引越しが決まり「できるだけ安い業者で引越ししたい」「安くても安心して利用できる業者かどうか不安」などとお悩みではありませんか?
引越しでは、新居の契約にかかる初期費用や新しい家具・家電の購入資金など、さまざまなコストがかかります。引越し業者にかかる料金を少しでも安くできれば、その他の費用に充てられる金額が増えるでしょう。
本記事では、引越し業者を利用したことがある人に事前にアンケートを取り、その口コミなどをもとにコストパフォーマンスの高い引越し業者をランキング形式で紹介します。この記事を参考に、予算に合った優良な引越し業者を見つけましょう。
安い引越し業者おすすめランキングTOP10
ではアンケートにもとづき、コストパフォーマンスの高い引越し業者ランキングを紹介します。今回は、単に価格の安い業者ではなく、サービスの充実性なども考慮して順位づけしました。
ランキング | 業者名 | 対応エリア | 価格への満足度(※1) | 安心マーク(※2)取得の有無 | 非対面見積もり・予約 | 満足度 | 補償 |
1位 | サカイ引越センター | 全国 | ★★★☆☆(3.9) | 有 | 単身者のみ可 |
|
|
2位 | アート引越センター | 全国 | ★★★☆☆(3.8) | 有 | 可 |
|
– |
3位 | アーク引越センター | 全国 | ★★★★☆(4.2) | 無 | 不可 | 公式HP「お客さまの声」 |
|
4位 | 日本通運 | 全国 | ★★★★☆(4.1) | 有 | 可 | 公式HP「お客様の声」 | 公式HP「荷物が破損した場合の保証はどうなっていますか?」 |
5位 | 赤帽引越し | 全国(エリアによって単身のみ) | ★★★★☆(4.5) | 無 | 可 | ー | 赤帽ライジング・カーゴ「赤帽の貨物賠償保険について」 |
6位 | アップル引越センター | 北海道、関東、東海、関西、九州 | ★★★★☆(4.8) | 無 | 可 |
|
|
7位 | 人力引越社 | 関東、関西、中部圏、九州 | ★★★★☆(4.7) | 無 | 可 | 公式サイト「お客さまの声」 | 万一破損した場合の保証あり |
8位 | ハート引越センター | 全国 | ★★★★☆(4.2) | 有 | 単身者のみ可 | ー |
|
9位 | クロネコヤマトの引越サービス | 全国 | ★★★☆☆(3.8) | 無 | 可 | 公式サイトには記載なし | 公式サイト「定型の容器を用いた運送に関する利用規約」 |
10位 | アリさんマークの引越社 | 北海道、関東、中部、近畿、中国、九州 | ★★★☆☆(3.6) | 有 | 不可 |
|
万一の場合は総額1,200万円、1梱包30万円まで補償 |
各業者のサービス内容や特徴については、以下で詳しく解説します。
※1:独自で実施したアンケート結果に基づく(クラウドワークス調べ:2021/8/6~2021/8/14 実施)
※2:全日本トラック協会が安全・安心な引越サービスを提供すると認めた引越事業者に交付されるマーク
1位:サカイ引越センター
※画像出典元:サカイ引越センター公式サイト
サカイ引越センターはこんな人におすすめ
- 引越し専門業者ならではの「まごころサービス」を利用したい人
- 品質の高いサービスを安心価格で受けたい人
- 豊富なオプションサービスで幅広くサポートしてほしい人
サカイ引越センターの特徴
サカイ引越センターは「まごころこめておつきあい」をモットーに品質の高いサービスを提供しています。昭和46年の創業当時から引越し一筋で運営してきた会社です。
単身者やファミリー、事務所の移転など幅広い引越しに対応しています。全国的に拠点が展開されており、全国の引越しで利用可能です。全ての作業を他者に委託することなく自社便で行うので、安心感が高いこともメリットでしょう。
また、オプションサービスもかなり豊富です。エアコンなどの電気工事や不用品買取などはもちろん、耐震グッズの施工や写真・ビデオテープのDVDリメイクといった珍しいサービスも提供しています。
価格帯は比較的高いですが、高品質なサービス提供やサポート力を求めているなら、コストパフォーマンスの高い業者といえるでしょう。
2位:アート引越センター
アート引越センターはこんな人におすすめ
- 大手引越し業者のきめ細やかなサービスを利用したい人
- プランや料金設定の豊富な業者に依頼したい人
- 対面での見積もりに不安がある人
