お風呂トラブル時のチェックポイント
お風呂のつまりや水漏れ時には以下のポイントを必ずチェックしましょう。
- つまりや水漏れの発生原因はどこか
- 応急処置方法はあるか
- 自分で解決できるか
- 信頼できる水道業者に心当たりはあるか
つまりや水漏れの発生原因はどこか
お風呂のつまり・水漏れが発生した際に、その原因は何なのかを把握しましょう。
つまりや水漏れの原因によって対処法は違うため、トラブルの原因とは関係ない対処法を行わないためにも、その原因の把握が必要です。
例えば、お風呂の蛇口から水漏れが起きていると思い、蛇口のパッキンを交換しても、そもそも排水管のトラブルであった場合、水漏れを解消することはできません。
そのため、むやみに対処せず、まずは原因を把握しましょう。
応急処置方法はあるか
つまりや水漏れは放置しておくと、床下への水漏れ等を引き起こし甚大な被害になってしまうため、応急処置を行いましょう。
つまりの場合は排水口の掃除や流れない水を除去する等で応急処置を行うことができますし、水漏れの場合は止水栓を締め水の流れを遮断することで応急処置が可能です。
応急処置を行うことで時間的にも余裕が生まれるため、まずはこれ以上被害を大きくしないためにも応急処置を行いましょう。
自分で解決できるか
つまりや水漏れは軽度であれば自分で解決することができます。
例えば、つまりの原因が排水口の中の髪の毛だった場合、掃除や洗剤で髪の毛を除去することで解消できますし、水漏れの場合はボルトやナットを締めたりパッキンを交換する等で対処することができます。
もちろん、中にはDIY上級者でなければ難しいものだったり、そもそも一個人では対処できない原因等もありますので、原因の見極めは重要になります。
自分で解決できるつまりや水漏れであれば自分で対処しても問題ありませんが、自己解決が難しいと判断した場合はすぐに水道業者に相談した方が良いでしょう。
信頼できる水道業者に心当たりはあるか
お風呂のつまり・水漏れで修理業者を呼ぶ際はその水道業者が信頼できる業者なのかをきちんと確認しておきましょう。
水道業者の中には高額な費用を請求してくる、いわゆるぼったくり業者も存在し、その被害件数は年々増加している傾向にあります。
そのため、相見積もりを行い金額だけではなく駆けつけ・対応スピードやスタッフの対応などを業者同士で比較し、自分自身で信頼できると感じた水道業者に修理を依頼するようにしましょう。
お風呂がつまる原因
お風呂のつまりは主に汚れが原因でつまる事が多く、浴室内の排水溝であれば以下のような原因でつまりが発生します。
- 髪の毛
- 石鹸カス
- 垢
- 袋の切れ端等の固形物
またこれ以外にも屋外の排水桝に汚れがたまることでつまりが発生する場合もありますが、その場合はお風呂のみならず他の箇所でもつまりが発生します。
髪の毛によるつまり
お風呂で髪の毛を洗った際に抜け落ちた髪の毛が溜まり、排水溝をつまらせてしまう原因になります。
そもそも髪の毛は1日あたり50本~100本ほど抜け、秋になると200本前後抜けることもあり、その髪の毛が排水トラップに溜まってしまうと水が流れづらくなり、その結果つまりが発生します。
また、たまった髪の毛は石鹸カスや垢等の汚れが付着しやすいため、さらにつまりを促進させます。
髪の毛によるつまりを対処するためには、排水溝の掃除はもちろん、薬局等で市販されているパイプクリーナーも有効です。
ただし、パイプクリーナーは例えば、シャンプーの詰替袋の切れ端等の固形物には効果がなく、つまりの原因によっては効果がないため、髪の毛以外にもつまりの原因があるのであれば効果が無いこともあるので注意が必要です。
石鹸カスによるつまり
シャンプーやボディーソープなどの石鹸カスもお風呂をつまらせる原因になります。
石鹸カスは排水溝にある髪の毛や固形物などに付着し、徐々に大きくなっていき、ドロドロした塊となって排水溝をつまらせてしまいます。
石鹸カスへの対処法としては、お酢やクエン酸を利用するのが代表的で、石鹸カスはアルカリ性のため酸性の成分で対処ことができます。
