ビジネス用途にも使える洗練されたデザイン
十分な実力を備えることがわかったところで、続いては外観を見てみよう。トップカバーは直線的なデザインを活かしながらも、エッジを落とすことでシンプルすぎる印象を払拭。さらにトップカバーとパームレスト部分は、ヘアライン加工で洗練されたイメージに仕上がっており、ビジネス用途にも使いやすいといえるだろう。
本体サイズはW385×D271×H25.4mm(折り畳み時)で、重量は約2.9kg。モバイルノートPCのような機動性こそないものの、書斎やリビングなど部屋間を移動したり、会議室でプレゼンをするといった用途には最適だ。また、ディスプレイには外光の反射を抑えるノングレア処理が施されているので、視認性が良く作業に集中しやすいのもポイントだ。加えて、バッテリー駆動時間はこれだけの高性能でありながら約7.6時間もつので、外に持ち出して作業をする場合でも問題ないだろう。
明るさ調節も可能なバックライト付きキーボードを採用
キーボードはテンキーを搭載した107キーで、キーピッチは約19mm、ストロークは約2mm。ノートPCながらしっかりとした打鍵感があり、オーソドックスなキー配列と相まって使いやすい印象を受ける。
また、キーボードにはバックライトが搭載されているため、薄暗いシチュエーションでも操作が可能。「CONTROL CENTER」の「デバイス」項目でバックライトの明るさを調整することもできる。
タッチパッドはテンキー部分を考慮した左寄りの配置で、左右独立式のクリックボタンを採用。クリックボタンの間には指紋認証デバイスが搭載されており、ビジネス用途でも安心して利用できる。