「m-Book B501E」は、マウスコンピューターの8000台限定アニバーサリーモデルだ。15.6型のグレアパネルを搭載しており、解像度は1,366×768ドット。搭載されているOSはWindows 10となる。こちらの魅力はなんといってもコストパフォーマンスの高さ。39,800円(税別)という価格から購入することができ、「Office Home and Business Premium」プリインストールモデルでも59,800円。60,000円前後という価格にピッタリ適合する製品だ。

8000台限定アニバーサリーモデル「m-Book B501E」。お値段は破格の39,800円(税別)

「m-Book B501E」天板と底面の様子。グレーとブラックのシンプルなデザインで通気口も少ない

マイナビニュース:価格を重視するならこのモデルです。MS-Ofiice無しでOKなら、なんと39,800円(税別)で購入できます。

安藤さん:えーっ! 安い! いまってそんな値段でパソコンが買えるんですね。

39,800円(税別)という価格に驚きを隠せない安藤さん

マイナビニュース:そのかわり、スペックは抑え目です。CPUには「Intel Celeron N3160」というローエンドモデルが使用されていて、メモリも4GBと最近のモデルとしては少なめです。

安藤さん:でも、ぜんぜん普通に使えますよ。これで性能が低いんですか?

たしかに、Intel Celeron N3160はメールやブログ、インターネットで使う分には十分な性能を備えている。安価なCPUながらも4コアを内蔵しており、複数のアプリを動かしてもすぐには処理が重くならない。必要十分なCPUとも言える。

マイナビニュース:実はこのパソコンが快適に使えるのには、1つ秘密があるんです。古いパソコンではデータを記録するのにHDDという記録装置が使われていたのですが、この機種にはSSDという装置が使われているんですよ。

安藤さん:そうなんですね……SSDってなんですか?

SSDの存在を知ることで、不満の無い速度を実現できた秘密がわかったようだ

マイナビニュース:スマホやデジカメで使われているSDカードをすごく早くしたような装置ですね。HDDより何倍も速いので、これが入っているだけで体感速度が変わります。HDDよりも高価なので、この価格のノートパソコンに入っているのはすごいですよ。

安藤さん:たしかにすごくキビキビ動いて、軽い感じがしますね。

「m-Book B501E」は、40,000円以下という価格にもかかわらず、120GBのSSDを搭載している。昨今はSSDの価格が急激に下落しているものの、まだまだHDDに比べると割高感は否めない。そんなSSDを標準搭載しているのは、大きな魅力といえるだろう。

安藤さん:キーボードの打ち心地もいいですね。……あ、これ液晶を開くと本体が斜めに傾くんだ!?

マイナビニュース:はい、デスクトップキーボードのツメを上げた時のようにキーボードに傾斜が付く"リフトアップ構造"を採用しています。

「m-Book B501E」の静かな打ち心地は安藤さんの琴線に触れたようだ

安藤さん:でも閉じるとすごく薄いんですね。本体も軽いし、これなら持ち運びも簡単そう。端子もいっぱいついてますね。

マイナビニュース:テレビや液晶ディスプレイに接続できるHDMIやD-SUBポート、USBメモリや外付けHDDなどと高速にデータを通信できるUSB3.0ポートといった端子は一通り取り揃えられていると思います。持ち歩く機会が多いのであれば、本体の大きさと重量は重要ですよね。

左側面には、ケンジントンロック、電源コネクタ、HDMI出力、USB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力を搭載

右側面は、ギガビットLAN、VGA出力、SD/MMCカードリーダー、USB2.0×2を備える

安藤さん:え~、これで十分な感じがしますけど、もう一つはどんな違いがあるんだろう?

「m-Book B501E」のコストパフォーマンスの高さと十分な性能に、すっかり心を奪われている安藤さん。最後に、比較用として「m-Book B501E」のWindows エクスペリエンスインデックススコアを紹介しておこう。続いて、もう1台のノートパソコン「LuvBook F551X-S5」を見ていきたい。

「WIN SCORE SHARE」にて計測した「m-Book B501E」のWindows 10 エクスペリエンス インデックス スコア