Canary版Microsoft Edge(以下、Edge。バージョン108)は「フォロー」と呼ばれる機能をサポートした。現時点ではYouTubeの配信者が発したメッセージを受信する機能にすぎない。

  • Canary版Edgeに現れたウィンドウ

ウィンドウを呼び出す項目もなく、設定内容も通知の有無程度。1カ月ほど様子を見ていたが、大幅な機能更新が施された気配はない。安定版Edgeに展開するか不明だが、Windows 11 バージョン22H2の新機能ばかり追いかけてもキリがないので、今回紹介することにした。

  • ウィンドウを開くと配信者の詳細が現れる

YouTubeの仕組みに明るくない筆者だが、通知するチャネルとしないチャネルの差が激しい。たとえば「ウェザーニュース」は日に数回の通知を送るものの、Microsoft関連のYouTubeチャネルの通知とは出くわしていない。

  • サムネイルをクリック/タップすると、YouTubeで該当動画の再生が始まる

筆者が見落としている可能性も拭い切れないが、フォローページ(?)を呼び出す方法も見当たらず、機会は通知があるときのみ。設定も前述のとおり通知やリコメントの有無程度。YouTubeの新着情報を知るにはWebブラウザーのプッシュ通知機能を利用しているため、フォロー機能のお世話になる機会は今のとこ皆無だ。

  • フォロー機能関連の設定。「プライバシー、検索、サービス」内にある

実験的要素が強いCanary版Edgeを揶揄(やゆ)するのも野暮(やぼ)な話だが、今後の機能強化に期待しつつ、「フォローしている作成者が新しいコンテンツを投稿したときに通知を受ける」を無効にした。通知などの情報が分散するとユーザーの負担が増えるため、Edge開発陣の奮闘に期待したい。