パナソニックグループは、ドイツ・ベルリンで開催している「IFA 2025」に出展。同グループブースでは、昨年と同様に、「Create Today-Enrich Tomorrow」をテーマに、人、社会、地球のHolistic Wellbeing(包括的なWellbeing)に貢献する商品群を訴求してみせた。
とくに、今年の展示では、パナソニックグループが他社と差別化ができる強みとして、「JAPANESE TECHNOLOGY」を強調しており、同社では、「100年以上のモノづくりの歴史と精神に培われた日本企業ならではのパナソニックの精密さ、匠の技、信頼の品質を紹介した」と説明している。ここでは、細部にまで行き届いた徹底したこだわりを示す「Craftsmanship」、高い基準によって生み出す革新性を表す「Technology」、おもてなしの文化から生まれた人間中心のデザインや、使いやすさを追求する「Design」、もったいない精神に根差した環境貢献に取り組む「Sustainability」をアピールした。
写真を中心に、IFA 2025のパナソニックグループブースの様子を紹介する。日本では未発売の欧州市場向けの製品も数多く展示されている。
パナソニックグループのブースは、製品カテゴリーごとの展示ではなく、リビングルームやキッチンなど、生活シーンに合わせた形で製品を展示していた。また、それぞれの生活シーンを、Wellbeingの観点からも区分をしており、食を中心とした「Nutritional Wellbeing」、美容を中心とした「Outer Wellbeing」、人と人とのつながりによる「Social Wellbeing」、空間や空調などの「Spatial Wellbeing」、環境への取り組みを示す「Environmental Wellbeing」との組み合わせによって、展示内容を深掘りしていた。さらに、製品の機能や品質を支えるJAPANESE TECHNOLOGYを映像とパネルで紹介していた。
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パナソニックは、IoTを活用した空調制御プラットフォームを展開しているドイツのtado°と協業。A2Wの「Aquarea(アクエリア)」とともに紹介した
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ペット用自動給餌器「CP-JNF01CW」(左)と、自動給水器「CP-JNW01CW」(右)
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OLEDテレビのフラッグシップモデル「Z95B」
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USB接続に加えて、HDMIやBluetoothにも接続し、迫力の4chサラウンドを実現するネックスピーカーシステム 「SC-GNW30」(右)と、デジタルワイヤレスステレオヘッドフォン「RB-M600」(左)
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電子レンジとオーブン、グリル、エアフライヤーの4つの機能を兼ね備えた「NN-CD88」(左)と、IFA 2025で発表した30cmピザが調理できる大容量のフレックスバスケットエアフライヤー「NF-BC1000」(右)
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交換可能な調理プレートと、煙を吸い込む構造を採用したテーブルトップマルチクッカー「NF-GM600」
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炊飯器&スチーマーを展示。ブラックの「DA152K」(左)は、リゾットやシリアルづくりに適しており、ホワイトの「DA152W」(右)は、スープやおかゆづくりに適しているという
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ホームベーカリー「SD-YR2550」(左)と、小型化を追求したホームベーカリー「SD-PN100」(右)
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新たに発表した(左から)眉・顔用エピレーター(電気脱毛器)の「ES-EF10」、オールインワンのエピレータセット「EYL9」、眉・顔用トリマーの「ES-WF71」
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ヘアードライヤー「ナノケア」の新シリーズ。主力となる「EH-NA0J」(左)に加えて、新たに先進のナノイーおよびミネラル技術を搭載したダメージヘア向け「EH-NA9N」(中央)、軽量化とともに折りたたみ可能なデザインを採用した「EH-NA7M」(右)をラインアップに追加した
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ストレートアイロン ナノケア 「EH-HS0E」も展示
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水圧に加えて、気泡が弾ける力を利用して歯の汚れを落とす超音波水流ジェットウォッシャー「Series 800」(右)と「Series 600」(左)
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テクニクスの象徴的な伝統を継承しつつ、現代的なデザインでBluetoothによるワイヤレス接続にも対応したダイレクトターンテーブル「SL-40CBT」
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「SL-40CBT」は、スピーカーシステムとともに3色で展開。(左から)テラコッタ、ライトグレー、チャコールブラックを展示した
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Teenager’s Roomは若者の部屋を演出し、対象となる製品を展示した
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ネックスピーカーシステム「SC-GNW30」を使ったレーシングゲームをプレイできる。ディスプレイの横には最高タイムが掲出されていた
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写真や動画をアプリで簡単にシェアできる「LUMIX DC-S9E-G」。、エクステリアを好きな色にカスタマイズできるのも特徴だ
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旅行などに便利な商品群を展示。人気のパームインシェーバーや折りたたみが可能なナノイードライヤー「NA7M」、複数の機能を搭載した「マルチシェイプ」などが含まれている
パナソニックグループは、2025年1月に米ラスベガスで開催したCES 2025では、パナソニックホールディングスの楠見雄規グループCEOによる12年ぶりの社長基調講演や、同社グループのブース展示において、AIを前面に打ち出していたが、今回のIFA 2025の展示では、AIに関する展示はほとんどなく、新たに発表した製品を中心に、年末商戦を強く意識した欧州市場向け製品を数多く展示していたのが印象的だ。個人ユーザーの来場が多いIFAの特性を意識した展示内容だったともいえよう。また、欧州市場で高い関心が集まる環境に関する展示にも力を注いでいたのも特徴だった。


































