荷物が少ない引越しにおすすめのミニ引越しプラン6選！選び方も解説

今お住みのアパートから家賃の安いアパートへの引越しを考えているけれど、「荷物が少ないので安く済ませたい」「近距離への引越しはどうしたらいい？」「どこの会社に頼んだらいい？」と考えている方にミニ引越しプランをおすすめします。

ミニ引越しプランとは、1K～1LDK位の部屋に住んでいて、比較的荷物が少なく近距離への引越しをする人に向いています。

本記事では、単身プランとの違いや荷物の少ない人の引越し方法・ミニ引越しプランがあるおすすめの引越し会社などについて解説しますので是非参考にしてください。

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荷物が少ない場合の引越し方法とは？

荷物の量によって引越し方法は変わってきます。では荷物が少ない場合はどのような方法があるのでしょうか。下記の3つの方法を見ていきましょう。

• 宅配便の利用
• 単身引越しプラン
• ミニ引越しプラン

以下でそれぞれの方法について説明します。

宅配便を活用する

荷物をダンボールに詰めて宅配便で送り、引越しをする方法が宅配便です。その際に送ることができるダンボールのサイズには決まりがあります。

• ダンボールのサイズ…60～160cmサイズまで
• ダンボール1個の重さ…20kg～30kgまで
• 縦+横+高さの合計…160cmまで

このようにダンボールサイズと重さが決められている会社が多いです。予め定められた範囲で引越し荷物の荷造りが出来るのなら、この方法を利用してみましょう。

単身引越しプランで引越す

引越し業者によって名称は変わりますが、単身引越しプランというプランもあります。

単身引越しプランとはある程度の大きさのコンテナボックスに荷物を詰めて引越しをするプランです。通常の引越しと違い、コンテナボックスを1台のトラックにまとめて運びます。その結果、引越し業者を使う引越しをする方法としては、最も安価で済ますことが可能です。

ただし単身引越しプランには制限があることに注意が必要です。コンテナボックスに入らないサイズのベッドや自転車・家電・原動付自転車等は運ぶことが出来ません。また、通常の引越しなら提供してもらえることの多い梱包材は使用・回収共に有料となる事が多いです。

ミニ引越しプランで引越す

引越し業者のプランの1つである、ミニ引越しプランを使って引越す方法もあります。この方法は依頼する引越し業者によって、通常の引越し同様トラックと作業員を用意してもらい引越しを行う方法と、トラックの用意のみで引越しを行う方法の2パターンあります。引越し荷物の量や引越しの労力を考えて選びましょう。

また、このミニ引越しプランは前述した単身引越しプランとは違う点があることを次の章にて詳しく解説していきます。

ミニ引越しとは？単身プランとの違い

ここからはミニ引越しと単身プランとの違いについて解説していきますが、下記のような点が違います。

• 荷物の量や移動距離に制限あり
• 運べる荷物の大きさが違う
• 引越しできる距離に差がある
• 引越し料金

ミニ引越しは荷物や移動距離に制限がある

ミニ引越しは長距離への引越しや、運んでもらえる荷物の量に制限がある場合がほとんどです。一部引っ越し会社ではミニ引越し長距離プランがありますが、同一区内や同一市内など近距離の引越しを対象としています。

また、荷物の量は段ボール10個程度から畳3畳分に入る量までと定められていることが多く、その範囲に収まらない大型の家具は取り扱わない場合が多いです。

運べる荷物の大きさに差がある

単身プランとミニ引越しプランでは運べる荷物の大きさに差があります。単身プランはコンテナに収まる分であれば良いため、家具家電・段ボールの大きさに制限はありません。

一方ミニ引越しは運べる家具家電・段ボールのサイズは決まっていて大きな家具などは運んでもらえないことが多いです。

引越しできる距離に差がある

単身プランを使って引越しをする場合は、東京大阪間500kmなどの長距離の引越しも出来ます。一方ミニ引越しは一部引越し会社を除き、同一区内や・同一市内もしくは同一市内でも5kmから15km以内など短距離のみの引越しと制限しています。

そのため、遠い場所への引越しは単身プラン、近距離の引越しはミニ引越しと距離に応じた使い分けをしましょう。

料金に若干の差がある

ミニ引越しと単身プラン双方の料金は、どちらも他のプランよりも安くなることが多いですが、それぞれの料金は若干の差があります。

例えばミニ引越しのほうが距離も短く荷物が少ないことが多いため、単身プランに比べると引越し料金が安くなることが多いです。逆に単身プランでは、小さいコンテナで旧居から新居の距離までの短い場合などでは、ミニ引越しよりも安くなることもあります。

