本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していきます。今回は、Word文書に作成したグラフを編集する手順を確認します。数値や項目名の変更から色のカスタマイズ、グラフ項目の追加・削除など細かな編集作業が行えます。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

グラフの項目を右クリックして編集する

Wordで作成する文書には、さまざまな種類のグラフを挿入することができます(本連載の第54回参照)。作成したグラフの項目名や数値をあとから修正したい場合は、グラフ上で右クリックして「データの編集」→「データの編集」を選び「Microsoft Word内のグラフ」画面を表示させます。項目名や数値の変更だけでなく、グラフの項目を増やすことも可能です。

  • 文書に挿入したグラフを右クリックし、表示されるメニューから「データの編集」→「データの編集」をクリックします

  • 「Microsoft Word内のグラフ」画面が表示されます。ここで項目名や数値の修正を行いましょう

  • 「Microsoft Word内のグラフ」画面で新たな項目を作成することも可能です。作業が終わったら右上の「×」ボタンで画面を閉じましょう

  • 追加した項目が文書内のグラフに反映されました

また、グラフ内の項目上で右クリックすると、その項目のみが選択された状態になり、色を変更したり項目を削除したりといった編集作業が行えます。細かな修正を実行して、納得のいくグラフに仕上げていきましょう。

  • ここでは例として、棒グラフのカラーを変更します。色を変えたい棒グラフ上で右クリックして、メニューから「塗りつぶし」をクリックします

  • プルダウンメニューが表示されるので、「テーマの色」欄から変更したい色をクリックして変更を実行しましょう

  • 棒グラフの中の1項目が不要になった場合は、棒グラフ項目上で右クリックして、表示されるプルダウンメニューから「削除」を選択します