さぁ、「Steam」を楽しもう!
さて、本機のコンセプトに「Steamで存分にゲームを楽しみまくれるゲーミングノート!」というものがある。冒頭でも軽く触れたが、ここで「Steam」という言葉が耳慣れないという人達のために、軽くこのサービスを紹介しておこう。
「Steam」は、米Valve Corporationが運営するゲームのポータルプラットフォームで、このサービスを利用してPCゲームのダウンロード販売やマルチプレイゲームのサポート、ユーザー同士のコミュニティの提供などをしてくれるサービス。ユーザーは「Steam」がリリースしているパッケージゲームをインストールしたり、専用ソフトをダウンロードすることで、このサービスを利用できるようになる。
もちろん、初回はアカウントの作成が必要だが、以降は「Steam」に登録されているゲームはひとつのアカウントで管理される。ゲームデータや、購入したゲーム本体も自分のアカウントで管理できるため、パッケージを無くしてもゲーム本体の再ダウンロードが可能。そうしたきめ細かいサービスだけでなく、所有しているゲームの種類などから自分に合うゲームを探してくれたり、最新ゲームのニュースを送ってくれたりと、ヘビーゲーマーでさえ、かゆいところに手が届く充実のサービスが魅力だ。
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これが「Steam」のサービス画面。基本的にこのコンソールがPCに常駐することになる。「ストア」でゲームを購入することができ(無料版もあるぞ)、ライブラリからは自分が購入したことがあるゲームを管理できる。「コミュニティ」はSNS感覚で友達とゲームについて語り合うことが可能だ |
扱われるゲームが基本的に欧米発の、いわゆる「洋ゲー」がメインとなるため、コアなファンしか知らなかったりしたが、最近ではコンシューマゲームのタイトルにもなった「コールオブデューティー」シリーズや、「ゴーストリコン」シリーズなどで知名度も高くなっている。ちなみに、昔からの洋ゲーマニアにとってはたまらないゲームが多く、最近では日本あるいは韓国発のMMORPGなども登録されるようになっている。始めて知った人も、すでに利用している人にも、ことゲームに関しては気になるネタのことかかないのが「Steam」の良さだろう。
それでは、実際にいくつかのゲームをプレイしてみよう。まずは超メジャータイトルとなった「コールオブデューティー モダン・ウォーフェア3」だ。FPSゲームとして作品が多いタイトルで、日本では10以上の作品が楽しめる。基本的にグラフィックスが丁寧に造り込まれていて、ストーリー性が高いため、ファンの間では「好く出来た戦争映画」などと評価されることもあるほど。マルチプレイの人気も高いが、この作品で遊びたいという人は、ぜひキャンペーンゲームから始めていただきたい。
このゲームでは、デフォルトのビデオ設定が低めだったので、写真のようにほぼフルスペックに変更してから試してみた。結果としてはグラフィックスカードへの要求を高くしても問題無く動く。コマオチなども感じられなかったので、ぜひビデオ設定は自分でカスタマイズしてから楽しんでいただきたい。
次ぎに2014年10月にリリースされたばかりの「GhostRecon Phantoms」を試してみよう。こちらはオンラインのマルチプレイオンリーのゲーム。筆者がログインした時間帯が悪かったのか、マッチングしづらく、人数も最小限のことが多かった。グラフィックスはデフォルトでも十分すぎるほどなので、こちらは特にカスタマイズの必要性を感じない。プレイヤーのレスポンスも高く、FPS慣れしている人でも楽しめるだろう。操作時にもコマオチもおきず、実にスムーズだった。
最後は2014年2月にリリースされている「Hawken」。CPUが「3GHz以上のデュアルコア」、グラフィックスが「NVIDIA GeForce GTX 460以上」と、推奨環境が高めのゲームだが、本機ではストレス無く動いた。ロボット好きにはたまらないゲームで、オンラインによるメック同士のガチンコ勝負が楽しめる。ユーザーも多く、仲間と連携しながら相手を打ち負かしていくのは快感だ。このゲームがこれだけストレスなく動けば、ほとんどのタイトルは安心して遊べるだろう。
ゲーマーのための成熟したノートPC
「NEXTGEAR-NOTE i420BA1-SP-MN」を様々な角度からご紹介したが、いかがだったろう。個人的な感想として、このサイズのノートPCでここまで遊べるのは高く評価したい。CPU、グラフィックスといった基本性能の高さはもちろん、デフォルトでSSDが搭載されている点が、ゲーム時のストレスを大きく減らしてくれていることは、いうまでもないところだ。
また、これはすべてのゲームに言えることだが、十分なパフォーマンスを発揮させるには、ビデオ設定のカスタマイズは必要。本機の場合しばらくは安心かと思うが、将来はゲームの要件が当機を越えるケースも出てくるはず。その時になって「遊べない」というのではなく、ビデオ機能のどの部分を抑えれば、「楽しめる」範囲にグラフィックス機能が収まるのかを知っておくことは必要だろう。
いずれにしても、モバイルさえ可能なゲーミングノートPCとして、本機は類い希なる高いパフォーマンスを発揮してくれる。長時間ゲームの世界に没頭できるゲーミングノートPCはそれほど多い訳では無いので、ノートPC型のハイパフォーマンスマシンを求めているユーザーにはぜひ試して頂きたい製品だ。
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | NEXTGEAR-NOTE i420BA1-SP-MN |
CPU | Intel Core i7-4710MQ(2.50GHz/ターボ最大3.50GHz、4コア/8スレッド) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB mSATA SSD+1TB HDD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 860M 2GB |
OS | Windows 8.1/Windows 7 |
LAN | 1000BASE-T |
インタフェース | USB2.0ポート×1、USB3.0ポート×3、イーサネット、ヘッドフォン出力、マイク入力、マルチカードリーダ |
サイズ/重量 | W330mm×D227mm×H31.9mm/約2.1kg |
価格 | 119,800円(税別) |
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