アート引越センターの特徴
アート引越センターは、引越しプランやパックが豊富な引越し業者です。料金を抑えたいのであれば、荷造りや荷解きを自分で行う基本コースがよいでしょう。また学割やレディースパック、シニアパックなど、自分の都合や状況に合わせてサービスが選べることも魅力です。
さらに、スタッフの研修制度が行き届いているため、サービスの質が安定して高いことでも知られています。価格帯は他の業者に比べて高いですが、丁寧なサービスでコストパフォーマンスの高さが評価を得ています。
また、非対面のオンライン見積もり「ミライ」も好評です。Web会議システムのZoomを使用して、実際に訪問見積もりをしたような精度の高い見積もりができます。「見積もりのために時間を割きたくない」「対面の見積もりは心配」といった人にもおすすめです。
3位:アーク引越しセンター
※画像出典元:アーク引越センター公式サイト
アーク引越センターはこんな人におすすめ
- 地域密着業者のようなきめ細やかなサービスを受けたい人
- 14個ものプランから自分に適したものを選びたい人
- 自分で引越し作業をしようと考えている人
アーク引越センターの特徴
アーク引越センターは全国各地に200もの拠点を構え、スタッフは外部委託せずに全て自社スタッフが作業します。アーク引越センターは拠点数の多さから、地域密着型のようなきめ細やかなサービスが受けられるとして評価を得ています。
引越しプランは14個もあり、その中から自分に適したプランを選ぶことができます。プランに迷ってしまった場合でも、ホームページにはプランを一目で一覧できる表が設けられているので心配ありません。
また引越し費用の節約のために、トラックなどを借りて自分で荷物を運ぼうと思っている人には、アーク引越センターの大物限定プランがおすすめです。大物家具や家電など、素人だけで運ぶことが難しいものだけを業者に依頼し、ほかの荷物は自分たちで運ぶことで料金を節約できます。ダンボールなどの梱包資材ももらえるため、大変お得なプランです。
4位:日本通運
※画像出典元:日本通運公式サイト
日本通運はこんな人におすすめ
- 総合物流企業ならではの実績あるサービスを利用したい人
- 見積もり依頼や予約をWebで済ませたい人
- キャンペーンなどを利用してお得に引越ししたい人
日本通運の特徴
日本通運は総合物流企業で、引越し以外にも豊富な実績を持っています。これまでに培った全国ネットワークと運送ノウハウで高い評価を得ています。トラックだけでなく、海上コンテナや鉄道コンテナでの輸送も自社で行い、顧客に合わせた輸送方法が選べることも魅力です。
見積もりの依頼はWebで簡単にできるため、「電話する時間が取れない」「電話するのが苦手」という人にもおすすめです。さらにリモート見積もりサービス「リモミ」を利用すれば、見積もり自体もWeb上で行うことができます。対応エリアは訪問見積もりと変わらず全国に対応しており、LINEアプリで暗号化された通信を使用するため、安全性も確かです。
また、日通では割引や特典プレゼントのキャンペーンを積極的に行なっています。引越しするエリア限定のキャンペーンやWeb予約限定で割引されるキャンペーンなど、少しでもお得に引越ししたいという人にもおすすめです。
5位:赤帽引越し
※画像出典元:赤帽引越し公式サイト
赤帽引越しはこんな人におすすめ
- 単身の引越しなど荷物が多くない人
- イレギュラーな引越しにも柔軟に対応してほしい人
- 梱包材などを自分で用意してお得に引越ししたい人
赤帽引越しの特徴
赤帽引越しの正式名称は、全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会といいます。個人事業主で構成された組合組織となっていて、それぞれの事業主の活動拠点で対応される個人事業主の連合会です。つまり、正確には引越し業者ではありません。
赤帽引越しは、通常の引越し業者よりも価格が安いというメリットがあります。安さの理由は作業が基本的に1人で行われ、荷台2.0×1.4mの軽トラックを貸し切って引越し作業を行うことにあります。単身の引越しなど、軽トラックに乗り切る荷物量であれば、安く引越しができるでしょう。
また急な引越しや深夜帯の引越しなど、他の業者に断られてしまった場合でも、赤帽なら対応してもらえる可能性があります。個人事業主が集まっているため、要望に応えられる人材が見つかる可能性があるからです。