そのように必ずしもミニ引越しのほうが安くなるとは限らないので、条件によってどちらが良いのか料金をよく確認してみましょう。

引越し会社別おすすめミニ引越しプラン6選

ミニ引越しプランがあるおすすめの引越し会社について、プラン名や特徴について説明していきます。今回紹介するのは次の6社です。

• アリさんマークの引越社
• アーク引越センター
• 共立トランスポート
• 中越運送
• 西濃運輸
• ヤマトホームコンビニエンス

アリさんマークの引越社のミニ引越しプラン

アリさんマークの引越社は超ミニ引越しプラン・特ミニ引越しプラン・ミニ引越しプランの3つの専用プランが用意されています。

超ミニ引越しプランは段ボール10個まで、特ミニ引越しプランは段ボール15個までと、畳1畳に入る程度の家財道具まで可能です。ミニ引越しプランは段ボール20個までと畳3畳に入る程度の家財道具の引越しが可能なプランです。なお段ボールの大きさも決められていて、縦・横・奥行きの合計が150cm以内のものとされているので、荷物のサイズに合わせたプラン選びが必要になります。

また、どのプランでも運べる距離は同一区内・同一市内かつ5kmまでと範囲が限定されています。引越しの日にちや時間の指定は出来ません。このような条件に当てはまらない場合は家族プランや長距離プランを選ぶと良いでしょう。

アーク引越センターのミニ引越しプラン

近距離のための引越しに対応しているものがミニ引越しプランには多いですが、アーク引越センターには、通常のミニ引越しプランと長距離の引越しにも対応した長距離ミニ引越しプランがあることが大きな特徴です。この場合の距離は100km以上が目安となります。

運べる荷物の量はどちらのプランも1R～1LDK程度の荷物にぴったりなプランです。

共立トランスポートのミニトラ便

女性向け・高齢者向け・学生向けに適したミニ引越しプランを提供しているのが、共立トランスポートのミニトラ便です。

女性向けプランは要望があれば女性スタッフを添乗してくれたり、学生向けのプランは引越しのお手伝いをすることが料金を安くすることになるプランがあります。その他にも高齢者向けプランは65歳以上の引越しをサポートし、希望があれば不用品の処分も行ってくれます。

ミニトラ便の料金とシステムについて下記の表にまとめてみました。荷物の量やサービスの内容と距離により料金は変わりますので、自分の引越しのケースに合わせたコース選びが必要です。

中越運送のミニ引越し

中越運送で行っているミニ引越しのサービスは、中越運送のサイト上で引越し料金のシミュレーションができます。引越しをする品目の数量を入力しポイントを合計して、発地と行き先を選択することで料金がわかります。

この際注意したいのが、ミニ引越しのプランは合計100ポイントまでになっていることです。100ポイントを超えてしまうとミニ引越しプラン対応にはなりません。

中越運送のミニ引越しプランは近隣府県への引越し料金が非常に安いので、該当する方は検討してみてください。

西濃運輸のカンガルー引越便

西濃運輸のカンガルー引越便は、単身・学生向けで家財道具が少なめの人対象のミニ引越しです。運ぶ荷物の量と距離に応じて料金は変わります。

カンガルー引越便の料金の目安を下記の表にしてみました。

参考：カンガルー引越便パック料金表

同一県内であれば、1㎡で18,700円からが目安としています。また、西濃運輸では日本全国を北海道・北東北・南東北・関東・中部・近畿・中国・四国・北九州・南九州の10の地帯に分けていますが、同じ地帯内での引越しは1㎡20,900円からとなっています。

ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅急便

家財道具1点からでも配送ができるプランがらくらく家財宅急便です。ただし他の引越し会社のプランのように段ボールの配送はありません。段ボールは自分で運べるけれど、家具や家電はお願いしたいという方におすすめする方法です。

引越し作業同様に梱包・開梱・設置・梱包材回収まで行ってくれますので、引越し後すぐに使うことができます。

ミニ引越しプランの注意点

ミニ引越しの特徴や各会社のプランの内容を踏まえ、ミニ引越しプランを利用するときの注意するポイントを紹介します。

• 依頼条件は厳しい
• 場合によっては宅配便が安くなる
• 運べる荷物の量に制限あり

正しく理解をしてから利用をしましょう。

依頼できる条件がシビア

ミニ引越しプランは利用するための条件がシビアになっています。荷物の量は他のプランよりも少ない量しか運べません。

また、旧居から新居への距離も5kmから15km以内までの場合が多いです。その他作業する人員についても付けることが出来ない場合や1・2人などのわずかになることが多いため、引越し作業は自分で行う部分も出てきます。

宅配便を活用した方が安い場合もある

条件によってはミニ引越しよりも宅配便の方が料金が安くなることもあります。ミニ引越しは運ぶ荷物の量が決まっていますが、かなり少ない荷物を運ぶケース・引越し先次第では、ミニ引越しよりも宅配便や宅急便を利用する方が、引越し料金を抑えられるでしょう。

