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Microsoft Edgeは複数のプロファイルで利用環境を切り替える機能を備えている。たとえば「仕事用」と「プライベート」、プライベートのなかでも「通常利用」と「SNS用」など場面に応じて切り替えられるのは便利なのだが、その切り替え方法は現時点(バージョン91)では限定されてしまう。
というのも、バージョン91ではプロファイルメニューから、プロファイルを選択しなければならないからだ。
Microsoftアカウントと職場または学校アカウントを登録している場合、Microsoft AzureなどSaaSサービスでプロファイルを切り替える機能も備えているが、リダイレクトが正しく行われない場面もあり、まだおすすめの機能とは言いがたい。
そこで複数のプロファイルを登録しているかたには、まだ試験段階だが、“Microsoft Edgeのタブを別のプロファイルで開く”機能が役立つはずだ。
この「Enable move tabs to a different profile windows」を有効にすると、タブのコンテキストメニューに「タブを{プロファイル名}のプロファイルウィンドウに移動」が加わる。これを選択すると別ウィンドウが起動し、プロファイルを切り替え済みの状態で、対象のタブが開く仕組みだ(対象プロファイル選択済みのMicrosoft Edge起動済みの場合はタブが追加される)。
普段はメインのプロファイルでWebページを閲覧し、プロファイルに保存された個人情報と切り離してWebをアクセスする際に本機能を使ってほしい。