スティックPCであるMS-CH01FV2の真価を引き出そう!

MS-CH01FV2を活躍させるのに、最も適した場所はやはりリビング。最近はAmazon Fire TV、Apple TV、Nexus Playerなど、数多くのテレビ用セットトップボックスがリビングの大画面テレビをスマートテレビ化しているが、本機ならスマートテレビどころかPCそのものに変身させてくれる。

MS-CH01FV2をリビングの49インチテレビに接続すれば、超大型テレパソが実現。PCのインタフェースで見るYouTubeは実に快適。筆者のスティックPCの定位置は、やはりリビングで決まりだ

スティックPCの魅力はなんといっても汎用性。スティックPCは、星の数ほど存在するPC用周辺機器、アプリケーションを活用できる。もちろんセットトップボックスのリモコンだけの操作も手軽で悪くない。しかし例えば、動画配信サイトでさまざまなキーワードを組み合わせて目的の動画を探すときや、タブを使って視聴する動画をキープするときは、キーボードとマウス、そしてウィンドウ環境を利用できる本機のほうが断然快適だ。

また、本機はブラウザでNetflix、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、dTV、dアニメなど、ほとんどすべての映像ストリーミング配信サービスを視聴可能。セットトップボックスのように、視聴アプリケーションがリリースされていなくて見られないと地団駄を踏む必要はない。

ウィンドウを分割表示できるWindows 10なら、画面の半分で映画を観ながら、もう半分で気になる俳優をWikipediaなどでチェックできる。セットトップボックスではできない芸当だ

もう一つオススメしたいのが、Steamの「ホームストリーミング」機能。前述の通り、リッチなグラフィックス描画を不得手とする本機だが、ホームストリーミング機能を利用すれば、ハイエンドゲーミングPCでゲームの処理を行わせ、本機側でリモートプレイできる。例えば自室のゲーミングPCをリビングに持ち運ばなくても、本機を大画面テレビにつなぐだけで、迫力の3Dゲームを堪能できるわけだ。

Steamのクライアントアプリは、標準でホームストリーミング機能が有効になっている。2台のPCでそれぞれクライアントアプリを起動すれば、どちらにインストールしているゲームでもプレイ可能。多少画面は遅延するが、格闘ゲームでハイレベルな戦いをしないかぎりは、プレイに支障はないレベルだ

最後に挙げるのは非常用PCとしての活用例。本機はUSB-ACアダプター、HDMI延長ケーブルと合わせても実測217g。常にバッグに入れていても負担にならない重さだ。自宅のPCの調子が悪いとき、職場のPCを修理に出すとき、はたまた海外旅行でノートPCが盗まれてしまったときに、本機は危機的状況を救うバックアップとして非常に心強いはずだ。もちろん、外出先や出張時など普段のビジネスシーンでのパソコン利用、旅行や帰省など長期で家を空ける際など、活躍シーンは様々だ。

常にMS-CH01FV2を手元に置くなら、普段必ず持ち歩くバッグに入れておくのがベスト。もし行き先や用途に応じてバッグを替えるなら、このようなアクセサリー固定ツールでまとめておくといい

スティックPCであるMS-CH01FV2のパフォーマンスは、たしかに限られている。メインPCとしてがっつり使うことはオススメできない。しかし手のひらに乗る超小型のスティックPCであるMS-CH01FV2は、サブPCとして応用範囲が広い必須アイテムだ。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 m-Stick MS-CH01FV2
CPU Intel Atom x5-Z8350
メモリ 2GB PC3-12800 DDR3L(オンボード)
ストレージ 32GB eMMC
グラフィックス Intel HD Graphics 400
OS Windows 10 Home 32ビット
LAN IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×1、USB 2.0×1
サイズ W113×D39×H13mm(端子含まず)
重量 約62g
価格 19,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2017/6/12(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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