素系漂白剤を使用する際の注意点

カビ取り剤や塩素系漂白剤などは高い洗浄力を期待できますが、刺激臭を持っている場合も多く、酸性洗剤と混ざれば有毒ガスが発生します。塩素系漂白剤を使用する際は、換気をした上で他の洗剤とは混ざらないように注意してください。また、容器に記載されている説明書きや使用上の注意をよく読んで用法を守りましょう。

メラミンスポンジ

「激落ちくん」などで有名なメラミンスポンジは、通常のスポンジとは異なり水だけで綺麗に汚れが落とせる便利なお掃除グッズです。研磨作用があるため浴槽のお掃除には向いていませんが、汚れを削り取るのが得意なので窓ガラスやコーティングされていない鏡、蛇口周りのシンクなどの水垢を磨くのに向いています。

浴槽をきれいに保つためにできること

浴槽を綺麗に保つためには定期的なお掃除が欠かせませんが、日頃から少し気を付けておけば浴槽の汚れを予防して掃除をより楽にできます。毎日でも簡単にできる予防法を紹介しますので、蓄積した頑固な汚れを生まないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

お風呂を使ったらお湯をかけておく

お風呂に入ったあとは、全体にお湯をかけておくとカビが予防できます。カビは50℃以上の熱にさらされると殺菌できると言われているので、50℃ほどのお湯を全体にかけておくと効果的です。

カビは湿度が高い状態では繁殖しやすいのでお湯をかけることで蒸発し、乾燥も早くなるため有効な方法です。バスタブや浴室の床は耐熱温度が高いわけではないので高温のお湯をかけると不具合につながるおそれがあります。お湯をかける場合は50℃ほどのお湯を使用してください

重曹を使った入浴剤

重曹は人体に影響がほとんど無いので、入浴剤として使うのもおすすめです。重曹はアルカリ性の性質があるため、浴槽の汚れが落ちやすくなるだけでなく、人の体の毛穴に詰まった酸性の皮脂汚れも取れやすくなります。

入浴剤ほどのリラックス効果はあまり期待できませんが、樹叢を使用した入浴剤も販売されており、毛穴の汚れと浴槽の汚れを同時に落とせて経済的です。入浴剤としての使用量目安は、浴槽1杯分に対して大さじ1~3程度。ただし、初めての場合は重曹の量を少なめにして肌への影響を確認し、上がる際はシャワーで体を流すようにしましょう。

浴槽をきれいに保って快適なお風呂へ

お風呂はさまざまな汚れが混在しやすい場所のため、それぞれの汚れに合った掃除方法が大切です。頑固な汚れが発生したらなかなか落ちませんが、定期的にお掃除をすれば日頃のお手入れは確実に楽になります。この記事で紹介した掃除方法や予防方法を実践して、綺麗で快適なお風呂を保ちましょう。

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