在宅ワークの際、あると役立つのが外付モニター。ノートPCの画面のみでは作業に限界があり、仕事を効率的に進めるために導入を考えている人は少なくないだろう。しかし大画面なのである程度の置くスペースの確保が必要で、導入を躊躇している人もいるのではないだろうか。
そんな人にこそ注目してほしいのが、「LG Smart Monitor」だ。モニター本体に独自のwebOSを搭載しており、PCにつながずともVODアプリを通してストリーミングの視聴やMicrosoft 365、Google Workspaceなどを利用できるのが大きな特徴。もちろんPCをつなげば画質や機能性に優れた高品位モニターとして大活躍してくれる。テレビとモニターのいいとこどりをしたような、まったく新しいジャンルのデバイスだ。
今回はLGのラインナップのなかから、27インチで4Kの高解像度を実現した「27U731SA-W」と、一般的なモニターより横長で視界いっぱいに画面が広がる34インチの曲面型ウルトラワイドモニター「34SR63QA-W」を例に、その性能とビジネスシーンでの便利な活用方法を紹介していく。
大きさも解像度もちょうどいい「27U731SA-W」
大きさも解像度もちょうどいい
「27U731SA-W」
「27U731SA-W」は、画面サイズが27インチ、解像度が4K(3,840×2,160)の液晶パネルを採用したモニターだ。視野角が広く色再現性の高いIPS方式のパネルのため、斜めから見ても色の変化が少なく“正しい色”を確認しやすいのが特徴のひとつだ。
モニターから離れなくても画面全体を見渡しやすく、机に置いて使うにはちょうどいい大きさ。またA4の書類を原寸見開きで表示しても少し余裕があり、文書作成を効率よく行うことができる。複数アプリのウィンドウを表示しながらのマルチタスクも快適だ。
このサイズで4K解像度だと、画素密度は163ppi(1インチ=約2.54cmあたりに163画素あるということ)となり、肉眼では一つ一つの画素を見分けられないほどきめ細かい表示になる。そのため極細の線や人物の髪の毛なども、斜めのラインがガタガタしたりぼやけたりすることなくシャープに表現することが可能で、クリエイティブ用途にも最適だ。
視野角は垂直・水平方向ともに178度を実現。そのため画面を斜めから見ても色や明るさ、コントラストなどの変化が少なく、どの角度からでも表示している内容を確認しやすい。ノートPCを横に並べて両方の画面を見ながら仕事するような場合も、チラ見で内容を把握できるため作業が捗る。
HDMIが2基、USB Type-Cが1基で、PCだけでなくゲーム機やスマホなどをつなげて画面表示することもできる。そのうちUSB Type-Cポートは最大65W出力のUSB Power Deliveryに対応。ケーブル1本でノートPCにつなげて、充電をしながら使用できるので机周りもすっきりさせられる。
USBダウンストリームポートが2基搭載されており、モニター本体にマウスやキーボードなどの周辺機器をつないでPCを使うことができる。ドッキングステーション代わりにもなるため、Webカメラやイヤホンなどの周辺機器を使うたびにケーブルを着脱して……というような手間を省き、机周りをスッキリさせられるのも魅力的だ。
曲面で視界いっぱいに画面が広がり没入感が高い「34SR63QA-W」
曲面で視界いっぱいに画面が広がり没入感が高い
「34SR63QA-W」
「34SR63QA-W」は、アスペクト比(横縦の比率)が21:9という、一般的なモニター(16:9画面)よりも横に33%広い画面を採用。映画のシネスコ比率に近く、動画配信サービスの対応コンテンツを臨場感あふれる映像で楽しむことができる。
画面サイズは34インチで、解像度はUWQHD(3,440×1,440)を実現。画素密度は110ppiほどで、映像のきめ細かさと、小さな文字を表示したときの見え方のバランスが絶妙だ。画面が湾曲しているのも特徴で、曲率は1800Rとなっている。カーブがきついと没入感が高まる一方、近くで画面を見たときに違和感を抱くこともあるが、「34SR63QA-W」はカーブがゆるやかで間近で使用しても違和感が少なく、仕事にも使いやすい印象だ。
液晶パネルはVA方式を採用しており、コントラスト比は3,000:1と高い。そのため一般的な液晶パネルよりも深みのある黒を表現することができる。色域は国際標準規格のsRGBを99%カバーしており、コンピューター向けコンテンツを精度の高い色で再現が可能。ウルトラワイドな画面サイズとその表示性能の相乗効果で、映画やドラマをまるでその場で体験しているかのような臨場感で楽しめる。
インタフェースはHDMIが2基、USB Type-Cが1基で、PCはもちろんゲーム機やスマホなどをつなげて画面表示することもできる。
そのうちUSB Type-Cポートは最大90W出力のUSB Power Deliveryに対応しているため、ゲーミングノートPCのような消費電力が大きいPCにも、ケーブル1本で電源を供給しながら画面を表示可能。このほか、USBダウンストリームポートを2基搭載しており、周辺機器をつなげてドッキングステーションのように使うこともできる。
これだけじゃない! 独自のwebOSでさらにビジネスが快適に
ここまで、「27U731SA-W」「34SR63QA-W」の基本的なモニターの機能紹介をしてきたが、2製品に共通しているのが―――本製品の最大の特徴でもある、本体に独自のwebOSを搭載している点。またWi-FiやBluetoothにも対応しており、PCとつなげなくても単体でさまざまなWebサービスやコンテンツを利用できる。ここでは、ビジネス用途で役立つ機能を中心に4つのポイントに分けて紹介しよう。
