“セキュリティの要はユーザーの心構えにあり”をモットーに、企業のIT環境の安心・安全のためならいつも全力全開、苦労も手間も厭わない「竹中さん」。セキュリティベンダー「クオリティソフト」のエバンジェリストとして、日夜企業のセキュリティ対策をさまざまなかたちで支援している。今日も彼は日本のオフィスのどこかで、ユーザーがついやってしまいがちな危険な操作や、情シスが見落としがちな管理の落とし穴、はたまたハッカーがしかける怪しい動向に目を光らせる。

今回「竹中さん」がフォーカスするのは、急速に進むクラウド化に伴い必要となってくる、端末のセキュリティ管理方法についてだ。

メリットの多いクラウドだが、導入時に必ず検討すべき課題も

1990年代後半よりインターネットがビジネスの世界でも急速に普及していき、それとともにWebアプリケーションをはじめとしたインターネット越しのアプリケーションも増えていった。そして今や、様々な業務アプリケーションがクラウドサービスとして利用されており、それが相乗効果となって企業の“クラウド依存”がますます加速している。

ここで、オンプレミスと比較した際のクラウドのメリットについて改めて確認してみよう。まず、サービス利用料のみで使えるため、オンプレミスのように導入コストや運用管理コスト等がかからないといったコスト面のメリットが挙げられる。また、当初は懸念されることの多かったセキュリティに関しても、運用のプロであるサービス事業者側が対応するので、むしろ自主運用よりも安全というのが昨今の主流的な見解となっている。また、インターネットへの接続環境さえあればどこからでもすぐに使える利用環境面や、災害等の発生時にサービス事業者側で対応することでBCP対策といったメリットも大きい。事実、海外展開を進める企業にとっては特にクラウドの柔軟さは大きな魅力となっている。

こうした数々のメリットを有するクラウドを活用することで、コスト削減とビジネスのスピードアップを促し、より競争力のある体質へと企業を成長させることができるのである。

このように企業にとって多くの恩恵が得られるクラウドサービスだが、もちろん利用時に注意すべき点もいくつかある。前述のとおり自主運用よりも安全ではあるものの、やはりセキュリティに関する事柄が大きなウェイトを占める。

まず、クラウド導入時の検討事項としては、自社の情報資産をどこまでクラウドに移行するのかといった棚卸しや、アクセス制御、データの暗号化等、クラウドサービスの利用形態に合わせたセキュリティ対策をどのように実施するかがある。次に、クラウド化に対応した運用管理、セキュリティ対策の見直しも必要だ。PCからもスマートフォンからも使う際に、多様化した端末の管理をどうするのかも重要事項となるし、オフィスや店舗、海外拠点、場合によっては外出先や社員の自宅などと、多様化した利用環境に対する管理方法の見直しも欠かせないだろう。

クラウドのセキュリティもクラウドで実現を!

いつでもどこでも、様々なサービスをデバイス問わずすぐに使えるクラウドは、柔軟性とスピードが強く求められる今のビジネスに欠かせない存在ですよね。とはいえ、上述したように導入と運用に際して必ずクリアしなければならない課題も存在します。そんな課題解決にぴったりなのが、クオリティソフトが提供する「ISM CloudOne」なんです。

まず、「ISM CloudOne」そのものがクラウド型であるため、インターネット環境さえあれば、PCやスマートフォンなどのマルチデバイスを管理することができます。そのため、オフィス内はもちろんのこと、国内に散らばった店舗や拠点、海外拠点など、どこからでも安全にデバイスの一元管理が可能となります。

また、「ISM CloudOne」の自動脆弱性診断では、日々更新される「セキュリティ辞書」を利用して端末のセキュリティ状態を可視化。脆弱性がある端末のみを抽出して一覧化することができます。これならば、今まで手の届かなかった営業スタッフの持ち出し端末や海外拠点端末のセキュリティ対策も万全ですね。

さらに、「ISM CloudOne」は5つのふるまい検知エンジンを用いることで、既知の脅威だけではなく、未知のマルウェアも見抜いてしっかりと防御することが可能です。例えば今年5月に世界中を騒がせた、ランサムウェア「WannaCry」なんかも、「ISM CloudOne」は事前に防ぐことができていたんですよ。

これらの他にも、操作ログ取得や外部デバイス制御、URLフィルタリングなど、「ISM CloudOne」には、クラウド環境を安全かつ効率的に管理するための様々な機能を搭載しています。“クラウドファースト”の波に乗ってクラウド化の対応を検討・導入している企業の皆さんは、ぜひこれを機にクラウド利用時のセキュリティ対策のあり方も見直してみてくださいね。

ISM CloudOne

IT資産管理課題解決のいろは

[PR]提供:クオリティソフト