近年、コロナ禍を期に働き方の自由度が高まっている。働く場所や勤務時間にくわえ、副業や起業などの雇用にとらわれない働き方も増えており、仕事自体の選択肢も広がりつつある。

今回は学生時代からフリーライターとして働き、昨年起業を果たした株式会社PR NETの上村菜穂さんにインタビューを実施。新しいことに挑戦するコツと、その原動力についてお話を伺った。

「人から褒められることは?」好きなことを見つけ、フリーライターの道へ

――今現在は、どのような仕事をしていますか?

株式会社PR NETのCEOとして、SNSを活用した女性集客のコンサルティングや研修、講演を全国で行っています。主に広告費をコストカットし、理想のお客様をインスタグラムで集客することを得意としていて、企業や個人の方に向けてアドバイスをしています。

――起業する前は何をしていましたか?

大学院生の頃からフリーランスのライターをしていました。14歳のときには恋愛系のメールマガジンを配信していて、8カ月で2万人の読者を集めた経験があります。

――2万人! 何を発信していたのですか?

主に恋愛相談です。当時、SNSのようなツールはなく、メールマガジンでの発信が主流でした。女性側の意見が書かれているものは多くありましたが、男性の意見が載っているものは目立つものでなかったです。「男性側の意見こそ、みんなが求める情報ではないか」と思い、男友達に意見を聞いてアレンジをしながら、その内容を発信していました。

――ライターになったきっかけは何ですか?

先輩のある一言がきっかけです。実は私、大学時代はコンプレックスだらけだったんです。大学受験では苦労をしましたし、部活の陸上競技部でもずっとビリでした。努力をしてもうまくいかないことが続いて……。20歳前後の6年間はたくさんの失敗とビリを経験し、自分の将来像も描けず不安な日々でした。
ある日、不安な気持ちを先輩に相談したら、「いつも人から褒められることってどういうこと?」と聞かれて。今思えばこの質問が私の人生を変えましたね。

さっそく、「人に褒めてもらったこと」をノートに書き出していったら、共通点があって。それが、文章を書くことでした。自信を失っているときは、自分の弱みが目にいてしまいます。主観を入れずに、人からの印象だけを書くことがポイントです。

当時はメールマガジンの配信をやめていたので、文章力に自信はありませんでした。人の意見に素直に耳を傾けたことで、自信を持っていいと思えたのです。

――企業に就職する人が多かった中、個人事業主でライターになる道を選んだのはなぜですか?

理由は2つあります。1つはコンプレックスだらけの自分でも、得意なことを見つけられたからです。強みは足元にあると気がつくことができたので、「自分の力だけでどこまでいけるか」挑戦してみたいと思いました。もう1つは祖母の介護です。大学4年生のときに、実家で祖母を介護することになり、個人事業主になれば時間に融通が利くので、大切な祖母との時間も作れると思いました。

発信をすることで人生が変わった。後悔の裏にある、挑戦し続ける想い

――フリーライターの仕事は、どのように増やしていったのでしょうか?

大学4年生のときに、東京の新宿で「賢者屋」という学生が使えるフリースペースを仲間と一緒に創設しました。賢者屋の活動も熱心に取り組み、大学では卒業研究を行い、朝から夜まで休むことなく動いていました。卒業旅行へ行くことも選択肢に入らないくらいのハードなスケジュールでしたね。

学生団体を卒業した翌年、1周年を記念して仲間と再会し、近況報告やこれからの将来について話しました。「私はライターになりたい」と伝えたところ、「賢者屋」の代表がさっそく仕事を依頼してくれるようになりました。それが私のライターとしての第一歩です。

あとは、ライティングに関する本を10冊くらい買って勉強しました。勉強したことを自分の言葉にまとめ、ブログで90日間欠かさずに発信し続けたりもしましたね。
ライターを志望であることも一緒に書いていたので、次第に周りの人に認知してもらえるようになって、ご紹介で仕事をいただけるようになりました。「発信する」ということが、人生を変えてくれたなと思います。

――上村さんの「やりたいことに挑戦する」原動力は何ですか?

