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品質更新プログラムはOK、機能更新プログラムは少々面倒

Windows 10には2つの更新プログラムがある。Windows 8.x以前のバグフィックスやセキュリティ修正を行うのは「品質更新プログラム(Quality Update)」。現時点では年2回の大規模なアップデートを行うのが「機能更新プログラム(Feature Update)」だ。

この品質更新プログラムの履歴を確認するには2つの方法がある。1つがオールドスタイルのコントロールパネルの「プログラムと機能」を使う方法だ。

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    「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「appwiz.cpl」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップ

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    Windows 10の各種更新プログラムと合わせて、各アプリケーションの更新プログラムも並ぶ

コントロールパネルの「プログラムと機能」は視認性が低いのだが、いまだ優位性を持つポイントがある。そこは後述するとして、もう1つの確認方法を紹介しよう。

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    「設定」の「更新とセキュリティ/Windows Update」に並ぶ「更新の履歴を表示する」をクリック/タップ

こちらは最近見慣れてきた「設定」ベースの履歴情報だ。品質更新プログラムはリンクをクリック/タップすれば、各KB番号の詳細を確認できるが、大型アップデートに相当する機能更新プログラムのKB番号を示していない。

さてさて、同じ箇所も品質更新プログラムと同様に、機能更新プログラムにもKB番号を明示してほしいところだが、「この更新プログラムの新機能を見る」をクリック/タップしても開くのはヒントの該当ページだ。品質更新プログラムと同様にKB番号を示した方がUX的にも分かりやすい、と考えるのは筆者だけだろうか。

ちなみに品質更新プログラムの適用が3つと少ないように感じるが、この数値は機能更新プログラムを適用した時点でリセットされるので気に留める必要はない。

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    こちらはWindows 10 バージョン1803の更新履歴。2018年10月中旬時点で17の更新プログラムを適用している

阿久津良和(Cactus)