垢によるつまり
毎日のお風呂で流れる垢や皮膚でもお風呂の排水溝つまりを引き起こす原因になります。
1回のお風呂でつまりが発生するわけではありませんが、お風呂の回数が多い人や家族の人数が多い場合、その分垢や皮膚が流れていき、それが排水トラップや排水管の内側にこびりついた結果、詰まってしまいます。
垢や皮膚は酸性汚れですので、重曹を始めたとするアルカリ性の洗浄剤がつまり解消に役立ちます。
袋の切れ端等の固形物
シャンプーやボディーソープなどの詰替え用についてくる袋の切れ端やヘアゴム、カミソリの刃や歯ブラシ等、お風呂で使用する可能性のある道具はもちろん、子供のおもちゃなどもつまりの原因になります。
固形物に関しては洗剤等ではどうにも出来ないため、自分でつまりを解消したいのであればスッポンやパイプクリーナーを利用する手もあります。
しかし、使い方を間違えるとつまりが解消されないだけではなく、被害を拡大してしまう可能性もありますので、自分での対処が難しいと判断した際にはすぐにお風呂つまり修理業者に相談しましょう。
お風呂の水漏れ原因とその対処法
お風呂で水漏れが起きた時、そのトラブル箇所や原因によって対処法が違い、具体的には以下のような箇所から水漏れが発生します。
- 蛇口からの水漏れ
- シャワーからの水漏れ
- 浴槽からの水漏れ
- 換気扇からの水漏れ
- 給湯器からの水漏れ
- 床や壁からの水漏れ
蛇口から水漏れする原因
蛇口から水漏れが起きた場合、以下の様な原因が考えられます。
- 部品の経年劣化
- 給水管のトラブル
- 金属のゆるみ
蛇口にはさまざまなタイプがありますが、どのタイプでも水漏れする原因は共通しています。
蛇口の寿命・耐用年数は10年~15年程度と言われているため、長く使っている蛇口であれば経年劣化も起こり、水漏れが起きる可能性も高くなります。
蛇口から水漏れした際の対処法
蛇口からの水漏れ原因が経年劣化の場合、劣化した部品を交換することで水漏れを解消することができ、部品によってはホームセンターに売っている工具を使用し自分で解決することが可能です。
しかし、給水管の場合はDIYで修理をすることが難しい場所になりますので、水道業者に修理を依頼したほうが良いでしょう。
そして、ナットやボルト等の金属の緩みで水漏れが起きている場合は、該当パーツを締め直すことで水漏れを解消することができますが、こちらも経年劣化で締め直すことができない場合もありますので、その場合は新しい部品と交換するか、自信がない人は修理業者に依頼するのが良いでしょう。
シャワーから水漏れする原因
シャワーから水漏れする場合、基本的には部品の劣化が原因です。
水漏れが起きる箇所として可能性が高いのはシャワーヘッド・シャワーホース・シャワーヘッドとホースのつなぎ目・ホースと蛇口のつなぎ目等ですので、どこが水漏れ原因なのかをしっかりと特定しましょう。
シャワーから水漏れした場合の対処法
部品の劣化でシャワーから水漏れが起きた場合は部品の交換が有効です。
パッキンやナット等はもちろん、シャワーヘッドやホースも交換することが可能ですので、自信がない人は修理業者に依頼するのが良いでしょう。
浴槽からの水漏れ原因
浴槽自体のひび割れや排水溝の部分から水漏れが起こることがあり、その原因としては経年劣化があげられます。
浴槽の寿命は平均で10年~15年と言われており、それ以上の長い期間使っていると、ひび割れが入ってしまい、それは浴槽の排水溝を塞ぐゴム栓も同じです。
また、それ以外にも浴槽と給湯器をつなぐ給排水口の劣化なども水漏れ原因として考えられます。
浴槽から水漏れした場合の対処法
浴槽から水漏れが起きた場合、基本的には部品の交換が必要になりますが、トラブル箇所によってはお風呂修理業者に連絡した方が良い場合があります。
例えば、お風呂の排水溝のゴム栓の劣化であれば、ゴム栓を交換すれば良いだけなのでホームセンター等で新しいゴム栓を購入し交換することが出来ます。
しかしその他、浴槽のひび割れ等については防水テープやシーリングで応急処置はできるものの、しっかりと対処するのであれば業者の力が必要です。
