セディナと日本電気(以下、NEC)は4月16日、セディナがNECの顔認証技術を採用し、セディナの業務端末約8,000台を対象とした新たな生体認証システムを構築したと発表した。新システムは、今年5月から全国約70の拠点において順次稼働を開始する予定。

新たに構築された生体認証システムは、NECのAI技術群「NEC the WISE(エヌイーシーザワイズ)」の1つである顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用したもの。同システムにより、セディナでは、業務端末ログイン時に顔認証による本人認証が可能となる。併せてシングルサインオンの仕組みを導入することで、より安全かつ利便性の高い業務アプリケーション利用を実現するという。

セディナでは今後、同システムを活用した顔認証による入退室管理などの導入を検討していくとしている。