昨今、「eスポーツ」が大きな盛り上がりを見せている。全国の高校生を対象とした「全国高校eスポーツ選手権」の開催も決まり、PCゲームへの関心は高まる一方だ。

これまでコンシューマ機でゲームを遊んでいた人たちの中にも、PCゲームをプレイしてみたいという方は多いだろう。そんなユーザーには、ゲームをプレイするために作られた「ゲーミングPC」をオススメしたい。しかし、決して安い代物ではないゲーミングPC。やってみたくても、迷っている方も少なくないハズ。

そこで今回は、アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」のメンバーでありながら、自作PCを組んでしまうほどゲーム好きだという"おとはす"こと、十束おとはさんと一緒に、都内最大級のeスポーツ施設「LFS(ルフス)池袋」と、秋葉原の「GALLERIA Lounge(ガレリア ラウンジ)」を訪れ、老舗メーカードスパラのゲーミングPCの魅力を体験してみた。

  • アイドルでありながらも、ゲーミングPCを自作してしまうほどゲームが好きだという"おとはす"十束おとはさん

    アイドルでありながらも、ゲーミングPCを自作してしまうほどゲームが好きだという"おとはす"こと十束おとはさん

▼フィロソフィーのダンスとは……
2015年、コンテンポラリーなファンク、R&B、哲学的な背景を持つ歌詞をアイドルに歌わせるというコンセプトの元、結成されたアイドルグループ。またプロデュースは、氣志團、ナンバーガール、ベースボールベアー、相対性理論などを手がけた加茂啓太郎氏が担当。結成後、早い段階から人気を博し、ワンマン・ライブもソールドアウト。あらゆる業界の著名人からも絶賛を浴び、今後の活躍に注目が集まる存在だ。
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4月にオープンした「LFS(ルフス) 池袋」へGO!

  • 「着きました! ここがeスポーツ施設「ルフス 池袋」の入り口です」

    「着きました! ここがeスポーツ施設「ルフス 池袋」の入り口です」

まずやってきたのは、池袋駅から徒歩で約5分ほどの場所にある、都内最大級のeスポーツ施設「LFS(ルフス)池袋」。おとはさんは格闘ゲーム、FPS・TPS、美少女ゲームを始めゲーム全般が大好きで、最近は「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(通称PUBG)」や「オーバーウォッチ」、「ギルティギア」などを遊んでいるそうだ。アーケードゲームもプレイするようだが、eスポーツ施設には初めて来店したという。

  • 「お店は地下にあるんですね、階段の照明も雰囲気あります。すごく楽しみ!」

    「お店は地下にあるんですね、階段の照明も雰囲気あります。すごく楽しみ!」

格闘ゲームやFPS・TPSはeスポーツとして盛り上がりを見せており、対戦プレイが盛んに行われている。ここ「ルフス 池袋」は、そんなeスポーツの「聖地」を目指して4月にオープンした施設で、本格的なeスポーツの大会やコミュニティーイベントにも対応。全100席にドスパラ製のゲーミングPCが用意されており、普段はインターネットカフェのようにPCゲームが楽しめる。

  • 「見てください、この広さ! 100席もあるんです。イベントではこの席が全部埋まるそうですよ!」

    「見てください、この広さ! 100席もあるんです。イベントではこの席が全部埋まるそうですよ!」

イベントで使われる幅8m×奥行5mのステージには、140型インチの大型マルチディスプレイを設置。イベントではここにゲームの実況画面や迫力の映像が映し出される。ステージ左右には国内初、ガラス張りの防音仕様のボックス型選手席を用意。最大10人対10人のチーム戦が可能だ。

  • 「こちらイベント用の大型ディスプレイです。これでゲームを観戦してみたいな~」

    「こちらイベント用の大型ディスプレイです。これでゲームを観戦してみたいな~」

  • 「ガラスで仕切られてるボックス席がある! この中で選手がプレイするんですね」

    「ガラスで仕切られてるボックス席がある! この中で選手がプレイするんですね」

贅沢仕様! 全席にGeForce GTX 1080Tiを搭載

実際にゲームを体験してもらう前に、まずは会員証づくり。「ルフス 池袋」では、スマホにインストールしたドスパラアプリを会員証として利用可能。また、初来店時に本人確認書類(現住所・生年月日が印字されており、公的機関、もしくは学校や会社が身分を証明しているもの)が必要になる。あらかじめアプリをインストールしておけば、初来店もスムーズに進められる。