赤帽の引越しを利用する場合は、ダンボールやガムテープなどの梱包材は全て自分で用意しなければなりません。用意する費用がかかると思われるかもしれませんが、宅配で届いたダンボールなどに荷物が収まるなら、かえってお得に利用できます。
6位:アップル引越センター
※画像出典元:アップル引越センター公式サイト
アップル引越センターはこんな人におすすめ
- 高品質で比較的安い価格で引越ししたい人
- 電話や訪問対応をせず、ネットで見積もり・予約を済ませたい人
- 引越し日の急な変更やキャンセルの可能性がある人
アップル引越センターの特徴
アップル引越しセンターは、2006年創業の比較的新しい業者であるものの、2021年8月時点で20万件以上の引越し実績があります。2019年にはゼネラルリサーチのアンケート調査で「コストパフォーマンスが良い」「見積もりが便利」「おひとりさまが選ぶ業者」の3部門で1位を獲得しています。
アンケート調査の結果でもわかるように、コストパフォーマンスのよさは特に高い評価を受けています。都市部に店舗展開を集中させ、IT技術を駆使して効率化を図ることで実現した結果でしょう。他の業者で敬遠されやすいIKEA製品の家具にも対応しているなど、安さだけでなく技術力の高さもうかがえます。
電話や訪問を行わずにWebで予約まで完結する引越し予約システム「ラクニコス」は、業務の効率化に一役買っています。ユーザー登録すれば、インターネット上で引越し日や料金が確定するため、忙しい人にも大変便利です。
さらに当日の連絡でも、キャンセル料や日時変更料がかからないこともメリットです。仕事の予定が決まりにくい人や、妊娠中など体調面で不安がある人にもおすすめします。
7位:人力引越社
※画像出典元:人力引越社公式サイト
人力引越社はこんな人におすすめ
- 西日本・東日本間の長距離引越しを予定している人
- 単身での引越しに不安を感じている人
- Web上で簡単に見積もり・予約を済ませたい人
人力引越社の特徴
人力引越社は本社のある西日本を中心に、東日本や九州、北海道などのエリアに対応する引越し業者です。
公式ホームページの「お見積り」からフォームに従って入力するだけで簡単に見積もりできます。持っていく荷物はイラストをクリックするだけで入力できるため、直感的に操作できることも魅力です。また、単身の引越しであれば「スマート予約」で見積もりから予約までWeb上で完結します。
訪問対応が必要なく、配線や家電の設置といったサービスが充実しているため、単身の引越しに不安を持っている人にもおすすめです。特に、従来の「引越し業者」のイメージを覆すスタイリッシュなホームページや、おしゃれな段ボール(2021年8月時点では中止)は女性に人気があります。
また、西日本と東日本に拠点を構えているため、京都・関東間のルートが確立しています。西日本と東日本の遠距離引越しでも、人力引越社なら安く行うことができるでしょう。
8位:ハート引越センター
※画像出典元:ハート引越センター公式サイト
ハート引越センターはこんな人におすすめ
- 低価格ながら安心マークを取得した業者を利用したい人
- シンプルな4つのプランから適したものを選び節約したい人
- できることは自分でやって、なるべくお得に引越ししたい人
ハート引越センターの特徴
ハート引越センターは、比較的価格帯の安い引越し業者として評判です。安い業者でありながら、全国すべての店舗は直営であるため、統一されたクオリティのサービスを受けることができます。また、全日本トラック協会の引越事業者優良認定を受けた証である、引越安心マークを取得していることも安心のポイントです。
用意されたプランは4つのみとシンプルなので「あれこれプランがあっても選びきれない」という人にもおすすめです。すべてのプランが単身者・家族のどちらにも対応しています。
料金を少しでも節約したいなら、梱包などできることは自分で行うスタンダードプランがおすすめです。スタンダードプランでもこだわりの梱包資材を受け取ることができ、便利なハンガーBOXなども利用できます。
他にも梱包から荷解きまで頼めるパーフェクトプランや、ハウスクリーニングまで頼めるエクセレントプランなど、ニーズにあったプランを選ぶことが可能です。
9位:クロネコヤマトの引越サービス
※画像出典元:クロネコヤマトの引越サービス公式サイト
クロネコヤマトの引越サービスはこんな人におすすめ
- 宅配業での確かな実績で安心感のあるサービスを利用したい人
