写真撮影を趣味にしているなら、カメラバッグにこだわりを持つ人は多いはず。特にたくさんの機材を持ち運ぶときは、カメラバッグ次第で、移動のしやすさや撮影時の取り回しなどが大きく違ってくる。そんな悩めるユーザーに最適な製品がハクバから新登場。プロフォトグラファーによる試用レビューをお伝えしよう。

カメラバッグ次第で撮影自由度が大きく変わる

どんなカメラバッグを使うかは、プロ/アマを問わずフォトグラファーにとって妥協できない重要なポイントのひとつ。しかし、数多く発売されている製品のなかから、自分の機材と撮影用途にピッタリ合うバッグを見つけるのは結構難しい。

筆者自身、これまで20年以上フォトグラファー生活をしており、100種類を超えるバッグを購入してきた。そんなカメラバッグおたくの筆者がいま最も注目しているのが、前述したハクバのハイエンドカメラバック「GW-PRO “RED”」シリーズの新作バックパック「マルチモード バックパック 02 L」である。

ハクバ「GW-PRO “RED”」シリーズは、フォトグラファーのニーズに合わせた設計を徹底した製品であり、そのなかでも「マルチモード バックパック 02 L」は最も大容量のタイプとなる。

写真を見ての通りバックパック型で、普段使いというよりは、仕事や趣味で撮影に出かける際に持ち出すバックといっていいだろう。

ここからは、「マルチモード バックパック 02 L」の特に気に入った3つのポイントを紹介していこう。

【魅力1】とにかくたくさんの機材が入る「収納力」の高さ

使って何よりも感心したのは、収納力の高さだ。まず下の写真を見てほしい。これは、筆者の普段の仕事で特に使用頻度が高い、リアルな撮影機材一式を並べたもの。

  • 大まかに紹介すると、静止画用に、フルサイズミラーレスカメラ、レンズ、ストロボ、小型三脚、17インチノートPCなど。さらに動画用に、APS-Cミラーレスカメラ、ジンバル、LEDライトなどだ

これら全部を常に持参するわけではないが、カメラはメインとサブの2台、および動画用に+1台を持っていくことが多い。

近ごろは静止画に加えて動画も同時に撮るケースが多く、機材の量はどうしても増えがち。そこで、これまでの取材撮影や作品撮りなどの際は、これらの機材を2つのバッグに分けて持ち運んでいた。

だが「マルチモード バックパック 02 L」なら、2つ目のバッグを使わずに、たった1つで上記の機材全部をまとめられる。移動時や撮影時の機動力を高めてくれるありがたいポイントだ。

  • 上記の機材すべてを「マルチモード バックパック 02 L」に入れた状態

外寸は約W340×H540×D220mmで、カメラ収納部の内寸は約W310×H510×D160mm。特に奥行きが深いので、望遠レンズを縦向きに入れたり、フードをつけたままレンズを入れられるのが便利だ。

内部の仕切りはどれも着脱ができ、自由にカスタマイズできる点もありがたい。特に動画用のジンバル(カメラスタビライザー)はその独特の形状から、既存のカメラ用バックパックでは収まりが悪くなりがちだが、「マルチモード バックパック 02 L」なら無理なく入れることができた。ジンバルのほか、小型のドローンやスライダーにも対応可能だ。

  • 三脚やスタンドは、両サイドにあるポケットに入れてベルトで固定できる

外部収納の充実も見どころのひとつ。天面のポケットはスマホや財布、鍵、バッテリーなどを入れておくのに便利だ。左のチェストハーネス部分には、背負ったまま開け閉めができる小型のポケットを装備。ここにもスマホや小物類が入る。

背面の内側には、ノートPCの収納部、および中身が見える2つのポケットがある。PCの収納部に、13インチノートPCを入れた状態。ケーブルやACアダプターも入れられる。

【魅力2】機材をすばやく取り出せる「アクセス性」のよさ

お気に入りポイントの2つめは、機材へのアクセス性のよさだ。最近のバックパック型カメラバッグはサイドアクセスができる製品が増えているが、「マルチモード バックパック 02 L」はさらに柔軟な構造を採用。背面と上面、左側面、右側面という実に4方向からの出し入れができるのだ。

