以前から通知領域が点滅するような気がしていた。視線はディスプレイ中央部にあるため、右下の通知領域まで目が届かない。だが、視界内で意図しない変化があるのは好ましくないのである。

そこでデスクトップ録画アプリを使用して通知領域を観察したところ、犯人は「位置情報」だった。

  • 通知領域に現れる「位置情報」

このアイコンは情報を取得すると消えるのだが、それだけ邪魔に感じる。アプリが位置情報を利用するのは構わないが、問題はアイコンが現れ消えること。数秒で消えるためインジケーター内に待避するのも難しい(可能かは未検証)。そこで今回は以下の対処法を施した。

  • 検索ボックスに「位置情報」と入力し、「位置情報のプライバシー設定」をクリック/タップする

  • 「設定」の「プライバシーとセキュリティ/位置情報」で「アプリに位置情報へのアクセスを許可する」を展開し、対象となるアプリのスイッチをオフに切り替える

今回無効にしたのは、Windows Web Experience Pack=ウィジェット機能である。「最近のアクティビティ」を見ると約30分に一回、情報を取得している。Microsoft Teamsも5分に一回と相当なものだが、コミュニケーションツールであるから致し方ない。ウィジェット機能はニュースや天気を配信する際の位置情報に用いているのだろう。

  • 位置情報の取得履歴は「最近のアクティビティ」で確認できる

位置情報自体へのアクセスを拒否すると、アプリ側で意図しない手違いが発生しそうで、筆者も大元は有効にしたまま。しばらくは過度に利用するアプリを一つ一つ無効にするのがよさそうだ。