換気扇からの水漏れ原因
換気扇からの水漏れは、実は水漏れではなく換気扇の中で溜まった結露が流れ込んだり、外から入る雨水が流れ込んで来ているケースが多くあります。
そういった水分に晒されることで換気扇内の部品が劣化してしまう事があります。
換気扇から水漏れした場合の対処法
基本的には換気扇内の水分を拭き取ることで、水漏れを解消することができます。
また、部品の劣化に関しては交換が必要となりますので、経年劣化の可能性があるのであれば修理業者に点検をお願いしましょう。
給湯器からの水漏れ原因
給湯器から水漏れが起きる場合、以下のような原因があります。
- 給排水ホースの裂傷
- 内部パーツの劣化
- ナット等の金属のゆるみ
- 安全弁(逃がし弁)の故障
このように給湯器の水漏れに関しては原因となる可能性のある場所が複数あるため、どこが水漏れの原因なのかをしっかりと判断する必要があります。
給湯器から水漏れした場合の対処法
給湯器は精密機器ですので、基本的には修理業者に点検・修理を依頼するのが良いでしょう。
ナットやボルト等の接続部にある金属のゆるみが原因であれば締め直すだけで水漏れを改善することができますので自分でも対応できますが、ホースや内部パーツの劣化は難易度が高く自分で対処するのは非常に難しいです。
また下手に対処してしまうとさらに被害が拡大する可能性もありますので、信頼できる修理業者に修理を依頼してください。
床や壁からの水漏れ原因
床や壁から水漏れが起きている場合、考えられる原因は下記の2種類です。
- シリコンなどの劣化
- 配管やパイプ類の破損
床や壁から水漏れした際の対処法
シリコン等が劣化した場合はDIYに慣れている人であればご自身で補修することが可能ですが、配管やパイプ類の破損に関してはDIYで修理することができないため、水道業者に修理を依頼しましょう。
ちなみに、配管やパイプ類が故障し水漏れが起きているのを放置してしまうと、カビやシロアリの発生に繋がるため、早めに対処しましょう。
お風呂の修理にかかる費用の相場
お風呂トラブルを修理する際にかかる費用の相場は以下の様になっています。
お風呂のつまり | 6,000円~40,000円 |
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水漏れ | 3,000円~30,000円 |
蛇口・水栓修理 | 3,000円~30,000円 |
浴槽の修理・塗装 | 95,000円~150,000円 |
浴室のドア修理 | 15,000円~30,000円 |
給湯器の修理 | 7,000円~40,000円 |
換気扇の修理 | 5,000円~50,000円 |
暖房乾燥機の修理 | 15,000円~50,000円 |
これらはいずれも相場ですので、実際にかかる費用は業者が出す見積もりによってわかるでしょう。
また、例えばつまりがひどい場合や、浴槽に使われている材質など、トラブルの内容や規模によっては価格が変動し、相場よりも高くなる可能性もあります。
しかし、修理費用の相場と業者からもらった見積もりを比較した際に、あまりにも安すぎる、もしくはあまりにも高すぎる場合、悪質な業者である可能性もあります。
そのため、正式に依頼する前に見積書に記載されている金額と相場を比較して、納得できる金額であるかを必ず確認しましょう。
お風呂の交換にかかる費用の相場
トラブルの規模が大きい場合、修理では対応が難しい場合は交換が必要になり、その際にかかる費用は以下の様になっています。
蛇口・水栓交換 | 5,000円~60,000円 |
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浴槽の交換 | 50,000円~600,000円 |
浴室のドア交換 | 40,000円~160,000円 |
天井・壁・床・タイルの交換 | 40,000円~300,000円 |
給湯器の交換 | 100,000円~400,000円 |
換気扇の交換 | 30,000円~150,000円 |
