花王が挑むマーケティング基盤構築 - 直面した「当たり前の課題」とは?

[2016/10/21 08:00]山田井ユウキ ブックマーク ブックマーク

デジタルマーケティングの重要性が注目を集める今、多くの企業がその実践に必要なプラットフォームの構築に着手し始めている。技術面のハードルはもちろん、社内調整やパートナー企業との連携なども伴うプラットフォームの整備は決して一筋縄で行くものではない。多数のブランドサイトを持つような大企業なら、なおのことだろう。

今まさに、グループ全体のデジタルマーケティングプラットフォーム構築を推進しているのが花王だ。同社では、2020年のプロジェクト完了を目指し、2015年ごろからプラットフォーム構築に取り組んでいる。その最初のフェーズで導入されたのが、アドビのエンタープライズコンテンツ管理ソリューション「Adobe Experience Manager(以下、AEM)」だ。

10月5日に開催された「Adobe Digital Marketing Symposium 2016」では、花王 デジタルマーケティングセンター コミュニケーション技術室 マネジャー 田中剛氏らが登壇。AEM導入による現時点での成果について語った。

デジタルマーケティングにおける4つの成長フェーズ

アドビシステムズ アドビグローバルサービス統括本部コンサルティング本部シニアプロジェクトマネジャー 鵜瀬総一郎氏

講演の冒頭、まず登壇したのはアドビシステムズ アドビグローバルサービス統括本部コンサルティング本部シニアプロジェクトマネジャー 鵜瀬総一郎氏だ。

鵜瀬氏は、デジタルマーケティングの成長モデルを「可視化」「分析~改善」「データを活用したターゲティング」「ターゲティング領域の拡大」という4つのフェーズに分類。

さらに各フェーズに、デジタルマーケティングWebプラットフォーム整備の4フェーズである「ビジョンの定義~アーキテクチャ設計」「ユースケースの整理~コンテンツ戦略」「開発・テストとコンテンツ作成」「ロードマップの再検証」を当てはめて見せた。

デジタルマーケティングの成長モデル

これにより、成長モデルの各フェーズにおいて、プラットフォームをどのように整備すべきかが明確になるというわけだ。そして、アドビのコンサルティングを受け、実際にこの流れに従ってデジタルマーケティングを進めていったのが花王である。

>> 花王がブランドサイトのプラットフォーム移行を急いだワケ

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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