バンドが手首に添うため、装着性も大きく向上した。細めといわれる日本人の手首では特に、ラグが長いとケースやバンドとの間に隙間ができたり、関節に当たって不快なことがある。その点、新しいケースはこれらを解消し、シャツやスーツの袖にすっきりと収まるのだ。
このMantaのバンドは人気があり、シリーズを象徴するキャラクターだと思っています。なお、従来のMantaのバンドはバックルにアジャスト機構がなかったのですが、フィット性を向上させるためにOCW-S5000では採用しました。
工具など使うことなく、約3mmの微調整が可能です。バンド調整時に駒をひとつ抜くとキツイ、でも抜かないと緩いなどのほか、バンドに余裕を持たせたいといったご要望にも対応します。
サファイアガラスの見切り板は、24面カットの効果が出るよう、しっかりと研磨。小さい面積ながら、上質な仕上がりを感じていただけると思います。特にOCW-5000Cのブルーは、光の環境によって、反射する色の表情が大きく変わるんですよ。これは、蒸着の特徴ですね。それゆえ写真を撮るのが難しくて、カメラマンさん泣かせでもあるのですが(笑)。
※音が出ます。ボリュームにご注意ください。
こだわりの美しいデザインと、革新的な技術によるフォルムが可能にした快適さ。まさに「Elegance,Technology」のひとつの頂点ともいうべきOCW-S5000シリーズ。腕時計を毎日使う人にこそ、ぜひ店頭で実際に手に取っていただきたい製品だ。