万が一にもさらなる安心を…… - シリコンパワーからデータ復旧サービス付きSSD登場

コンピュータの記録媒体は年々進化を遂げているが、ストレージの故障によるデータの喪失は、どんな記録媒体においてもついて回る問題だ。そんなデータ損失の懸念に応えるのが、 シリコンパワー が販売を開始した「データ復旧サービス付きSSD」だ。一体どのようなサービスなのだろうか。

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パンチテープからカセットテープ、フロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROM、そしてフラッシュメモリと、コンピュータが扱う記録媒体はコンピュータの歴史とともに、容量、速度、そして信頼性の面でも大幅な進化を遂げてきた。しかし、いつの時代にも、どんな記録媒体を使おうとも、データ損失による被害は発生している。損失の原因は様々だが、共通していることは、一度失われたデータを復旧するのは極めて困難ということだ。

幸い、世の中にはデータ復旧サービスというものが存在しており、専門の技術者が失われたデータの回復を試みてくれる。ただしこうしたサービスの多くは非常に高額ということもあり、データが消えてしまったが、復旧を諦めてしまったという経験のある人も多いのではないだろうか。しかし、当たり前だが失われたデータを復旧したいという潜在的な需要は大変多い。予算の都合がつけば大切な思い出だけでも取り戻したいという人は非常にたくさんいるはずなのだ。

そこで今回、 シリコンパワー が販売するのは、あらかじめデータ復旧サービスが附帯した内蔵用SSDだ。もしそのSSDを利用中にデータが消えてしまった場合、購入後1年以内であれば、シリコンパワーとデジタルデータソリューション株式会社(DDS)での復旧サービスが受けられる。

対象となるのは、SATA接続の2.5インチ型と、PCIe Gen3 x4接続のM.2型の、それぞれ256GB、512GM、1TB、2TBの4モデルずつ、合計8モデル。

※ 2019年12月12日現在

※ 2019年12月12日現在

DDSはデータ復旧サービスを運営し、11年連続で日本国内の売り上げシェアNo.1を維持している、国内トップクラスのデータ復旧業者だ。単なる故障から災害などによる物理的な破損まで幅広く対応できる高度な技術者を抱えており、その復旧率は公称95.2%と極めて高く、約80%の案件は48時間以内に解決するという素早い対応により、世界的な企業や官公庁などからも高い信頼を得ている。こうした高度な復旧サービスを個人でも受けられるのだ。

製品全体での包括的な契約となっているため、個々の製品に上乗せされるコストも小さくなり、結果として非常にリーズナブルな製品価格のまま、安心を享受できるのは嬉しい点だ。また、前述の通りスピーディーに対応してもらえるため、データの回復後、元の作業をすぐに続けられるのもメリットだ。もともとシリコンパワーではSSD製品の保証期間が3年と長めに設定されているなど、品質面への強い自信が窺えるが、万が一の場合にもデータ復旧を受けられるので、さらなる安心感が得られるわけだ。

重要なデータはクラウドなどに分散してバックアップを取っていれば大丈夫という意見もあるだろうが、大切なデータに限ってバックアップする前に失われてしまうもの。モバイルPCの普及によりクラウドに接続する回線のない場所で使うことも増えているし、データが大きければバックアップに時間がかかったり、十分な容量のあるメディアがない、といった理由で万全のバックアップが取れないことも十分考えられる。そんなときにデータ復旧サービスを気軽に使えるというのは、大きな安心感につながる。

※なお、DDSでのデータ復旧に際しては製品本体を解体する場合があり、その場合はそれ以降のシリコンパワーの製品保証の対象外となる

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これからのPCのストレージ選びでは、速度や容量といった性能に加えて、安全・安心も重視していきたい。シリコンパワーのデータ復旧サービス付きSSDは、こうした需要にリーズナブルな価格で応える製品だ。重要なデータを扱うことが多いユーザーに強くお勧めしたい。

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