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shutdown.exeを管理者権限で実行する
Windows 10からマザーボードのUEFI設定画面を呼び出すには、スタートメニューの「再起動」を「Shift」キーを押しながらクリック/タップし、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」ボタンという手順を踏む。UEFI設定は頻繁に変更するものでもないが、この手順は面倒だ。
そこで、コマンドラインからWindows 10マシンの電源を操作する「shutdown.exe」を利用する。shutdown.exeには現在、ファームウェアの設定を呼び出す「/fw」オプションがある。このオプションを活用すれば、ワンステップでUEFI設定画面を呼び出すことが可能だ。
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デスクトップの何もないところを右クリック/長押し→「新規作成」→「ショートカット」と順にクリック/タップ
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テキストボックスに「shutdown /r /fw /t 0」と入力して、「次へ」ボタンをクリック/タップ
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テキストボックスに任意の名称を入力して、「完了」ボタンをクリック/タップ
「/fw」オプションを使用するには管理者権限が必要になるため、詳細プロパティダイアログで管理者による実行を有効にする。また、アイコンは変更しなくても構わないが、今回は「%SystemRoot%\System32\shell32.dll」ファイルを使用した。
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作成したショートカットファイルを右クリック/長押しし、「プロパティ」をクリック/タップ
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プロパティダイアログの「詳細設定」ボタンをクリック/タップし、「管理者として実行」→「OK」ボタンと順にクリック/タップ
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必要に応じて「アイコンの変更」ボタンをクリック/タップし、任意のアイコンを選択して、ショートカットファイルのアイコンを変更
筆者は普段、Hyper-V上でWindows 10を使用しているが、構成バージョン8.2で確認した限りでは、冒頭で述べた手順でUEFI画面を呼び出せなかった。今回は別の実機、およびVMware Workstation Proで動作確認を行っている。
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デスクトップにあるショートカットファイルをダブルクリックすると、UACプロンプトによる昇格処理が始まる
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こちらはVMware Workstation ProのUEFI画面。もちろん実機であればマザーボードのUEFI画面が現れる
阿久津良和(Cactus)