「働き方改革では、会社の成長も不可欠。社員の幸せだけを追求していては成り立ちません」
こう語るのは、多くの企業に対してビジネスの成長につながる働き方改革を指南するクロスリバー 代表取締役 CEOの越川 慎司氏だ。
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Microsoft HoloLensを装着しながら未来の働き方を紹介する、クロスリバー 代表取締役 CEO 越川 慎司氏 |
労働生産性と事業生産性の両立がポイント
越川氏は、日本マイクロソフトにて業務執行役員という立場から製品品質向上プロジェクト責任者CQO(Chief Quality Officer)や、Officeビジネス責任者を務めた人物。日本マイクロソフト以前も、国内大手通信企業や米国通信企業、Web会議のベンチャー企業と、大小さまざまな企業で活躍した。現在はその経験を活かし、現場の多様な状況を踏まえた改革推進策を打ち出している。
その越川氏がポイントに置いているのは、「社員と経営陣が”腹落ち感”を持ちながら一体となり、会社と個人の成長スパイラルの仕組みを作る」こと。「労働生産性」ばかりを重視しても企業の成長は見込めない。「事業生産性」の向上も成し遂げて初めて社員が幸せを感じる現場になるという。
「働き方改革はあくまで手段であり、目的ではありません。働き方改革によりどういう未来を目指すのか。そこを考えて計画を立てなければなりません」
講演では、労働生産性と事業生産性を両立させるための施策を具体的に紹介。AIを活用して、働き方改革プロジェクト483件から成功/失敗の法則を導きだしたり、社員へのインタビュー動画の表情から感情を推測して指標化したりと、先進技術を活用した取り組みが披露された。
講演を通じて、「変化の起点」となるさまざまなデータを提示した越川氏。「これを機に、皆様の意識が変わり、行動が変わったら幸せです」と述べ、降壇した。
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本稿では、同セミナーの講演スライドを無償で提供します。
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講演資料の内容
講演資料は全66ページ。日本社会の課題から、変革成功に向けたポイント、具体的な施策やツールなどを紹介。越川氏が提供する「働き方改革 AI + 診断サービス」の概要も掲載されています。
自身も週休3日を公約として掲げ、労働生産性向上に挑み続ける越川氏の施策がご覧いただけます。
<PDF内容>
- 日本の労働生産性 ~ 先進7か国中 20年連続最下位
- 1週間に50時間以上働く労働者の割合は世界で2番目
- 「会社の成長」と「社員の幸せ」を両立させるには
- 「腹の中」が把握しにくい日本人の特性
- 意思決定に時間をかける日本企業
- 提言 - 従業員と社員が成長する行動規範
- 提言 - 成功する「働き方改革」の進め方
- AIは何ができるのか?
- 「働き方改革」推進のフレームワーク
- 働き方改革の成功例・失敗例(483社)
- AI感情分析(ヒアリング)
……など
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