アドバンスト・メディアは10月17日、同社のAI対話ソリューション「AmiAgent(アミエージェント)」が、レオパレス21の入居者の生活をサポートする専用アプリの新コンテンツ「LEO SUPPORT」に採用されたと発表した。

AmiAgentは、従来、人間が実施していた企業の窓口業務などを、対話技術を用いて代替するというもの。アドバンスト・メディアが音声認識分野で培ってきた自然言語処理技術を基に独自開発した対話エンジンをベースとする。

LEO SUPPORTは、これまでにレオパレス21が蓄積してきた入居者からの相談・質問のデータを基にした「FAQ(よくある質問)」と、AmiAgentによるAI対話エンジンを活用し、顧客の質問にAIチャットで回答するというもの。入居者からの部屋に関する相談や、各種サービスの問い合わせ・手続きなどの質問に対し、同社のマスコットキャラクターである「レオパリスくん」が回答する。対話エンジンが蓄積された回答データを学習することで精度が高まり、入居者の求めている回答をいち早く提示できるようになるという。

LEO SUPPORTの利用イメージ

同コンテンツは、入居者の生活を総合的にサポートする専用アプリ「LEO LIFE」に搭載するかたちで10月15日から公開されている。