ランドスケイプは11月15日、同社のクラウド型データ統合ツール「uSonar」を日立建機日本が導入したと発表した。

日立建機日本では、事業の拡大を目的にグループ会社で統合を繰り返した結果、マスタデータが増大。ランドスケイプがデータ診断を行ったところ、改良ポイントが明確になり、マスタデータの自動整備・一元化を実現するデータ統合ツールとしてuSonarの導入に至った。

ランドスケイプが保有する企業データベース「LBC」を内包するuSonarでは、共通コード(LBCコード)を付与することで、マスタデータの一元化を実現する。企業名や住所の変更情報、倒産情報といったデータとの日次連携によりデータ品質を保持するほか、略称名から正式社名へ変換するナレッジなどを搭載する。

今後日立建機日本は、名刺をスマートフォンで撮影するだけで正確にデータ化・企業属性を付与し、マスタデータへ自動的に登録する名刺管理アプリ「u名刺」の導入も予定しているという。