挑戦しないと、後悔するからです。私は小さな頃から15年間、ピアノを習っていました。練習があまり好きではなく、中途半端に取り組んでしまったので、結果的に「15年習っていました」と胸を張って言える技量ではなくて……。その後悔がすごく大きいです。自分が向き合おうとしたものに対して、きちんと取り組まないと何も得られません。頑張っていれば、結果がダメだったとしても行動したことで別の形でリターンがある! だからこそ、後悔しないよう挑戦し続けたいと思っています。

誰に届けたいメッセージかを明確に発信することが大切

――これから起業したいと思っている読者にアドバイスはありますか?

「1.やりたいこと」「2.できること」「3.需要があること」「4.時代に合っていること」。この4つが重なるモノを見つけることがとても大事です。そして、誰に向けて伝えたいのかをしっかりと据えてください。最初の頃は「多くの人に向けて」と思いがちですが、抽象度の高いものは誰にも届きません。大学で建築学を学んでいたとき、「多目的ホールは無目的ホールだ」という言葉を本で見つけ、すごく衝撃を受けました。
ビジネスも同じで、「みんなのために」と思うことは誰のためにもなりません。欲張り過ぎず、誰に届けたいのかをしっかり決めて、メッセージを発信していくのがとても大事ですね。

――メッセージの発信には、SNSの活用が大事だと思いますか?

SNSは誰でもすぐにはじめられるので、リスクはないと思います。ただやみくもに発信するのではなく、事前の情報収集が重要です。上手にSNSを活用している人を研究して、印象に残った投稿や文章をメモしておくと、自分の知識のストックになるのでおすすめです。

オシャレで機能的! 地球環境への配慮は「今の時代にマッチ」したパソコン

――上村さんは研修や講演など、人前で話す仕事が多いと思います。普段はどのようにパソコンを使用していますか?

パソコンは主に文章を書いたり、研修資料を作成したり、事務作業を行うために使用しています。オンラインでのミーティングやコンサルティングも多く、講演時の資料投影にも自分のパソコンを使っているので、仕事には無くてはならない存在No.1です。

――上村さんにとってパソコンで重要視する機能とは何ですか?

オンラインでは、カメラの性能が大事ですね。暗く映ってしまうと、初対面の方に対する印象も暗くなってしまう懸念があります。あとは、パソコン自体のデザインも大事なポイントです。私は綺麗なもの、オシャレなものを見るのが好きなので、目に入ったときにテンションが上がるデザインだと嬉しいです。

――今回、レノボ・ジャパンから発売された「ThinkPad Z」シリーズのZ13とZ16をお持ちしたので、お試しいただきたいと思います。

「ThinkPad Z」シリーズ

ビジネスに求められる最高の生産性、エンタープライズグレードのセキュリティー機能、管理能力、信頼性を提供する、AMD Ryzen™ PRO プロセッサーを搭載。

ThinkPad Z13

磨き抜かれたデザイン。再生プラスチック由来のヴィーガンレザーを使用。日々能動的に勤務場所を選択するハイブリッドテレワーカーにおすすめしたい一台。

ThinkPad Z13を詳しくみる >

ThinkPad Z16

超狭額縁の16インチディスプレイでIRカメラを標準搭載。Dolby Atmos Speaker System 準拠のスピーカーも搭載しており、クリアな映像と音でオンライン会議も快適。

ThinkPad Z16を詳しくみる >

――「ThinkPad Z」シリーズを手にしてみて、いかがですか?