- 単身者など持っていく荷物が少ない人
- 移動距離が短い引越しを予定している人
クロネコヤマトの引越サービスの特徴
クロネコヤマトの引越サービスには、荷物が少ない単身者向けの「わたしの引越」と、ファミリー向けの引越しサービスがあります。しかし2021年8月時点では、家族向けサービスの4つは申し込みを休止しています。
単身者向け引越しサービス「わたしの引越」を利用すれば、荷物量や移動距離によって比較的安い金額で引越しができる可能性があります。コストが抑えられるのは、専用ボックスを使用してトラックの他の荷物と共に運ぶ仕組みに由来しています。専用ボックスに荷物が入り切るかどうかは、料金シミュレーションで確認しましょう。
さらに、クロネコヤマトの引越サービスは引越先との距離も大きく影響します。例えば、同一市内であれば15,400円から利用できますが、東京・大阪間では30,800円以上かかるようです。料金を抑えるのであれば、移動距離にも目を向けて業者を選びましょう。
10位:アリさんマークの引越社
※画像出典元:アリさんマークの引越社公式サイト
アリさんマークの引越社はこんな人におすすめ
- 実績ある有名な引越し業者に依頼したい人
- 信頼のサービスを少しでも安く利用したい人
- 長距離の引越しをお得にしたい人
アリさんマークの引越社の特徴
アリさんマークの引越社はCMなどで知名度の高い引越業者で、大手の実力ある引越し業者を利用したい人にもおすすめのサービスです。
2020年には、ショッパーズアイ調べのインターネット調査で、「コストパフォーマンスが高い」「自分に最適なプランを選べる」「サービスプランが充実している」の3部門でNo.1を獲得しました。そんな実績ある引越し業者ですが、価格帯は大手業者の中では比較的安いため、コストパフォーマンスを重視している人も安心して利用できます。
またお得に長距離の引越しをしたい人にも、アリさんマークの引越社がおすすめです。全て自社便で行う長距離スペシャル便とエコ便、エコリーズナブルパックの3つが提供されています。安く長距離引越しを行うなら、JRコンテナを載せ替えながら運搬するエコリーズナブルパックがよいでしょう。自由度は限られますがかなりの節約効果が期待でき、環境に優しいこともメリットです。
安い引越し業者を選ぶ3つのポイント
続いては、優良で安い引越し業者を選ぶためのポイントを3つ紹介します。
- 引越しの予定日に利用可能かどうか
- 相見積もりで費用の安さを比較する
- 引越し業者の評判をチェックする
以下で詳しく解説します。
引越しの予定日に利用可能かどうか
料金が安くても、引越したい日に利用できなければ意味がありません。直前の予約では、予約が埋まっていて利用できない可能性もあります。引越しの予定が決まったら、なるべく早く予約を取るようにしましょう。
また、引越しは時期によって料金が大きく異なります。引越しが集中する2〜4月は繁忙期と呼ばれ、通常期よりも料金が高いです。最も高いのは3月といわれ、通常期に比べて2倍以上になることもあります。料金を安くしたいのであれば、こうした繁忙期を避けて引越しするのもおすすめです。
さらに業者によってはスピード割や直前割など、予約時の状況によって割引を行うこともあります。数ヶ月前から予約した場合や直前に出たキャンセル便を利用すると、安くなることがあるのです。節約を考えるなら、そうしたキャンペーンや割引が利用できないか調べるのもよいでしょう。
相見積もりで費用の安さを比較する
引越し業者を選ぶ際は、相見積もりで比較することをおすすめします。複数の引越し業者の見積もりを比較することで、より費用の安い業者を見極めやすくなります。
荷物の量や引越し先までの距離などによって、費用は個別に異なるものです。引越し料金をシミュレーションできるサイトなどもありますが、引越し業者の見積もりを取って比較するほうがよいでしょう。複数の引越し業者に見積もりを依頼するなら、一括見積もりサービスを利用するのも手です。
料金を比較する際に注意したいのが、利用予定のオプションなどの料金を含めた総額で安いかどうかを比較することです。無料でもらえる梱包材の数や電気工事の料金など、引越し業者によってかかる料金が異なります。同じオプションでも、外部業者に委託している場合は料金が高くなる傾向にあるため注意が必要です。必ず利用予定のオプションを含めて見積もりを依頼しましょう。
引越し費用を知りたいなら、「引越し侍」の一括見積サービスがおすすめ!
