Windows 11 バージョン22H2(以下、22H2)でとかく便利なのがスナップレイアウトである。

もちろんWindows 11 バージョン21H2から備わった機能だが、あくまでも呼び出しはリサイズ対象となるウィンドウの最大化ボタン、もしくはショートカットキーに限定していた。だが、22H2はデスクトップにも拡張されている。

  • ウィンドウのタイトルバーをドラッグすると、スナップレイアウト用のバーが現れる

  • ドラッグ操作を続けると、デスクトップ上部にスナップレイアウトが展開する

  • 後は任意のレイアウトにドラッグ&ドロップすれば、ウィンドウのリサイズが行われる

なお、スナップレイアウトを選択せずデスクトップ上部にウィンドウをドラッグ&ドロップすると、ウィンドウは最大化する仕組みだ。スナップレイアウトは「Win」+「Z」キーで呼び出せるが、ここでも若干の改良が加わっている。

  • ショートカットキーで呼び出したスナップレイアウト

レイアウトにナンバリングを施し、数字キーを押すだけでレイアウトの選択が可能になった。たとえば左上にある二分の一レイアウトは「Win」+「Z」キー→「1」キー→「1(2)」キーを押すだけでよい。