ビジネス用途で使う場合、大きなメリットなのがリモコンの付属によりモニターの設定が容易なことと、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどに直接アクセスしてアプリやサービスを使える点だろう。WordやExcel、PowerPoint、Gmailなど、ビジネスに欠かせないツールも問題なく利用できる。また、OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドストレージや、家庭のNASなどにアクセスしてファイルを参照したり編集したりすることも可能だ。
Webブラウザも搭載しており、モニター単体で調べものやネットショッピングを楽しめる。専用アプリが用意されてないWebメールサービスなども、ブラウザ経由で利用することが可能だ。
スマートフォンやタブレットで撮影した写真や保存してある書類を大きな画面で見たいとき、わざわざケーブルで接続してモニターの画面に表示するのは面倒。そんなときに便利なのがwebOSの画面共有機能だ。ディスプレイ伝送技術のAirPlay 2やMiracastなどに対応しているため、iPhoneやiPad、Mac、Android端末の画面をワイヤレスで共有し、モニターの大画面で閲覧することができる。
またWindows PCともワイヤレスで接続可能。WindowsのパソコンならWindowsキーとKキーを同時に押すことでモニターにすばやく接続し、デュアルモニターとして使うこともできる。
webOSにはZoomなどのオンライン会議アプリも用意されているので、モニター単体でも会議やビデオ通話にすぐに参加できる。
また、画面ミラーリングやクラウドファイル再生も可能なので、相手との資料共有もスムーズに行えるのもうれしいポイント。ちなみに、USBメモリやSSDなどを差すだけでwebOSアプリのメディアプレーヤーから動画、画像、音楽画像ファイル再生が手軽にできるので、オフィスの受付やイベント先に持ち込んで、サイネージ代わりにも使うこともできる。
またLG Smart Monitor本体のUSBダウンストリームポートにUSB接続のマウスやキーボードなどをつないでおけば、PCなしでも利用可能。もちろんBluetooth経由でワイヤレスタイプのマウスやキーボードなどを使用もできる。
実際に手持ちのマウスやキーボードで試してみたが、マウスポインターの動きも滑らかでスクロールホイールも機能し、PCを使っているのと変わらない操作感だった。
NetflixやYouTube、Amazon Prime Video、Tverなどのストリーミングサービスのアプリが用意されており、各サービスを素早く利用することができる*。
*アプリを使うには、インターネット接続が必要です。また、ご利用には各サービスの別途契約(有料)が必要な場合があります。
製品にはリモコンが付属しているため、テレビを操作する感覚でこれらのサービスを使うことが可能。一部のストリーミングサービスはリモコン上に専用キーが用意されており、ワンタッチでメニュー画面を表示できるのがとても便利だ。
ちなみにスマホ用アプリも用意されており、スマホ画面から操作することもできる。机の上が散らかっていてリモコンが見当たらないときでも安心!
仕事の合間に一息つきたいときや仕事が終わったあとに、ゆったりと好きなアニメや映画に没入するなど、仕事はもちろん自分時間を楽しむのにも最適だ。
LG Smart Monitorはラインナップも豊富
今回紹介した2機種以外にもLG Smart Monitorはラインナップが豊富で、自宅の環境や好みなどに合わせて選ぶことができる。ここでは、それぞれの特徴を紹介しておこう。
基本機能がそろいつつコストを重視したい人にはコレ!
「27SR50F-W」
画面全体を見渡しやすい27インチモデル。一般的なフルHD(1,920×1,080)解像度で、視野角や色再現性に優れるIPSパネルを採用。もちろんwebOS搭載でリモコンも付属。また5W+5Wステレオスピーカーを搭載し、立体感と臨場感あふれるサウンドが楽しめる。スマホやタブレットの音楽をBluetooth経由で再生すれば、高音質スピーカーとしても利用できる。 業務効率はあげたいけれど、そこまで高画質は求めずその分価格を抑えたいなど、コストを重視する人におすすめだ。
仕事だけでなくゲーム用途でも使用したい人にはコレ!
「45GX90SA-B」
44.5インチという大型の有機ELスマートゲーミングモニター。アスペクト比が21:9のウルトラワイド曲面型パネルを搭載しており、解像度はUWQHD(3,440×1,440)、曲率は800Rを実現。一般的な縦横比16:9よりも30%幅広いことに加え、曲面パネルにより目のピントを調整することなく画面を見渡すことができるため、臨場感あふれるゲーム体験を叶えてくれる。また、有機ELにより黒い影をより黒く、明るい光をより明るく、生き生きとした色彩を表現してくれるので、高い没入感の映像が楽しめる。またリフレッシュレートが240Hzと高く、応答速度も0.03msと高速なため、FPSなどの反応速度が重要なゲームにも最適だ。
モニターの快適さはそのままに、日常に寄り添うLG Smart Monitor
PCモニターとしても優秀なのはもちろん、webOSの搭載によりモニター単体でも手軽にアプリを楽しめるなど、ビジネスやエンタメに大活躍の「LG Smart Monitor」。大画面で仕事の効率を上げたい在宅ワーカーや、わずらわしいケーブル接続をシンプルにして机周りをスッキリさせたい人、1台でさまざまな用途に使いたい人には最適な選択となるはず。ラインナップも豊富で用途や予算に合わせて選びやすいのも魅力だ。モニターを検討中の人は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがだろうか?
[PR]提供:LGエレクトロニクス・ジャパン