暖房乾燥機の交換 | 100,000円~400,000円 |
こちらも修理同様、トラブルの規模や交換する部分によって価格は変わってくるため、あくまで相場となっています。
しかし、修理と比べると高額になっている傾向にあり、中にはすぐに出せるような金額ではない、という場合もありますので、交換が必要になったと分かった場合に、その業者がどのような支払い方法に対応しているのかを確認しておくと良いでしょう。
お風呂つまり・水漏れ修理業者の選び方
お風呂トラブルを業者に依頼する際は以下のポイントを意識して選びましょう。
- 金額が妥当であるか
- 知識・経験は豊富か
- 保証・アフターフォローの内容はどうか
- 指定給水装置工事事業者であるか
- スタッフの対応はどうか
安易に業者を選ぶと悪質な業者による高額請求や手抜き工事をされてしまう可能性もあるので、業者選びはしっかりと行いましょう。
金額が妥当であるか
修理にかかる金額はトラブル症状や必要な部品、依頼する業者によって違いますが、その費用が適切な金額であるかを確認しましょう。
悪質な業者の中には安すぎる費用で利用者を騙し、あとで高額請求を行なってくるケースがあります。
例えば、ホームページに「修理は100円~」と記載してあるのに実際に依頼すると「違う部分も工事が必要」と追加工事を提案し最終的には高額な請求を行なってきます。
そのため、依頼前には必ず見積もりを出してもらい、その金額が適切なものかを確認しておきましょう。
知識・経験は豊富か
信頼できる業者を選ぶためには業者の知識や経験が豊富かを意識して選びましょう。
具体的にはホームページ等に記載されている修理実績をチェックし、その実績数だけではなくその内容やコメント等をチェックしましょう。
また、事例数だけではなく創業年数やスタッフの数なども参考になり、創業年数が長い・スタッフの数が多ければその分多くの利用者に信頼されている証拠です。
そのため、知識や経験等から本当に信頼できる業者なのかを判断するためにも、過去の実績等はチェックしておきましょう。
保証・アフターフォローの内容はどうか
業者によって保証やアフターフォローの内容は違うため、修理を依頼する前にどのような内容なのかを確認しておきましょう。
トラブル修理に対応するスタッフはプロですが、極稀に施工ミスを起こしてしまう可能性もあり、そういった際に保証やアフターフォローがあると安心ですが、その内容は業者によって違います。
例えば保証期間内であれば無料で再工事を行なってくれる業者がいる一方で、通常の◯%割引で施工という費用が発生してしまうところもあります。
そのため、ホームページなどをチェックし保証やアフターフォローの内容を確認し、ホームページに記載がない場合は電話で確認するなど、事前に内容を把握しておきましょう。
指定給水装置工事事業者であるか
指定給水装置工事事業者として水道局から指定されている業者は知識や技術面で一定の基準をクリアしているため、依頼する業者が指定給水装置工事事業者であるかを確認しましょう。
指定給水装置工事事業者になるためには資格保持者がいるか・工事に必要な機材があるか等、全国共通で定められている基準があり、その基準をクリアした業者のみが水道局から指定を受けられるため、ある一定の技術力や知識があります。
一方で水道局から指定を受けていなくてもできる水道修理もあるため、水道局に指定を受けていない業者が全て悪徳業者、というわけではありません。
そのため、あくまで業者を選ぶ一つの基準として、水道局から指定を受けた業者であるかをチェックしましょう。
スタッフの対応はどうか
トラブルが起きた際に、丁寧な対応をしてくれるかどうかはスタッフの対応にもよりますので、依頼前にスタッフの対応が丁寧かをチェックしましょう。
具体的には電話で相談した際のオペレーターの対応や、実際に見積もりをしてくれたスタッフの対応などを確認します。
- 受け答えが丁寧であるか
- 質問に対してわかりやすい説明をしてくれるか
- 清潔感やマナーはどうか
