「どんな車でも10万円で買取してもらえるって本当？」
「車の最低買取価格保証って何？」
この記事では、上記のような方に向けて以下の内容を解説していきます。
- 本当にどんな車でも10万円で買取してもらえるのか
- 実際の車の買取価格
- 車の最低買取価格保証について
- 車を少しでも高く買取してもらうためのコツ
上記の内容を把握することで、あなたに合った方法で車をできるだけ高く買い取ってもらえる可能性が上がります。
なお、今すぐ車を高額買取してもらいたい方におすすめの買取業者として「カーネクスト」があります。
どんな車でも10万円買取は本当？真相や10万円がつく仕組みを解説
ここからは、どんな車でも10万円で売れるのか、10万円がつく理由・仕組みを紹介していきます。
上記の内容を知ることで、自身の売りたい車が10万円で売れるかどうかわかるでしょう。
【結論】どんな車でも10万円で買取される可能性は低い
結論から言うと、どんな車でも10万円で買取される可能性は低いです。
状態の比較的良い車であれば10万円での買取が狙える可能性はありますが、廃車寸前の状態が悪い車の場合は10万円になる可能性は低いでしょう。
また、買取業者によって買取が可能な車種・買取不可能な車種がある場合があり、その際はどんな車でも買い取ってもらえる訳ではありません。
加えて。買取可能な車種であっても、中古車としての需要が低く10万円の価値がつかない車種もあります。よって「どんな車でも10万円買取」は現実的には難しい場合があります。
どんな車でも10万円で売れる業者は存在する？
どんな車でも10万円で売れる業者は存在しない可能性が高いと言えます。
先にも紹介した通り、状態によっては10万円になる可能性が低い車が存在するため、実際に「どんな車でも10万円」は難しいと言えます。
状態が良くても需要の関係で10万円未満の価値となる車種もあり、その場合にも「どんな車でも10万円買取」は不可能です。
しかし、廃車にするしかないような車でも税金・保険金の還付や、リサイクル資源としての価値があるため、最低でも1～3万円前後の価格がつく可能性があります。
実際の車の買取価格は？
一概に買取価格がいくらとは言えません。
理由として、中古車としての需要が見込める車の場合と廃車にする場合の買取価格は大きく異なることが挙げられます。
走行距離が短く状態が良い、需要が高い車種の場合は100万円を超えることもありますが、状態が悪く需要の少ない車種の車の場合（廃車にするしかない車）は1～3万円程度になることが多いです。
買取価格は車種や状態、需要によって大きく異なるため、一度査定に出してみると良いでしょう。
車の最低買取価格保証とその仕組み｜本当の買取価格はいくら？
ここからは、車の最低買取価格保証とその仕組みについて紹介していきます。
上記の内容を知ることで、自身の車に最低でもいくらくらいの価値があるのか把握しやすくなります。
車の最低買取価格の保証はいくらくらい？
車の最低買取価格保証とは、車買取業者が設定している、「どんな車でも最低いくら以上で買取する」という保証を指します。
業者によってはこの最低買取価格保証を設定している場合があり、条件を満たす車種・状態の車は最低買取価格以上で買い取ってもらえることが保証されています。
その最低買取価格保証ですが、保証される買取金額は業者によって大きく異なります。
しかし、大体の場合どんな車でも部品としての価値や還付金を考慮するとおおむね3万円前後くらいの価値があります。
そのため、目安ではありますが3万円前後の買取価格となる場合が多いでしょう。
どんな車でも大体3万円くらいの価値がある理由は以下の通りです。
- 自動車税の還付金がある
- リサイクル料金の返金がある
- 中古車としての価値がある
- パーツとしての価値がある
- 資源としての価値がある など
実際の最低買取価格保証の金額を、業者ごとに下表にまとめました。
| 業者名 | 金額（税込） |
|---|---|
| ガリバー | 30,000円（税込）（対象店舗のみ） |
| ハッピーカーズ神戸店 | 軽自動車20,000円（税込）/普通車30,000円（税込）（※条件あり） |
| ティーバイティーガレージ | 10,000円（税込） |
実際に車買取業者の事例を調べてみると、1～3万円の最低買取価格保証を設定していることがわかります。
業者ごとに最低買取価格保証している車種や車の状態などが異なるため、事前によく確認しましょう。
車の買取価格が決まる仕組み
車の買取価格は車の価値はもちろん、それ以外にもパーツとしての価値や資源としての価値など、さまざまな要素で決定されます。
