・Wordで作文の下書きを作り、作文コンクールに提出
・学習ノート、計算練習、日記など
・Excelを使って1ヶ月のお金の出入りを計算させている
・野球の個人記録をExcelで集計させている
・サッカーチームの勝率を記録している

作業は原稿用紙に手書きにすると、後から段落の入れ替えや文章の修正をしたいとき、すべて書き直しになります。学校指定の原稿用紙を使わなければならない、もしくは手書きでの提出に限られているケースも多いとは思いますが、下書き作成に活用するのは良いアイディアですね。こちらは、Wordで「原稿用紙設定」を使用した活用法です。

ちなみにWordで「原稿用紙設定」をするのには、下記のように行います。


  • 1.Wordを開き、レイアウトタブを選択。そのなかにある、「原稿用紙設定」を押します

    1.Wordを開き、レイアウトタブを選択。そのなかにある、「原稿用紙設定」を押します

  • 2.設定画面が出てくるので、スタイルを「マス目つき原稿用紙」を選び、文字数や罫線の色、用紙サイズ、印刷の向きを、好みのものに変更し、最後にOKを押します

    2.設定画面が出てくるので、スタイルを「マス目つき原稿用紙」を選び、文字数や罫線の色、用紙サイズ、印刷の向きを、好みのものに変更し、最後にOKを押します

  • 3.するとWordの白い面に、原稿用紙のマス目が現れます!

    3.するとWordの白い面に、原稿用紙のマス目が現れます!


また、スポーツなど子ども自身が興味を持つものをデータ化させることも、遊びの一環として取り入れやすい、Officeの学び方です。

座談会に参加していただいたママさんたちにも、Microsoft Officeを体験していただきました。

  • インタビュー中カット

WordやExcel、PowerPointについては皆さん知っている&使用もしていましたが、OneNoteについては「知らなかった」とのことです。OneNoteとは、一言でいうと「メモアプリ」なのですが、テキストだけでなく画像を貼り付けたり、手書き入力もできる便利なアプリです。

  • OneNoteの作例見本。慣れるとこんなに自由自在なことができる、”メモアプリ”の枠を超えたアプリなのです。
    ノートパソコンから入力してスマホで閲覧できるので、筆者的には買い物メモなどおすすめです。(「OneNote」についてもっと詳しく知りたい方はこちら)

また、それ以外にもWord、Excel、PowerPointには何種類もの「テンプレート」が入っていて、例えば……

Word:イベント用チラシ、カレンダー、レポート、はがき、連絡先リスト、時間割表 etc...
Excel:毎週の授業計画、スケジュール表、カレンダー、名簿、タスク管理、アドレス帳、買い物リスト、ランニングログ、体重管理 etc...
PowerPoint:主にプレゼン用のスライド、カレンダー、名刺、ポスター etc...

ちなみテンプレートは、Microsoft Officeのソフトを起動し、「ファイル」から「新規」をクリックすると表示されます。カテゴリから見つけたり、検索欄にキーワードを入れると様々なテンプレートが表示されるので、活用すると非常に便利だと思います。

また、子どもさんでも活用できる、Microsoft Officeのおすすめの使い方には以下のようなものがあります。例としてソフト名を挙げているので、ぜひ参考にしてくださいね。

▼Microsoft Office おすすめの使い方
・宿題や自由研究、勉強に活用(Word、Excel、PowerPoint、OneNote)
・日記を作成する際に写真の貼り付けやメモ書きをする(OneNote)
・読書感想文や作文における作文テンプレートの活用(Word)
・課題の発表会におけるスライド作成(PowerPoint)

子どものパソコン使用で、親がもっとも不安を感じることは?

ママさんたちと座談会を進めていくうちに、何度も話題に挙がったのが「スマホやタブレット、パソコンを子どもに使わせることへの不安」です。

3人のお子さんはスマホやタブレットでゲームやYouTubeの視聴をしていますが、アダルト動画が関連動画に出てきてしまったり、広告バナーをタップして広告ページに飛んでしまったりすることに困っているとのこと。

また、家庭にあるパソコンを子どもに使わせることで、大事なデータが消えたり、写真が流出したりする不安も感じているそうです。アンケートでも、同様の結果が出ています。

  • 半数以上の方が不安を感じていると答えていました

子どもにパソコンを使わせるとき、親がもっとも不安を感じている点は「セキュリティ面(不要なサイトの制限等のペアレンタルコントロールができるかなど)」87.0%、次いで「衝撃等による故障(子どもがぶつけたり、落としたりしないか)」33.6%「価格面」25.7%でした。

結果と同様に、今回座談会で集まってもらったママさんたちも、皆さん男の子だったこともあり、パソコンへの衝撃による故障についてはかなり心配のようです。