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Microsoft Edgeを起動すると「スタートページ」が表示されるが、前回の作業を続ける場合は「前回開いたページ」に変更した方が使いやすくなる。今回はMicrosoft Edge起動時の表示ページ設定を変更しよう。

Microsoft Edge起動時に「前回開いたページ」を表示する

たまにMicrosoft Edgeは不安定な様子を見せる(Microsoftは改善を続けているが……)。Webページを開いている最中にハングアップすると目も当てられない。

そこで設定を確認したいのが、Microsoft Edge起動時の表示するページ設定だ。設定ページの「Microsoft Edgeの起動時に開くページ」からは、「スタートページ」「新しいタブページ」「前回開いたページ」「特定のページ」の4項目を選択できる。

Microsoft Edgeを起動し、「詳細」→「設定」と順にクリック/タップ

「Microsoft Edgeの起動時に開くページ」のドロップダウンリストをクリック/タップで開き、「前回開いたページ」をクリック/タップで選択

上図の設定を行い、複数のページを開いてからMicrosoft Edgeを再起動させてみよう。再び以前のWebページが復元するはずだ。

「前回開いたページ」を選択した状態

ちなみに「スタートページ」「新しいタブページ」の違いだが、後者を選択すると「トップサイト」セクションが加わり、アクセス履歴を用いたWebサイトがタイルとして並ぶ。

「スタートページ」を選択した状態

「新しいタブページ」を選択した状態

この動作は「新しいタブを開いたときに表示するページ」が影響する。ドロップダウンリストからは「トップサイトとおすすめのコンテンツ」「トップサイト」「空白のページ」が選択可能だ。

PCのパワーが足りないと思ったら、「空白のページ」もおすすめ

「特定のページ」を選択すると、任意のページを起動時に表示するページとして選択できる。例えば使用頻度の高い検索サイトを指定する方法もあるが、Microsoft Edgeはアドレスバーなどから任意の検索サイトを使って検索できるため、効果は少ないだろう。

「特定のページ」を選択した状態。テキストボックスにURLを入力して「Enter」キーを押せば設定できる

そこで、少々スペックが低いPCや、とにかくレスポンスを向上させたい場合は、「Microsoft Edgeの起動時に開くページ」を「新しいタブページ」、「新しいタブを開いたときに表示するページ」を「空白のページ」に設定するのもおすすめだ。ネットワークトラフィックやCPUリソース消費を減らせる。

阿久津良和(Cactus)