廃車にするしかないような車にも、資源としての価値がある場合があります。
車の買取価格を決める際に反映されやすいものを下表にまとめました。
| 要素 | 売却した場合の金額 | 廃車にした場合の金額 |
|---|---|---|
| 自動車税の還付 | — | 前払い分を残期間で月割りした額 |
| リサイクル料金の戻り | 7,000～18,000円（税込）程度（※乗用車の場合） | — |
| 資源としての価値 | 20,000～30,000円（税込）程度 | 20,000～30,000円（税込）程度 |
| パーツとしての価値 | 0～60,000円（税込）程度 | 0～60,000円（税込）程度 |
| 車検の残り | — | 0～40,000円（税込）程度 |
このような仕組みがあるため、どんな車でも買取する・業者によっては買取価格保証があり、保証価格は3万円前後になる場合が多いです。
車の最低買取価格保証をしてくれる買取業者はある？
車の最低買取価格保証をしてくれる買取業者はあります。
業者によって最低買取価格や保証が適用される車の条件は異なりますが、実際に最低いくら以上で買取すると公式サイトに記載している業者は存在します。
例えば、カーネクストでは下記のような状態の車も0円以上で買取保証しています。
- 10年前の車
- 10万㎞走行の車
- 動かない車
- 水没車 など
さらに、廃車手続きの代行やレッカー引取の費用も無料です。
業者によって条件や対応は異なるため、事前によく確認することが大切です。
どんな車でも10万円買取に近づけるための6つのコツ
どんな車でも10万円買取に近づけるためのコツには、以下6つあります。
上記の内容を知ることで、どんな車でもできるだけ10万円に近い金額で買取してもらいやすくなります。
売る車のスペックや状態を把握する
売る車のスペックや状態を把握すると10万円買取に近づく可能性があります。
車の査定額にはスペックや状態が大きく影響するため、事前にしっかりと把握しておくことが大切です。
例えば走行距離が1万km、3万km、5万kmと増えていくに従って、査定額は下落していく場合が多いです。
査定額に影響するスペックや状態の指標としては、以下のようなものがあります。
- 走行距離
- 年式
- ボディの傷やへこみ
- 車内の臭い
- エンジン部分の不具合 など
これらをきちんと査定員に伝えることで、適切な買取価格がつきやすくなり10万円買取につながる可能性もあります。
また、これらの指標は見積もりを取る際に査定申し込み画面で入力が必要となる情報でもあるため、事前に確認しておくことで適切な見積もりにつながる可能性もあります。
できるだけ早めに売る
できるだけ早めに売ると10万円買取に近づく可能性があります。
車の買取価格は走っている距離が少なく、発売から年数が経っていないもののほうが高くなりやすい場合が多いです。
例えば、10万㎞以上走っている車や10年落ちの車はメンテナンスに費用がかかる可能性が高いため、買取価格が下がりやすいです。
そのため、走行距離や発売からの期間が短いうちに早めに売ってしまうことで10万円買取につながる可能性があります。
また、新しいモデルが発売されると古いモデルは買取価格が下がりやすい傾向もあります。
例えば、日本車は5～10年ごとに新しいモデルが発売されるケースが多く、そのタイミングで古いモデルの販売価格が下がるため、それに伴い買取価格が下がりやすいです。
上記のような観点から、売却を考えている車はできるだけ早く売ると10万円買取につながる可能性があるためおすすめです。
アクセサリー・オプションは純正のものを選ぶ
アクセサリー・オプションは純正のものを選ぶと10万円買取に近づく可能性があります。
純正のアクセサリー・オプションは、見た目の良さや再販時の需要、安全面といった観点から査定額がアップしやすい場合があります。
一方で社外品・非純正品は、同じような観点から査定額にプラスの影響を与える可能性は低いでしょう。
10万円買取につながる可能性のある純正のアクセサリー・オプションには、以下のようなものがあります。
- 安全装置
- カーナビ
- エアロパーツ
- サンルーフ など
注意点として、純正品でないものを売却予定の車に取り付けている場合でも、査定にプラスの影響を与えるアクセサリー・オプションもある可能性があるため、外さずにそのまま査定に出すと良いでしょう。
売るタイミングを見極める
売るタイミングを見極めると10万円買取に近づく可能性があります。
中古車が売れやすい時期の直前は買取業者側も車の在庫を確保しておきたいため、通常よりも車が高く売れる可能性があります。