引越しで、希望に合う引越し業者を効率よく探すなら、引越し業者の一括見積サービスが便利です。中立的な立場から、あなたの状況に合うおすすめの引越し業者を紹介し、契約までサポートしてくれます。
とくに、編集部がおすすめしたいサービスが引越し侍です。引越し侍がおすすめな理由を以下にまとめています。
引越し業者の評判をチェックする
いくら安い業者であっても、対応が悪かったり荷物をぞんざいに扱われたりしたのではかないません。そればかりか荷物に被害が出ると余計な出費の追加もあり得ます。引越し業者を選ぶなら、実際に利用した人の評判や口コミも判断材料にしましょう。
引越し業者を選ぶおすすめの手順としては、まずは一括見積もりサービスなどを利用して相見積もりして、料金を比較しながら同程度の費用の業者の口コミをチェックしましょう。また、引越し安心マークを取得している業者であれば、トラブルが起きるリスクは下がります。
引越し業者にかかる費用のおすすめ節約方法
引越し業者を慎重に選ぶだけでなく、工夫次第で引越し料金が安くなる可能性があります。おすすめの節約方法として、次の5つを紹介します。
- 荷造り前に引越し先で不要なものを処分
- 引越し費用の割引サービスを利用
- 自力で引越し先に荷物を運ぶ
- 調べた相場を根拠に値引きの交渉
- 引越し先の自治体で補助金・助成金の申請
荷造り前に引越し先で不要なものを処分
持っていく荷物が少なければ、引越し業者の料金も安く済みます。つまり、荷造り前に引越し先で不要なものを処分しておくことも有効な節約方法です。
細かいものであれば毎週の回収で処分することができますが、家具や家電などの大きなものの処分には時間がかかるため注意しましょう。自治体の粗大ゴミ回収やリサイクル業者への申し込みなど、早めの手続きがおすすめです。
また引越しまでに余裕があるなら、フリマアプリなどで不要なものを売却するのもよいでしょう。売ったお金を新居に足りないものを購入する資金に充てることもできます。
不用品を処分したいなら、「アシスト」の一括買取サービスがおすすめ!
不用品処分で、効率よくまとめて売るなら、一括買取のサービスが便利です。簡単な無料査定をするだけでまとめて不用品をまとめて買い取ってくれます。
とくに、編集部がおすすめしたいサービスが出張買取アシストです。アシストがおすすめな理由を以下にまとめています。
引越し費用の割引サービスを利用
引越し業者には割引サービスが用意されていることがあり、インターネットからの申し込みで○%割引や、エリア限定の割引などさまざまです。特にお得なのは早期申込割引ですが、適用されるのは予定の1〜2ヶ月前までの申し込みとされていることが多いため、早い段階で見積もりを依頼しましょう。単に安くなるだけでなく、希望の日にちと時間で予約できる点はメリットです。
また、特定のクレジットカードで基本料金が割引になることもあります。業者によってキャンペーンは異なるため、見積もり依頼をする前にホームページなどで調べておくとよいでしょう。
自力で引越し先に荷物を運ぶ
自力で引越し先に荷物を運んで節約することも選択肢のひとつです。ただし、引越しに充てる時間がある人や引越しまでに猶予がある人に限られます。自力で荷物を運ぶ方法として、自家用車やレンタカーに荷物を載せることが一般的です。
実家から出て一人暮らしを始める場合など、運ぶ荷物が少ないなら車で少しずつ運ぶのもおすすめです。荷物が多い場合でも、家族や友人・知人の助けを借りて引越したという人も珍しくないので、頼れる人がいないか考えてみましょう。
また、荷物が少なければ通常の宅配便を利用して引越すこともできます。荷物を段ボールにまとめて集荷を依頼し、新居で受け取れば引越しが完了します。大型の家具や家電についても、宅配業者のサービスを利用して運ぶことも可能です。重さや引越し先の距離によって料金が異なるため、計算して引越し業者と比較するとよいでしょう。
家具家電をレンタルしたい方は、「CLAS」の家具家電サブスクリプションがおすすめ!
