長時間利用でも疲れにくいディスプレイとキーボード

ディスプレイはサイズが15.6型、解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)という標準的なものだが、ノングレア(非光沢)パネルのため映り込みが少なく、明るい場所でも表示内容が見やすい。ダイナミックレンジもSDRと標準的なスペックだが、視野角が広く色再現性も高いため、美麗なグラフィックスを存分に堪能しながらゲームをプレイできる。カジュアルにゲームを楽しむには十分過ぎる性能だ。

  • 15.6型のフルHD液晶ディスプレイを搭載している。ノングレアパネルのため映り込みは少ない

ディスプレイの上部には100万画素のWebカメラが内蔵されており、ビデオ通話やオンライン会議、ゲームの実況配信などに利用できる。

  • ディスプレイの上部には100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクが内蔵されている

  • キーボードはキーピッチが約19mm、キーストロークが約1.8mmとなっている

キーボードはアイソレーションタイプで、キーとキーの間に適度な間隔があってタイピングしやすくなっている。キーピッチは約19mmで、ストロークも約1.8mm確保されているため、長時間使用していても疲れにくく感じた。テンキーも標準搭載されているが、主要キーエリアから少し離れているため、数字キーを押すつもりが間違ってEnterキーなどを押してしまう、というミスタイプが起きにくくなっている。打鍵音も控えめで、静かな場所でも周囲に気兼ねなく操作することが可能だ。

キーボードにはRGB LEDバックライトが内蔵されており、プリインストールされているユーティリティ「LED Keyboard Settings」を使うことで、好みの色や明るさにカスタマイズできる。カラーは15色のライティングから選べるので、雰囲気を出してテンションを上げるのに役に立つ。

  • キーボードにはRGB LEDバックライトが内蔵されており、プリインストールされているユーティリティで色や明るさを変更できる

タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプ。操作スペースが幅119.2mm、奥行き71.9mmと広めなこともあって、細かいカーソル移動やジェスチャーなどはかなりやりやすい。指の感触もいいので、別途外付けマウスを用意しなくても快適に操作できた。

  • タッチパッドは筆者の実測では幅119.2mm、奥行き71.9mmと広く、ジェスチャー操作がやりやすい