例えば、新生活に備え車の需要が高まる1～3月と夏のボーナスが出た直後の9月は中古車へのニーズが高まるため、査定額アップが狙いやすいです。
中でも3月は買取業者の決算セールが行われる場合があるため、その直前は買取価格が上がりやすい傾向があります。
すぐに売りたい理由がない場合は、売るタイミングを見極めて売却するのがおすすめです。
売る気があるという姿勢を見せる
売る気があるように見える態度・姿勢を買取業者見せると10万円買取に近づく可能性があります。
売る気があるという態度・姿勢を見せることで、買取業者側に良い印象を持ってもらいやすいです。
反対に売る気がないと判断されてしまうと、売る気がないならと査定額を下げられてしまったり、交渉に応じてもらいにくくなる場合があります。
そのため売る気があるという姿勢をしっかり見せることが重要です。
また、その際に,いくらくらいであれば売却しても良いという金額を予め決めておくと良いでしょう。
そうすることで、買取業者と交渉して査定額を引き出したり、反対に低すぎる価格で買取されることを防いだりすることができるようになります。
売却の条件を決める上では、Web査定や事前に複数社の見積もりを取るのがおすすめです。
車のメンテナンスをしておく
車のメンテナンスをしておくと10万円買取に近づく可能性があります。
車のメンテナンスを細部までしておくことで車を大切にしていると判断され、査定員に良い印象を持ってもらえる場合があります。
また、車を綺麗にしておくことで、査定の際の不要な減額を避けられる可能性があります。
中でも、タバコやペットなどの車内の臭いは減額につながりやすいです。そのため、車を日ごろからメンテナンスしておくことは、売る際に10万円買取につながる可能性を高めることがあります。
また、車の状態が悪いからといって売る前に修理に出す場合、修理費が高額になるようならそのまま査定に出しましょう。
修理をしたとしても、修理代を上回る金額が査定額にプラスされる可能性は低いからです。
あくまで車内の掃除や洗車レベルの無理のない範囲でメンテナンスを行いましょう。また、車検も買取価格に影響することはあまりないため通さなくても良い場合が多いです。
どんな車でも10万円買取ではないが車の高価買取に期待できる買取業者3選
カーネクスト
出典：カーネクスト
| 高価買取の実績 | 日産 キャラバン 1998年式 250,000km/130,000円（税込） |
|---|---|
| 査定方法 | 電話/Web |
| 店舗数（全国） | 約13,000店（※提携業者の数） |
| 店舗住所例 | — |
| 営業時間 | — |
カーネクストは、本社が大阪にある株式会社カーネクストが運営する中古車買取業者です。車買取に関しては全国の買取業者と提携があるため、日本全国で対応しています。
車の査定から買取までが電話1本で完了するため、手間をかけずに車を売却しやすいでしょう。
カーネクストはオペレーター対応満足度が91.9%（※1）と高いことから、車の買取価格への満足度が高いことが伺えます。
加えて、他社での査定見積もりを取っている場合、査定金額の上乗せをしてもらえる可能性があるため、高価買取に期待できます。
実際に20年落ち、走行距離240,000kmの「トヨタ エスティマ」を100,000円（税込）で買取しています。
また、カーネクストでは年式の古い車や事故車、動かない車でも0円以上（※2）で買取してもらえます。
さらに、レッカー引き取り代や廃車手続き費用もカーネクストが負担してくれるため、廃車になるような車でも費用をかけずに買取してもらえます。
（※1.2 2024年7月時点 公式サイトに記載）
電話査定は無料で利用できるため、まずは買取価格を知りたいといった場合でも気軽に問合せしやすいでしょう。
以上より、カーネクストは「他社と比較してできるだけ高く車を売却したい人」や「他社では買取が難しい車を0円以上で買取してもらいたい人」におすすめです。
カーセンサーnet
出典：カーセンサーネット
| 高価買取の実績 | ホンダ フィット 2012年式 10万km未満/170,000円（税込） |
|---|---|
| 同時査定依頼数 | 30社 |
| 利用手数料 | 無料 |
| 提携業者例 | ・ユーポス 新堀川伏見店 ・ベストワン ・車買取レンジャー |
| 日本自動車流通研究所（JADRI）への加盟 | ◯（一部加盟店） |
カーセンサーnetは、30年以上（※1）中古車情報を提供し続けている車一括査定サービスです。
