DAIV 4NのサイズはW320.2×D214.5×H17.5mm、重量は約1.09kg。ディスプレイの上左右ベゼルの幅を狭めたナローベゼルデザインを採用することで、14型ディスプレイを搭載しつつ従来13型モデルと同等のフットプリント(設置面積)を実現している。

バッテリー容量はスペック表に記載されていないが、前述の通り、バッテリー容量をチェックする「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量、フル充電容量ともに46,740mWhと表示された。

バッテリー駆動時間は公称約12.0時間とされているが(JEITA測定法2.0)、今回実際にバッテリーベンチマーク「BBench」を用いてディスプレイ輝度40%でバッテリー残量5%までの動作時間を実測したところ、9時間35分16秒という結果が出た(「バッテリー節約機能がオンのときは画面の明るさを下げる」は無効に設定)。

  • バッテリー容量をチェックする「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量、フル充電容量ともに46

    バッテリー容量をチェックする「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、設計容量、フル充電容量ともに46,740mWhと表示された。DAIV 4Nは約12時間のバッテリー駆動時間がうたわれている

本製品はクリエイター向けのノートPCではあるが、外出先で利用するモバイルノートPCとしても十分なバッテリー駆動時間を備えている。

  • 本体の実測重量は1085.0g

    本体の実測重量は1085.0g

  • ディスプレイの最大展開角度は約150度。膝上で利用する際にもディスプレイを正面から見られるように角度調節可能だ

    ディスプレイの最大展開角度は約150度。膝上で利用する際にもディスプレイを正面から見られるように角度調節可能だ

  • ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測372.5g。電源ケーブルをサードパーティー製変換プラグと交換すれば、さらに軽量化を図れる

    ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測372.5g。電源ケーブルをサードパーティー製変換プラグと交換すれば、さらに軽量化を図れる

  • ACアダプタの仕様は、入力100-240V~1.5A、出力19V/3.42A、容量65W。メーカー保証は国内限定だが、スペック的には変換プラグを用意すれば世界各地で利用できる

    ACアダプタの仕様は、入力100-240V~1.5A、出力19V/3.42A、容量65W。メーカー保証は国内限定だが、スペック的には変換プラグを用意すれば世界各地で利用できる

USB Type-C 3.0はUSB PD対応、Wi-Fi 6で高速無線LAN通信可能

インタフェースは、USB Type-C 3.0(右側面×1、USB Power Delivery対応)、USB Type-A 3.0(左側面×1、右側面×1)、USB 2.0(左側面×1)、HDMI(右側面×1)、ヘッドセット端子(左側面×1)、ギガビット(10/100/1000)LAN端子(左側面×1)を搭載。

なお、メモリカードリーダーは省かれている。USB Type-C 3.0はUSB Power Deliveryに対応しているのがポイント。サードパーティー製のUSB Power Delivery対応小型ACアダプタやモバイルバッテリーで充電できるため、外出時の充電用アクセサリーを減らせ、電源を確保しやすいというメリットがある。

  • 本体右側面。左からUSB Type-C 3.0(USB Power Delivery対応)、USB Type-A 3.0、HDMI、電源端子が配置されている

    本体右側面。左からUSB Type-C 3.0(USB Power Delivery対応)、USB Type-A 3.0、HDMI、電源端子が配置されている

  • 本体左側面。左からセキュリティロックスロット、ギガビット(10/100/1000)LAN端子、USB 2.0、USB Type-A 3.0、ヘッドセット端子が装備されている

    本体左側面。左からセキュリティロックスロット、ギガビット(10/100/1000)LAN端子、USB 2.0、USB Type-A 3.0、ヘッドセット端子が装備されている

ネットワーク関連機能では、セキュリティポリシーから無線LANの利用が制限されるオフィスなどで、ギガビット(10/100/1000)LAN端子が重宝するが、やはりWi-Fi 6(11ax)に対応している点が大きなアドバンテージ。

もちろん無線LANルーターがWi-Fi 6をサポートしている必要があるが、理論値で最大2.4Gbpsの通信速度がうたわれており、筆者が計測した実測値でも最大1.16Gbpsのスループットを記録した。オンラインストレージとのデータの同期、ファイルサーバーなどとのデータのやり取りの際に威力を発揮するはずだ。

  • 本体天面はあえて装飾を排したシンプルなデザイン。本体の外装にはアルミよりも軽く、剛性が高いマグネシウム合金が採用されている

    本体天面はあえて装飾を排したシンプルなデザイン。本体の外装にはアルミよりも軽く、剛性が高いマグネシウム合金が採用されている

  • 本体底面。底面の吸気口は大きめに確保されており、大型のヒートシンクや冷却ファンが見える。ゴム足は横幅いっぱいのバータイプを採用。小さなテーブルの上でボディが多少はみ出しても、傾かないというメリットがある

    本体底面。底面の吸気口は大きめに確保されており、大型のヒートシンクや冷却ファンが見える。ゴム足は横幅いっぱいのバータイプを採用。小さなテーブルの上でボディが多少はみ出しても、傾かないというメリットがある

  • 本体前面

    本体前面

  • 本体背面

    本体背面