すべてのマウスコンピューターの製品にいえることだが、「m-Book F537SD-M2S2」も、もちろんBTOによってスペックを拡張(パワーアップ)できる。ちなみにBTOとは「Build to Order」の略で、簡単にいえば注文時に自分好みにパーツを追加したり、交換したりできるサービスだ。
本機がラインナップされている「m-Book F シリーズ」を例にすれば、まずはCPUをベースに基本モデルを選び、そこからメモリやストレージ容量などを増やしていくといった形になる。ノートPCは後からパーツを追加するのが難しいので、予算が許す範囲で将来に備えたパーツ構成を吟味したい。
筆者が本機をベースにするなら、メモリは16GBに増設。デュアルストレージが可能なので、標準のM.2 256GB SSDに加えて1TB HDDを追加しておきたい。これによって、ソフトウェアを複数開いて作業しても快適だし、ソフトウェアはSSD、データはHDDといった具合に、用途に応じたストレージの使い分けもできる。
この辺は好みにもよるので必須ではものの、気になる方はチェックしてみるとよいだろう。ちなみに前述した筆者のBTOの例を実施すると、メモリで11,800円、HDDで8,800円の追加料金が必要だ。本機の標準価格が74,800円(税別)なので、95,400円(税別)になるが、それでも10万円を切っているのは、やはり標準モデルのコストパフォーマンスがとても優れているからだといえる。
スタンダードノートPCとしてバランスの取れたスペックと、優れたコストパフォーマンスを提供してくれる「m-Book F537SD-M2S2」。PCの新規購入や買い替えを検討しているすべてのユーザーに、安心してオススメできる素晴らしい製品だ。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
型番 | m-Book F537SD-M2S2 |
ディスプレイ | 15.6型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080) |
CPU | Intel Core i3-8130U |
メモリ | 8GB PC4-19200 DDR4 SODIMM |
M.2 SSD | 256GB |
チップセット | - |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス 620 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、 IEEE802.11 ac/a/b/g/n |
インタフェース | USB 3.0×2(Type-A 左側面×1、Type-C 左側面×1)、 USB 2.0×2(右側面×2) |
サイズ | W377×D257×H25.4mm(折り畳み時) |
重量 | 約2.2kg |
バッテリー駆動時間 | 約6.0時間 |
価格 | 74,800円(税別)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2019/4/9(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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