いま若い世代にとってメインのSNSになりつつあるInstagramが、8月5日に新機能をリリースしました。短尺動画「リール(Reels)」です。

リールは最大15秒の短い動画を閲覧・投稿する機能。音楽に合わせて踊ったり、モノマネなどのパフォーマンスをしたりしている動画をアップします。リールを投稿すると、「発見タブ」の専用スペース、フィード、ストーリーズなどにシェアできます。

  • Instagramの「リール(Reels)」は、エフェクトやBGMを付けたショート動画をシェアする機能(写真はイメージです)

    Instagramの「リール(Reels)」は、エフェクトやBGMを付けたショート動画をシェアする機能(写真はイメージです)

すでにInstagramを使っている人は、ぜひアプリの一番下にある虫眼鏡アイコンをタップして、「リール」と書いてある動画をタップしてみてください。リールの再生が始まります。上にフリックすると次のリールが再生されます。

もしかすると、「TikTokに似ている」と気づいた人がいるかもしれません。どちらも短尺動画をシェアするサービスで、音楽と映像エフェクトを使って動画を編集して投稿します。アメリカではトランプ大統領がTikTokの買収や利用停止の声明を出したさなかのリリースだったので、TikTok対抗とも噂される機能ですが、リールは一年前からブラジルなどでテストを重ねていたため、今回の騒動とは関連がないようです。とはいえ、TikTokの人気やそのサービスに刺激されて作った機能であることは間違いありません。

  • Instagramの「リール」はエンタメ性の高い動画がたくさん

ストーリーズに慣れている人ならすぐにわかる機能

リールは、投稿を行う「フィード」、24時間で消える「ストーリーズ」、長尺動画「IGTV」に続く、新たな形式の表現の場となっています。ストーリーズも短い動画をアップする場ですが、日常の一瞬をすばやく切り取ってシェアするストーリーズに対し、リールはあらかじめコンセプトを立てて作った動画をシェアする場所です。

リールには、すでにストーリーズで使っている「ミュージックスタンプ」の音と「ARカメラエフェクト」が利用できます。Instagramのユーザーなら、すぐに手順に慣れるでしょう。

  • リールの作成画面。ARカメラエフェクトや表示速度の設定ができます

「ARカメラエフェクト」は、選択して撮影するだけで、キラキラ輝いたり顔のパーツが動いたりといった驚くような動画が作成できます。ARカメラエフェクトはInstagramから提供されるものだけでなく、クリエイターが作って公開することもできます。もしリールを見ていて、「このエフェクトを使ってみたい」と思ったら、ARカメラエフェクトの名称をタップすると同じエフェクトを使っているリールと、使用できるボタンが表示されます。

音も同じように、同じ音を使っているリールを見たり、自分で作ることができます。フォロー・フォロワー以外のInstagramユーザーに自分のリールを見てもらえるチャンスにもなりますし、閲覧だけの人も新たなユーザーと出会えるきっかけになるのです。

  • 同じ音を使っているリールが一覧で見られます

リールからスターが生まれるかも

Instagramは10代だけでなく、広い世代に愛されるSNSになっています。そして「ストーリーズ」では注目の「ライブ配信」もできますし、DM(ダイレクトメッセージ)でメッセージの送受信もできるため、Instagram内ですべてをまかなえるようなプラットフォームになってきました。

リリースして間もないため、いまはリールならではの投稿はあまり見られませんが、きっとこれからワクワクする動画がたくさんアップされていくでしょう。「インスタ映え」するオシャレ写真を投稿する場として一躍人気となったInstagramですが、これからはリール発のクリエイターやパフォーマーが誕生するかもしれませんね。