カーセンサーnetには、最大30社（※2）へ一括で査定依頼できるという特徴があります。多くの業者の買取価格を一度に把握できるため、より高価買取してもらえる業者を選びやすいでしょう。
実際に2013年式、130,000km未満の「日産 セレナ」に90,000円（税込）の査定額がついた実績があります。
最大5,000社（※3）が入札するオークション形式の車の買取も可能で、その場合は1社と電話のやり取りをするのみでより高い金額で売却できます。
（※1~3 2024年7月時点 公式サイトに記載）
提携している中古車買取業者が多いため、年式の古い車や事故車でも買取してもらえる可能性があるでしょう。
メールによる連絡や電話の時間指定ができるため、不要な営業電話を減らしやすいです。
以上より、カーセンサーは「複数社の見積もりを比較してより高い金額で車を売却したい人」や「一括査定申し込み後の営業電話をできるだけ減らしたい人」におすすめです。
ナビクル
| 同時査定依頼数 | 10社 |
|---|---|
| 利用手数料 | 無料 |
| 主要な提携業者 | ・ガリバー ・ネクステージ など |
| 日本自動車流通研究所（JADRI）への加盟 | ◯（一部加盟店） |
ナビクルは、東証プライム上場企業の株式会社エイチームライフデザインのグループ企業が運営する、車一括査定サービスです。470万件以上（※）の取引実績があります。
（※2023年7月時点 公式サイトに記載）
ナビクルは査定を申し込むと同時に、売りたい車の大まかな買取価格を知ることができます。まずはどのくらいで売れるか知りたい場合に気軽に利用しやすいでしょう。
以上より、ナビクルは「大手企業が運営し、実績が豊富な信頼感のあるサービスを利用したい人」におすすめです。
高く売れない車を少しでも高く売るポイント
同じ車種の買取相場を知っておく
同じ車種の買取相場を知っておくと車が少しでも高く売れる可能性が高まります。
自身の売りたい車の買取相場を把握しておくことで、相場からかけ離れて安い金額を提示された際におかしいと気付きやすいでしょう。
また、相場を把握しておくと査定時に希望の金額に近づけるための交渉がしやすくなります。
買取相場を調べる際には、1社のみでなく複数の業者を比較して把握しておきましょう。中古車買取業者を複数社回るのは手間と時間がかかるため、ネットの一括査定で行うと効率的です。
例えばカーセンサーnetでは、最大30社（※）に査定を依頼を一括で行うことができます。
（※2023年7月 公式サイトに記載）
高価買取が期待できる業者を比較する
高価買取が期待できる業者間で比較を行うと、車が少しでも高く売れる可能性が高まります。
業者ごとに力を入れているメーカーや買取を得意としている車種が異なるため、自身の車に合った業者を複数社選び、その中で比較検討することで高価買取につながる場合があります。
また、車の買取にかかる手数料は業者によってさまざまです。そのため、買取実績や手数料の有無を確認し、自身の車を高価買取してくれる買取業者を比較して選ぶと良いでしょう。
その際一括査定サービスを利用したり、複数の買取業者に査定に出してみたりすることは有用です。
どんな車でも10万円買取に関するよくある質問
10万円以上の買取価格になりにくい車の特徴は？
10万円以上の買取価格になりにくい車の特徴には以下のようなものがあります。
- 年式が10年以上前の車
- 走行距離が10万km以上の車
- 車検の有効期限が切れている車
- 修理歴のある車
- 自力走行の不可能な車
- 改造車 など
中古車として再販しにくい車や海外でも需要がないと判断される車は、10万円以上の買取価格になりにくい場合が多いです。
上記のような車でも、パーツとして価値がつく場合や需要ある金属が使用されている場合は10万円以上の買取価格になる場合もあるため、買取業者に確認するのがおすすめです。
カーネクストとナビクルは同じ？
カーネクストとナビクルは同じではありません。
ナビクルは一括査定業者であり、カーネクストは廃車を中心に買取している中古車買取業者です。
なお、ナビクルで査定に出すと中古車買取業者であるカーネクストから連絡が来る場合があります。
古い車の買取価格は？
車種や状態によって大きく異なるため一概には言えませんが、廃車寸前であっても1~3万円くらいの値段がつくことがあります。
廃車寸前であっても古い車に値段がつく理由として以下のようなものがあります。
- 古い車を探しているマニアや海外で需要がある
- パーツとしての価値がある
- 車に使用されている金属がリサイクルできる など
そのため、廃車寸前だからといってあきらめずに一度査定に出してみると良いでしょう。
