陣屋コネクト、ホテル・旅館情報管理システムにコミュニケーションAIを採用 [事例]

[2017/02/20 17:45] ブックマーク ブックマーク

業務アプリケーション

東芝 インダストリアルICTソリューション社は2月20日、同社のコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」が、陣屋コネクト社のクラウド型ホテル・旅館情報管理システム「陣屋コネクト」の音声活用オプションに採用されたと発表した。陣屋コネクト社は、音声活用オプションサービスを同日より提供する。

RECAIUSでは、音声認識技術を活用した「音声ビューア/音声認識」や「音声書き起こしエディタ」、画像認識技術を活用した「人物ファインダ」など複数のサービスが提供されており、用途に応じて組み合わせた利用が可能となっている。今回、それらのサービスのうち、情報共有機能に特化した「RECAIUSフィールドボイス インカムEdition」が採用された。

同サービスは、タブレットやスマートフォンから入力された音声を自動的にテキストに変換し、利用者同士で情報を共有できるというもの。利用者が使う専門用語や固有名詞などをユーザー辞書に登録することで、音声認識率を高められる。

また、タブレットで入力した音声を他の複数のタブレットに同時配信する機能を備えており、テキストとして残しながら音声によるコミュニケーションをとることも可能となっている。

今回の導入は、東芝 インダストリアルICTソリューション社と陣屋コネクト社が、2016年10月から温泉旅館「元湯陣屋」で実施してきたRECAIUS搭載システムの実証実験の結果、実現したもの。

従来、同旅館ではスタッフ間のコミュニケーションに社内SNS用のタブレットと音声トランシーバを併用していた。実証実験を通じ、業務効率の向上やコミュニケーションの活性化が認められたため、元湯陣屋への本格導入と陣屋コネクトの音声活用オプションサービスとしての商品化に至ったのだという。

採用にあたっては、タブレットで話した内容がテキストとして残るため、聞き漏らしても相手に聞き返す必要がなくなったことや、トランシーバに比べて音声がクリアになったことなどが評価されたとしている。

音声活用オプションの利用イメージ

両社は今後、蓄積されたテキスト情報や音声情報を分析し、その結果をスタッフの業務改善に活かすための実証実験を進めていく。また、同サービスとセールスフォース・ドットコムのクラウドサービス「Salesforce」のCRMを連携させ、さらなる顧客対応力の向上を目指す。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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