日本オラクルは8月16日、近畿日本ツーリストがオラクルのマーケティングオートメーション製品「Oracle Marketing Automation(Oracle Eloqua)」を導入し、稼働を開始したと発表した。

近畿日本ツーリストでは、約1,000名の担当者が電話や直接訪問を中心に法人営業を行ってきたが、見込み顧客の開拓から受注に至るまでの営業プロセスにおいて、活動の効率化が求められていた。また、インターネットからの旅行申し込み増加に伴い、社内ではデジタルマーケティングの重要性が高まっていた。

同社では、Oracle Eloquaが既存の自社基幹システムとシームレスに連携できる点や、見込み案件の確度を数値化し、優先的に対応する案件を効率的に判断できるスコアリング機能などを評価。導入により、「どの顧客が何に、どの程度関心を持っているのか」を把握しやすくなることで、顧客に適切なタイミングで製品情報を提供できるとしている。