マウスコンピューターは、CPUに「Intel Core i7-10510U」、外部グラフィックスに「NVIDIA GeForce MX250」を搭載しつつ、マグネシウム合金製の薄型・軽量ボディを実現したクリエイター向けスリムノートPC「DAIV 4N」を発売した。
本製品は第10世代(Comet Lake)のIntel Coreプロセッサーを採用することで、演算処理性能とメモリのデータ転送速度を向上。また、無線LANに最新のWi-Fi 6(11ax)を採用することで、従来モデル比で約5.5倍高速な最大約2.4Gbpsの通信速度を実現しているという。
また、ストレージには高速なNVMe接続のSSDが搭載され、ディスプレイにはNTSC比約72% sRGB比換算 約102%相当の広色域液晶パネルを採用。そして約12時間のバッテリー駆動時間を可能にするなど、充実したスペックのマシンに仕上げられている。
今回マウスコンピューターより「DAIV 4N」の実機を借用したので、詳細スペック、外観や使い勝手、ディスプレイ画質、パフォーマンスなどについてレビューしていこう。
CPU、メモリ、ディスプレイは共通、ストレージのみ変更可能
DAIV 4Nの標準構成モデルは、Core i7-10510U /16GBメモリ(PC4-21300 DDR4 SODIMM)/256GB SSD(M.2 NVMe接続)/14型フルHD液晶を搭載する1機種のみ。CPU、メモリ、ディスプレイは変更できないが、ストレージは下記の7種類から選択できる。
・512GB SSD(M.2 SATA3接続)プラス3,800円(税別)
・256GB SSD(SAMSUNG PM981、M.2 NVMe接続)プラス3,800円(税別)
・512GB SSD(M.2 NVMe接続)プラス5,800円(税別)
・1TB SSD(M.2 NVMe接続)プラス11,800円(税別)
・512GB SSD(SAMSUNG PM981、M.2 NVMe接続)プラス13,800円(税別)
・1TB SSD(SAMSUNG PM981、M.2 NVMe接続)プラス33,800円(税別)
メモリはワンスロットで、最大容量の16GBが搭載されているため増設は不可。ストレージはモジュール式なので規格的には換装できるが、自分で底面パネルを開けて交換してしまうとマウスコンピューターの保証が切れてしまう。ストレージの容量と速度に余裕が欲しければ、購入時にアップグレードすることをオススメする。
DAIV 4N自体にカスタマイズの余地は少ないが、OS、オフィスソフト、セキュリティソフト、ノートPC用クーラー、外付け光学ドライブ、外付けストレージ、キーボード、マウス、マウスパッド、スピーカー、ヘッドフォン、Webカメラ、ディスプレイ、プリンター、ブロードバンドルーター、ネットワークHUB、USBハブ、LANケーブルなどを同時購入できる。
なおWi-Fi 6の高速通信の恩恵を受けたいのであれば、Wi-Fi 6対応の無線LANルーター「ELECOM WRC-X3000GS」(プラス16,800円/税別)や「BUFFALO WXR-5950AX12」(プラス35,800円/税別)の購入を検討しよう。