例え技術力のあるプロがしっかりと施工をしてくれるとしても、人として信用できない人に工事を任せたいと思わない人も多いと思いますので、そういったところをチェックするためにも、電話で相談し業者同士を比較するのがよいでしょう。
信頼できる業者は相見積もりで見つけよう
複数の業者で相見積もりを行うことで、業者同士を比較し、一番信頼できる業者に依頼することが出来ます。
業者同士で金額を見比べることで安すぎる・高すぎる見積もりを出している不審な業者を見つけることができますし、スタッフの対応や保証・アフターフォローの内容を直接聞くことで信頼できる業者を見つけることができます。
ただし、時間や手間がかかる作業ですし、水回りの緊急トラブルでは早くなんとかしてほしいという人も多いため、相見積もりを行わず、相談した1社ですぐに決めてしまうという人も非常に多いです。
ですが、その結果悪質な業者による被害にあってしまうこともありますので、できれば3社以上で相見積もりを取りご自身が一番信頼できると感じた業者に依頼するようにしましょう。
悪質なお風呂のつまり・水漏れ修理業者に注意
お風呂の修理や交換に対応してくれる水道業者の中には、適切な金額を大幅に超えて高額な料金を請求してくる悪質な業者が存在し、以下の様な特徴があります。
- 点検等の理由をつけた急な訪問
- 大幅な値引きを提示してくる
- 見積書を作成しない、もしくは見積書が不明瞭
- 業者が無資格
それぞれの特徴を手口とともにご紹介します。
点検等の理由をつけた急な訪問
「水道局から委託され、浴室の点検に来ました」等の理由をつけて急な訪問をしてくる業者は、その後「不具合が見つかったため工事が必要」と報告し高額な契約を結ぼうとしてきます。
そもそも優良業者は急な訪問をしませんし、水道局は特定の修理業者を斡旋・紹介することはないため、急な訪問があった際は注意が必要です。
また、実際にあった事例で契約から8日以内に不自然だと家族が気付き、クーリングオフを申し出たところ「すでに工事を開始している」という理由で断られてしまったケースがありますので、急な訪問についてはその場では受け入れず時間をもらい、家族に相談する等で家にあげないようにしましょう。
大幅な値引きを提示してくる
「期間限定キャンペーンで◯%の値引きをします」「今ならモニター価格でご案内できます」等、大幅な値引きをしてくる業者には注意が必要です。
大幅な値引きを行い契約を取った結果、出張料や部品代、追加工事等でぼったくってきたり、ずさんな工事を行う等の手口を使う悪徳業者が存在します。
大幅な値引きができるということは、値引き前の価格はぼったくり価格であるため、その業者が悪質な業者であることがわかります。
ですので、大幅な値引きに釣られて契約をしてしまう前に、他の業者と相見積もりを取り、適切な価格・相場を知りましょう。
見積書を作成しない、もしくは見積書が不明瞭
悪質な業者はどんな作業・どんな部品にいくらかかる等の詳細を伝えてしまうと、不要な工事が出来なくなってしまうため、見積書を作成せず口頭で金額を伝える、または見積書が不明瞭という特徴があります。
また、専門用語を使用しわかりにくい説明をすることで、知識のない利用者を騙し、不要な工事を行うという手段もあります。
そのため、まずは工事を行う前に必ず見積書をもらうこと、そして見積もりの中でわからない項目があれば具体的な説明を求め、それでも内容が不明な点があれば依頼を避け、別の業者に相談してみましょう。
業者が無資格
無資格な業者による手抜き工事の被害に遭ってしまったという人も存在します。
お風呂トラブルの場合、その原因が蛇口や給湯器などになってしまう場合があり、特に給湯器の修理や交換は資格が必要になる難しい作業です。
しかし、無資格な業者が施工を行うことで、再工事が必要な状態で工事を完了させたり、別の箇所を壊す等で追加費用をもらうという手口もあります。
そのため、ホームページ上で資格の有無についての記載があるかを確認し、業者に電話で相談した際にはどんな資格を持ったスタッフが居るのかを確認、そして実際に訪問してきたスタッフに対してもどのような資格を持っているのかを確認しましょう。