また、引越し荷物が段ボールだけではなく家具や家電も一緒に運んでもらいたい場合は、ヤマト運輸のらくらく家財宅急便を活用するのがおすすめです。らくらく家財宅急便とは、家電・家具を1点から梱包・配送・開梱をしてくれるサービスです。

家電・家具の縦横高さの合計が450cm以下であること、最長辺が250cm以下で天地が定められたものは高さが200cm以下であること、という3つの条件すべてに当てはまっている必要がありますので良く確認しましょう。

運んでもらえる荷物の量に注意

ミニ引越しとは少量の荷物を安く運べることが多いですが、思ったよりも運べる荷物の量が少ないケースも存在します。

基本的には段ボール10個分程度が目安となります。家具や家電も同時に運ぶ場合はどの程度の大きさや量を運んでもらえるのかは会社によって変わりますので、確認が必要になるでしょう。

ミニ引越し以外に安く引越す方法

ミニ引越しは安く引越しができる方法ですが、更に安く引越しをしたいという人に向けて以下の方法をおすすめします。

• 一括見積りを使う
• 引越しの日時をずらす
• フリー便などの利用をする

一括見積りを使う

一括見積りを利用することで料金は安くなることがあります。一括見積りは複数の会社に見積りを一度に依頼することが出来る方法です。

同じ引越し会社で同様のプラン・条件であっても料金が全く異なるケースが多いです。一括見積りを利用した場合料金を比較することが出来ます。見積りを比較検討しより良いプラン・会社を選びましょう。

引越し費用を知りたいなら、「引越し侍」の一括見積サービスがおすすめ！

引越しで、希望に合う引越し業者を効率よく探すなら、引越し業者の一括見積サービスが便利です。中立的な立場から、あなたの状況に合うおすすめの引越し業者を紹介し、契約までサポートしてくれます。

とくに、編集部がおすすめしたいサービスが引越し侍です。引越し侍がおすすめな理由を以下にまとめています。

繁忙期を避けて日程調整する

引越しをする時期は繁忙期を避けることが料金を安くするコツです。例えば2、3、4月は引越しの繁忙期で割増料金がかかります。さらに土日・祝日も割増料金として料金に加算されてしまうでしょう。

そのため、転勤など急を要する引越しでなければ、繁忙期や土日祝日を避けた日程にすることで割増料金がかからずお得に引越しが出来ます。出来るだけ割増料金にならない日程選びをしましょう。

引越し料金が安い時期について知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

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news.mynavi.jp

2021.08.31

フリー便や赤帽を使う

フリー便や赤帽を使うことで安い料金での引越しが可能です。フリー便とは日時指定ができない引越し方法のことで、引越し会社の都合の良い時間に依頼者が合わせなければいけないため、料金が安くなります。ただし場合によっては、前の時間帯の引越しによっては大幅に作業開始時間がずれることがあることを注意しておくと良いでしょう。

また、近距離の引越しを行うならお得な料金が魅力の赤帽を利用することもおすすめです。赤帽の特徴をまとめてみました。

• 価格が安い
• 手伝いが必要

首都圏の赤帽組合では20km以内の距離の場合、作業員なしで税込み4,950円という他の引越し会社のミニ引越しプランと比べると、非常に安い料金設定を行っています。この料金設定は移動時に渋滞や混雑が予想されるエリア以外で使われている距離制料金です。

逆に移動時に渋滞や混雑が予想されているような地区への引越しでは、時間制料金を採用していますが、2時間まで20kmで税込み4,950円となっています。渋滞するような地区への引越しでも比較的短距離で2時間で引越しが終わる場合には、時間制料金でも赤帽は引越し代を安く済ませることが出来るのです。

ただし赤帽では、自身も搬入作業を行わなければならない点には注意が必要です。通常、引越し会社を使った引越しでは、トラックと作業する人員が提供されます。一方赤帽は、トラックの運転手1人で引越しを行うことがほとんどなので、依頼者は搬入の手伝いをすることになります。そのため労力を割けるならば、赤帽を利用するのがおすすめです。

まとめ

荷物が少ないときの引越方法には宅配便や単身プラン・ミニ引越しプランが向いているということを紹介してきました。比較すると、それぞれミニ引越しプランと宅急便を使った引越しは、荷物の量、運べる距離や料金が違うことがわかりました。

また、ご紹介した引越し会社ごとのおすすめのミニ引越しプランを参考に、一括見積りを使って自分に合うプラン探しに利用してみてください。

近距離で荷物の少ない引越しなら、ぜひミニ引越しプランや宅急便を利用してお得に引越ししましょう。