新しいペンタブレットを使う上で、必要となるのがドライバのインストール。久しぶりのセットアップ作業で、滞りなく完了できるかやや不安だったのですが、実際に進めてみるとものすごく簡単!な作業でした。こんなに初歩的なことでわざわざ一回分を使うのか?というクレームも聞こえてきそう……なのですが、分かりやすさにこだわる当連載! ここに念のため、インストールの手順をご紹介しておきます。
USBケーブルでPCとタブレットをつなぐ
ドライバのダウンロードは極めてシンプル。まず、インターネット環境のあるPCに、Wacom Intuos Pro Paper EditionをUSBケーブルで接続します。すると、自動で「Wacom Start」というポップアップが立ち上がります。ここで「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックし、「Start」をダブルクリック。
すると、インターネットブラウザが開かれ、「Wacom Intuos Proはじめに」というページが表示されるので、ステップ2のアイコンの部分でWindowsかMacかを選択します。すると、すぐにドライバのダウンロードが開始されます。
なお、過去に既にドライバをインストールしたことがある場合や、PCの環境によってはインストーラが自動で立ち上がらないこともあるそうです。そのときはこの「Wacom Intuos Proはじめに」ページに直接アクセスをしてください。
ダウンロードしたドライバをインストールする
ダウンロードが完了したら、「Install Wacom Tablet.pkg」のアイコンをダブルクリックしてインストーラーを立ち上げます。この先は、基本的にインストーラーの画面に従って進んでいけば問題ありません。
インストーラーで最後に出てくる「再起動」を押し、PCを再起動すると……USBで繋いでおいたダブレットが反応するようになりました! これでセットアップは完了です。ここまで5分もかからずに設定を終えることができました。
ドライバのアップデート
ドライバは定期的に更新されるため、アップデートしたいときには「ワコムデスクトップセンター」から最新のものを入手することができます。初期設定では、タブレットのファンクションキーの一番上のボタンを押せば「ワコムデスクトップセンター」を呼び出すことができるようになっています。
ゲルインクペンには「Wacom Inkspaceアプリ」のダウンロードが必要
さて、ドライバの設定が完了したので、「Wacom Pro Pen 2」を使ってタブレットとして使用することができるようになりました。また、タブレット側面についているタッチ機能ボタンをスライドさせ、ONにすれば、タッチジェスチャーでの操作もOKです。ただし、紙に書くことができるゲルインクペンを使うには、もう一つ専用アプリ「Wacom Inkspaceアプリ」のダウンロードが必要です。
ちなみに余談なのですが、以前のIntuos Proシリーズでは、ファンクションキーにタッチON/OFFボタンが割り当てられていたため、誤ってボタンに触ってしまい、意図せずタッチ機能が切り替わってしまうというストレスがありました。特に私は、作業部屋に猫がいるので、猫がタブレットの上を闊歩しながらタッチ機能をONにしていくということがよくあり……(笑)。しかし今回の新モデル「Wacom Intuos Pro Paper Edition」は、タブレットの横にボタンがあるので、自分で間違って押してしまうことも、猫に押される心配もありません~! こういった一見地味なモデルチェンジが、実は使い手にとっては一番うれしかったりもしますよね。
ここまでのセットアップは順調。次はペーパーモード用の「Wacom Inkspaceアプリ」の設定に進みましょう!
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