  • 「私のiPhoneが会員証になるんですね。カードを持ち歩かなくていいのは便利かも!?」

    「私のiPhoneが会員証になるんですね。カードを持ち歩かなくていいのは便利かも!?」

プレイヤー席に置かれているのは、すべてハイエンドゲーミングPC『GALLERIA GAMEMASTER』。しかも全台、グラフィックスカードに「NVIDIA GeForce GTX 1080Ti」、CPUに「intel Core i7 8700」を搭載しているという贅沢な仕様だ。キーボードやマウス、ゲームパッド、ヘッドセットなどもぬかりなく、ゲーミングデバイスで統一されている。

  • 「見てください、コレ。GeForce GTX 1080Tiが搭載されてるんですよ! 欲しい……」

  • 「私もロジクールのキーボードとマウス使ってるんです! でもこれは光り方がカラフルですね」

    「私もロジクールのキーボードとマウス使ってるんです! でもこれは光り方がカラフルですね」

さらに、ディスプレイはリフレッシュレート240Hzに対応したBenQ XL2546。一部の席はデュアルディスプレイになっており、情報を確認しつつゲームをしたり、2画面全部にゲーム画面を表示してプレイすることも可能。椅子にはゲーミングチェア「DXRACER DXZ」が採用されており、疲れたら背もたれに体を預けて休むこともできる。

というわけで、さっそく席に座ってPCの操作を始めたおとはさん。遊びたいゲームがインストールされていない場合でも、高速なインターネット回線を利用して即座にダウンロード可能。今回はスタッフのSteamアカウントからゲームをダウンロードし、プレイをスタートした。おとはさんはあっというまにゲームに没頭し始める。

  • 「ここで私のPUBGのアカウントを使うこともできるんですか?やった!!!」──もちろん使えます

    「ここで私のPUBGのアカウントを使うこともできるんですか? やった!!!」──もちろん使えます

  • 「全然画面が引っかかる感じがないですね。あー!やられちゃった!!もう一回遊んでも良いですよね」──まだ時間は大丈夫です

    「全然画面が引っかかる感じがないですね。あー! やられちゃった!! もう一回遊んでも良いですよね?」──まだ時間は大丈夫です

おとはさんが遊んでいる間に、「ルフス 池袋」のシステムを紹介したい。営業時間は、イベントやメンテナンス日を除き14時~22時。PC席の利用料金は、3時間1,000円、7時間2,000円、延長の場合は一時間ごとに350円(いずれも税込)で、支払いは会員証へのチャージ制。飲食類の持ち込みは禁止されているが、価格が安めに設定された自動販売機が用意されている。

  • 「………………」──おとはさ~ん。さすがにそろそろ時間ですよ?

    「………………」──おとはさ~ん。さすがにそろそろ時間ですよ?(笑)

取材スタッフの存在を忘れたかのようにゲームを遊んでいるおとはさんには申し訳ないが、取材時間には限りがあるので、ここでゲームタイムは終了。「ルフス 池袋」はゲーム好きのおとはさんの心を見事に射止めたようだ。

  • 「このお店すごくいいです! 絶対また来ます! PCは快適だし、この椅子もずっと座ってられそう。ここにおいてあるPCって、どこで売ってるんですか?」

    「このお店すごくいいです! 絶対また来ます! PCは快適だし、この椅子もずっと座っていられそう。ここにおいてあるPCって、どこで売っているんですか?」

PC席に設置されているのは、すべてドスパラのゲーミングPCブランド「ガレリア」の特注モデル。これから、「ルフス 池袋」で使われているPCやデバイスを実際に試したり、購入したりできる秋葉原の「GALLERIA Lounge(ガレリア ラウンジ)」に向かおう。