Z13はとてもオシャレで、ビジュアルに一目惚れしました! 触り心地もよくて、職人さんのこだわりを感じます。しかもこの素材、リサイクルで作られているというのがびっくりです。オシャレで地球環境にもやさしいのは、まさに今の時代にマッチしている製品だなと思いますね。

Z16は大きいので自宅作業にすごく便利だなと思います。文章を見たり動画や映像のチェックをしたりするので、画面の大きさって本当に大事です。情報がバッと入ってくる、この大きさはすごいなと思いました。

あと、どちらのパソコンにもあるトラックポイントが魅力的です。集中しているときはリズム感が大事なので、マウスを使わずに一台の中で仕事の流れがスムーズにできるのは素晴らしいなと感じますね。

――「ThinkPad Z」シリーズはモダンなデザインに先進的なパフォーマンスを実現しながらも、環境負荷の軽減にもこだわっているのですが、このコンセプトについてどう感じられますか?

メインで使うパソコンは基本的に1人1台ですよね。だからこそ、「どういった思いで作られているのか」というバックグラウンドを知ることで、思い入れが増しますね。デザインが革新的というのも魅力の一つですが、環境にも配慮されているというこだわりはとても今らしくて素敵です。他の企業さんもやっていないことにたくさん取り組んでいる姿勢にも共感できます。「仕事の相棒になる一台だな」と感じますね。

――では最後に、今後の活動の展望は?

会社名がPR NETなので、PRの力で人の選択肢を増やすことに貢献していきたいと思っています。個人や企業さんの伝えたいことを広げて利益を生み出し、そして消費者も自分に合ったものが届くようになる。PRの力で、みんなの選択肢を増やしていきたいです。

せっかく、何か一つ自分にできること、やりたいことを見つけたのなら、失敗したとしてもその後の人生で絶対糧になります。ぜひどんどん挑戦してほしいなと思います。

働く場所に縛られない。どんな働き方にもマッチする「ThinkPad Z」シリーズ

今回紹介した「ThinkPad Z」シリーズ。働く場所に関わらず、自分らしく働きたい人にぴったりの一台だ。

今回はマイナビニュース読者限定で、期間限定の特別クーポンをご用意!
購入画面でコードを入れると、3,300円の値引きに。7月31日までなので、検討は是非お早めに!
クーポンコード:TPZSPM0731

*購入画面にてコードを入力頂くと、割引が適用されます

ThinkPad Z13は薄さわずか13.99mmの超薄型設計で、重さも1.19kg~*。22時間以上のバッテリー駆動が可能で、ノマドワーカーやハイブリッドテレワーカーの強い味方だ。
*アークティックグレータッチ非対応モデルの場合。ヴィーガンレザーモデルはタッチ対応モデルのため1.27kg~となります。

さらに注目したいのは、そのデザイン性の高さ。しっとりとした表面の素材は、再生アルミニウムや再生プラスチック由来のヴィーガンレザーを使用。環境負荷に配慮したサステナブルなデザインを採用している。他にない心地よい肌触りとクールな質感は、個性をグッと魅せてくれるだろう。

ThinkPad Z13を詳しくみる >

またThinkPad Z16も、15.8mmの超薄型で16インチの大画面でありながら約1.8kgという軽さ。4mm-6mmのベゼル幅でSTB92.3%を実現し、ノートパソコンとは思えないほどの、圧倒的な没入感が体感できる。さらにFHDの解像度のIRカメラを標準搭載しているので、オンラインでも最高レベルのパフォーマンスが叶うだろう。

ThinkPad Z16を詳しくみる >

そしてどちらのZシリーズも大型の感圧式タッチパッドを採用し、かつトラックポイントも搭載。パソコンの中だけでサクサク操作が可能だ。もちろん、最新プロセッサーを搭載し、セキュリティ対策も万全。まさに、いつでもどこでも最高のパフォーマンスを叶えてくれるノートパソコンといえるだろう。

これから起業に挑戦したい、働き方に縛られず自分らしく働きたいなら、まずは個性とパフォーマンスを発揮できる「ThinkPad Z」シリーズを選んでみてはいかがだろうか。

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ThinkPad Z16を詳しくみる >

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\動画でもう一度上原さんの話を聞く/

[PR]提供:レノボ・ジャパン合同会社