例えば、すばやく機材を取り出したいときは、バックパックを背負ったまま片方のハーネスだけを外して、「左側面」または「右側面」のファスナーを開ければいい。また、バックパックを地面に降ろして立てた状態では「天面」からのアクセスが、寝かせた状態では「背面」からのアクセスがそれぞれ使いやすい。これらを状況によって使い分けられる、というわけだ。

  • 側面からのアクセス

  • ファスナーを開けて、天面からアクセスした状態。前面の2ヵ所のバックルを外した場合は、さらに天面を大きく開けられる

  • 大きく開く背面からのアクセス

【魅力3】大切な機材をしっかり守る「耐久性」と「防水性」

3つめのポイントは、耐久性の高さだ。そもそもカメラやレンズといった高価で精密な機材を安全かつ確実に運搬できることは、カメラバッグとしての基本である。

「マルチモード バックパック 02 L」は、メインの素材にいま話題の「X-Pac」を採用。これは、ヨットの帆でシェア世界No.1を誇る特殊素材メーカーDIMENSION-POLYANT社が開発した高強度耐水生地のこと。またこの迷彩柄の表生地には耐摩耗性に優れたコーデュラナイロンを使用し、実際の見た目も高品位であり、頑丈でしっかりとした手触りを感じる。

  • X-Pacは、耐摩耗性と防水性、高強度の複数の素材を組み合わせた構造を持つ。ポケットの内側など、独特の素材が見える部分もある

さらに、高強度の700DナイロンやYKK社製ファスナー、DURAFLEX社製のロック付きバックルパーツ、GW-PRO専用設計のU字型引手など細かい部分にもこだわりのパーツを使用して全体としての耐久性が高められている。加えて背面に入れられた金属フレームのおかげで型崩れの心配もない。

  • 底面には防汚・防水性に優れたターポリン素材を採用。そのうえでラバーの脚が付いているので汚れにくいのがうれしい。また、耐水圧1,500mmのレインカバーも標準付属している

デザイン的には、ヘビーデューティー仕様にもかかわらず、見た目にあまりゴツさを感じない点が気に入った。確かに大きなバックパックではあるが、例えば登山用のバックパックほど巨大ではなく、電車移動や街中で使っても場違いな雰囲気はないだろう。

  • 日本人の体形にフィットするハーネスを採用したほか、背中との接触面に空気を通すエアベンチレーション機能を備えることで、背負ったときの心地よさを高めている

  • 総重量10Kgの機材を入れてもその重みは感じにくかった

重量は約2,500g。大容量バックパックとしては比較的軽い。しかも、バランスよく身体にフィットするため、実際に背負ったときにあまり重さを感じないことは、初めて使う人は驚くに違いない。

  • 天面と左右の側面には取っ手を装備し、取り回しの自由度を高めている

  • サイドポケットには、三脚やスタンドの代わりにドリンクを入れることもできる。なおカラーバリエーションは、写真の「Xカモ」のほか、「Xブラック」が用意されている

こだわりのユーザー必見「GW-PRO “RED”」
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以上のように、「マルチモード バックパック 02 L」は見どころ満載の高機能カメラバックパックに仕上がっている。長期や短期の撮影旅行のほか、大口径の望遠レンズなど大きな機材を持参したいときや、写真撮影に加えて動画も撮りたいときなどに大活躍してくれるはず。筆者自身、本格撮影には欠かせない相棒として長い付き合いになりそうだ。

大容量と速写性、耐久性を兼ね備えた「マルチモード バックパック 02 L」なら、大切な撮影でも、予備のカメラや必要なレンズを全部持っていける安心感が得られる。旅行などでは、機材のほかに着替えなどを入れる余裕もある。

なお「GW-PRO “RED”」シリーズには、このほかにより小型軽量のタイプや、ショルダータイプなど、用途に応じたさまざまな製品がラインナップされている。バッグにこだわるカメラユーザーなら是非チェックしてみるといいだろう。

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[PR]提供: ハクバ写真産業