緊急事態宣言によりテレワークが進むなか、企業はかつての職場環境を取り戻すことを期待するより、ニューノーマル時代を受け入れ、新たなビジネススタイルを確立すべき時期に来ていると言える。しかし情シス部門にとっては、これは大きな負荷を伴う。従来の業務に加え、リモートでのシステム管理、DXやテレワーク対策などに注力する必要が出てくるからだ。さらにこれらを実現させるには、新たな機器を揃え、環境を整備せねばならない。人手不足のなか、こうした業務をなんとか効率化する方法はないのだろうか。
ますます激務になる情シスの負荷を軽減するオンラインストア
Windows 7、Windows Server® 2008のサポート終了(EOS)に伴うシステム更改、新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワーク対策やDX推進など、ここ数年、情シス部門の担当業務は大幅に増加している。テレワーク環境の安定稼働、VPNサーバーの負荷増大、統合脅威管理(UTM)サーバーの導入など、まだまだこれから取り組むべき課題を抱えている担当者も多いだろう。それらを実現させるには冒頭でも述べたとおり、機器の購入や入れ替えを考える必要があるかもしれないが、そうなれば購入にあたっての要件定義、見積比較、さらには納品後の設置作業などの仕事が発生する。ただでさえ多忙ななか、ますます負荷が大きくなってしまうということだ。
こうした機器購入にまつわる業務の時短・効率化をサポートしてくれるのが、日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)の「HPE DirectPlus オンラインストア(以下、DirectPlus)」だ。名前の通り、サーバーやストレージなどを扱うオンラインストアだが、注目すべきは、DirectPlusにあるコールセンターで、「見積コンシェルジュ」の役割を持っている。一般的なECサイトで「コールセンター」というとヘルプデスクを思い浮かべがちだが、DirectPlusのコールセンターは、経験・知識ともに豊富な専門スタッフが、メールや電話で顧客の要望を聞き、要件定義から製品選定、迅速な見積作成まで行ってくれる。HPEの営業部門や販売代理店が、顧客に提出する見積づくりにこのコールセンターを利用していることからも、その信頼性が伺えるだろう。
ベテランの情シス担当者のなかには、「わざわざコールセンターで相談しなくても、我々が要件定義をして、仕様まで落とし込んだうえで見積を取った方が、早いし確実だ」とお考えの方もいるかもしれないが、HPEの営業担当である洲鎌優季氏は「ご相談いただいた方が、いい結果につながる場合がある」と言う。
「以前、CPU、メモリ、容量などの情報だけで、システムの見積を依頼されたことがありました。ご要望の仕様で見積を準備すると共に、お客様に改めて用途をお伺いしたところ、非常にデータ保存の多い使われ方で、すぐに内蔵ストレージの容量を使い果たしてしまう可能性がありました」
こうしたケースでは、構成を見直して再見積することになり、その分、導入までの時間もかかってしまう。またスペックを指定した情シス担当者が知らなかったような最新版の製品・パーツがリリースされていて、それを利用した方が高いパフォーマンスを得られる場合もある。テレワークが浸透し、社員どうしや機器・システムの営業マンらとのちょっとした「立ち話」のなかで情報を得にくくなった今、常に最新の技術情報を取り込み続けるのは、かなり難しいだろう。
だからこそ見積を取る際には、最新の製品事情に詳しいプロに様々な情報を提供し、構成まで含めた提案を受けた方が安心だ。DirectPlusのコールセンターの役割は、まさにそこにある。用途、利用人数、設置場所、OSの種類、処理性能、扱うデータ量や投資額、導入後の展望や制約、さらには事業全体の取り組みなどの様々な要件・ニーズに加え、機器の相性やリードタイムをも考慮に入れて、最適と思われる構成づくりを支援してくれるのだ。
見積スピードアップ、発注もスピードアップ、納期までスピードアップ
DirectPlusの魅力は「見積コンシェルジュ」としてのサポート力に加え、レスポンスのスピードにあると、同社の営業担当である市毛雄士郎氏は言う。
「我々営業員がお客様から要請を請けて、その日のうちにコールセンターに依頼すれば、素早く見積を提出できるので助かっています」
DirectPlusは見積だけでなく、その納品もスピーディだ。発注後は(在庫状況や発注時期にもよるが)最短なら5日で納品される。過去には見積依頼から2日後に発注が決定し、そこから5日で納品が完了した例もあったという。「購入は日頃付き合いのある販売パートナーからにしたい」という場合は、DirectPlusで用意した見積を、そのまま販売パートナーに渡せば発注することができるのでスムースだ。
こうしたスピードを生み出せる理由は、生産を国内で行っていることにある。22年前のサービス開始当時から国内生産にこだわってきた結果、現在では豊富なノウハウが蓄積され、合理化された受注予測、迅速な製造を実現できるようになったのだ。
ストレージを含めた豊富な品揃え、キッティングなど多彩なメリットも
サーバーのラインナップは豊富で、ファイルサーバー、仮想化ホストサーバー、Web・アプリサーバー、UTMサーバーなどの用途に合わせ、タワー型、1Uラックマウント型、2Uラックマウント型、1ソケット、2ソケットなどが取り揃えられている。
「サーバーだけでなく、ストレージ、ネットワーク製品などのラインナップもどんどん増えています。たとえば『DirectPlusを利用して、見積をひとつにまとめたい』というお客様のニーズに応じるかたちで、2021年3月からエントリー向け外部ストレージアレイ『HPE MSAストレージ』の販売も始まりました。これは我々HPEの営業担当にとっても有り難いことです。かつては『サーバーはDirectPlus、ストレージは別業者で見積を取って、すべて揃ってからお客様にお届けする』という段取りを踏んでいましたが、DirectPlusで一括して見積もれるようになり、営業担当が携わる工数を削減できています」(洲鎌氏)
またサーバーへのOSインストールはもちろん、各種ハードウェアの組み込みにも無償で対応している。キッティング済みの製品が手に入れば、情シス部門は準備にかける手間と時間を大幅に削減できる。たとえば、Windows Server® 2019のプリインストールは、HPE ProLiant MicroServer Gen10 Plusを除き、DirectPlusで取り扱っているすべてのサーバーで対応している。なおサポートは、サーバーもOSも同一窓口で行われているので、トラブルがあった時、どこを頼ればいいか迷うこともない。
情シス部門が直接、DirectPlusを利用することで得られるメリットは大きい。要件定義にかかる工数の削減、見積比較のレスポンス向上、納品から設置までの短期化、さらにニューノーマル時代の代名詞にもなりつつある「非対面(リモート)」での商談が可能となる ――人手不足も深刻化するなか、機器購入に関わる業務を効率化し、情シス本来の働きに時間と力を注げるようにするために、貴社でもDirectPlusを利用してみてはいかがだろうか。また最近は世界的な半導体不足に陥っており、IT機器の製造・販売にもその影響が出始めている。機器の買い換えや増強を行おうとするなら、今のうちにDirectPlusで見積を取り、社内稟議にかけておくべきかもしれない。
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