一人暮らしや新生活を安く始めるために、家具家電をレンタルできる、家具家電のサブスクリプションサービスが便利です。初期費用を抑えて、お財布に優しく新生活を始められます。
とくに、編集部がおすすめしたいサービスがCLASです。CLASがおすすめな理由を以下にまとめています。
調べた相場を根拠に値引きの交渉
引越し業者に値引き交渉して、安く契約したという例も珍しくありません。値引き交渉するなら、引越し料金の相場など何かしらの根拠があると話がまとまりやすいでしょう。
値引き交渉を成功させるポイントは次の通りです。
- 他社の見積もり価格をもとに交渉する
- 利用したい業者の見積もりは最後にする
- 主導権は自分が握り、業者に即決を迫られても断る
- 「一番安い業者に決める」と宣言しておく
ただし、強引な交渉はしないようにしましょう。根拠のない値引き交渉をしてしまうと、公正な契約ができなくなる恐れもあります。
引越し先の自治体で補助金・助成金の申請
自治体によっては、引越しに補助金や助成金が出る可能性があります。支給条件や対象は自治体によって異なるため、引越し先の自治体のホームページなどで確認しましょう。
助成対象になりやすい条件は以下の通りです。
- 子育て世代の引越し
- 新婚世帯の引越し
- ひとり親、高齢者、障がい者世帯の引越し
- 親世帯との近居や同居のための引越し
こうした補助・助成金は自治体が独自に行うもので、金額に明確な決まりはありません。購入する家に引越す場合は、すまい給付金や住宅ローン減税といった制度も利用しましょう。
住宅購入時にもらえる補助金を紹介したこちらの記事もおすすめです。

安い引越し業者を利用する注意点
最後に、安い引越し業者を利用する注意点を解説します。安さに飛びついてサービスを選択してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れもあります。注意点を確認してトラブルを未然に防ぎましょう。
トラブルリスクは保険で軽減
引越しに関するトラブルのリスクを抑えるためには、場合によっては自身で保険に加入することも考えましょう。安さを優先する業者の中には、万が一の場合の補償を十分に行わない業者も存在します。荷物であればともかく、新居に傷がつくようなことがあれば、管理会社にお金を払わなければならなくなってしまいます。
多くの引越し業者は、運送業者貨物賠償責任保険に加入しており、何かあった場合には補償してくれます。ただし、もらい事故など補償の範囲外になることもあるため不安が残ります。費用はかかりますが、個人で引越荷物運送保険に加入しておくと補償の範囲が広がるのでおすすめです。
積みきり契約で荷物が余る可能性
価格が安いパックやプランでは、規定のボックスやトラックに積める分だけを運び込む「積みきり契約」が主流です。積みきり契約の場合は、荷物が乗り切らずに残った分を自力で運んだり、高い追加料金を払って運んでもらったりしなければならない可能性があります。
荷物を少なく見せて安く契約しようとしてしまうと、荷物が載り切らないといった事態になりかねないため、見積もりの際は正直に荷物量を申告しましょう。
また、コロナ禍で非対面での見積もりも増えています。その場合は、引越し業者の専門員が直接荷物量を見るわけではないため、思ったよりも荷物が多くて載り切らないといったこともあり得ます。電話やメール、チャットなどのリモート見積もりでは、伝え忘れがないか特に注意しましょう。
正式契約前に支払いはしない
引越しに予約金や手付金はかからないため、支払いをしないようにしましょう。悪徳業者にあってしまうと、キャンセル防止や保証金などとうたい、正式な契約前に支払いを強要される場合があります。求められても拒否して、そのような業者は避けるようにしましょう。
通常、料金の支払いは引越し当日の作業が終わったあとに行われます。新居の階段を家具が通らずに、急遽クレーン対応になるなどして、追加料金が発生することがあるためです。ただしクレジットカードの場合は、事前に申し込む必要があったり、事前振り込みをすると割引になったりするキャンペーンを実施していることもあります。
優良な業者かどうかは、口コミなどを確認することでも判断できます。
まとめ
引越し業者に支払う料金は大きな出費なので、少しでも安い業者を探して契約することで、他の費用に充てられるお金を増やすことができるでしょう。しかし料金の安さだけを見て契約してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
安かろう悪かろうにならないように、複数の業者に見積もりを出し、価格が安いかどうかだけでなく、サービスとのバランスを見てコストパフォーマンスの高い業者を選ぶとよいです。本記事で紹介した「引越し侍」や「Smyb(スマイブ)引越し見積もり」などの一括見積もりサービスなどを利用するのもおすすめです。
本記事で紹介したランキングなどを参考に、自分に適したコストパフォーマンスに優れた業者を見つけましょう。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。