仕事は集中力が決めて

仕事は働く時間の長さで決まるのではなく、どのように働いたかという内容や質で決まることが多いといえます。つまり限られた時間の中でいかに集中して仕事ができるかどうかが重要になってきます。わずかな時間で仕事をこなすにはこの連載で紹介してきたような様々なアプリケーションを使って効率よく行うのも手段の一つですが、道具を使いこなすだけでは、質の高い仕事時間を過ごせるわけではありません。健康管理を万全にして集中することができる体調にすることがもっとも重要だったりします。

Wikipedia には、抹茶に含まれている成分とそれぞれの効能について詳しく知ることができるリンクが用意されています。歴史の勉強と一緒にぜひどうぞ

しかし、健康管理を万全にしていても昼過ぎから夕方にかけてはどうしても眠たくなる時間ですし、集中力も切れてきます。以前チョコレートを食べると集中力が増すという記事を書きました。チョコレートに含まれているカフェインや抗酸化剤が集中力を瞬発的に上げてくれる手助けをしているわけですが、日本の伝統ともいえる抹茶も実は集中力を上げる成分が隠されています。

お茶といっても様々

お茶といっても様々ですが、緑茶の素晴らしいところは葉を摘み取ってからすぐに蒸して保存されることです。これにより発酵を防ぐことができるので、時間の経過とともに葉に含まれているビタミンが失われることはありません。元々お茶は眠気を減らしたりする効果があると言われていますが、抹茶の場合、茶葉を粉にして飲むので、葉に含まれている栄養素を摂取しやすいのです。チョコレートと同様にカフェインが含まれているだけでなく、カテキンには抗酸化物質が含まれているので集中力を上げるのに役立ち、さらに成人病の予防へも繋がります。また、抗酸化物質はバクテリアをはじめとした外敵から身体を守ってくれるだけでなく、集中力を上げる原動力としても知られています。抗酸化物質といえば、ブルーベリーがたくさん含まれていることで知られていますが、抹茶はそれのおよそ33倍も多く含まれている正に抗酸化物質の宝庫。さらに抹茶には、ほうれん草の9倍ものβ - カロチンが含まれています。

伝統的な抹茶の飲み方だけでなくても様々な形で抹茶を「食す」ことができます。コンビニ、スーパー、通販には抹茶関連の様々な製品が販売されています

お茶の成分といえばなんといってもカテキンだと思いますが、カテキンは肌の老化を防ぎ、緑茶に含まれているビタミンCが肌の弾力性を保つコラーゲンを活性化をさせるので、お肌をきれいに保つにはまずをお茶を飲むことが大切です。不規則な生活で肌が荒れて心配という方は、まずはお茶を飲んでリフレッシュすると良いかもしれません。

お茶……特に抹茶は身体に良いだけでなく集中力を高めるのに役立つので仕事中にぜひ飲みたいですが、普通のお茶は飲めるけど抹茶は少し苦手という方はいると思います。また、自動販売機ですぐに見つけることができるという種類の飲み物でもありません。飲み物としての抹茶ではありませんが、コンビニへ行けば「お抹茶しるこ」のような抹茶を使ったデザートを見つけることができます。

冷たいお茶もどうぞ

抹茶といえば暑い飲み物というイメージがあるわけですが、これからの暑い季節のぴったりの飲み物にすることも可能です。抹茶にミルクと砂糖(もしくは蜂蜜)を混ぜるだけで飲みやすくて冷たいスイートドリンクに早変わりします。蜂蜜はビタミンBが豊富だけでなく栄養吸収も良いので緑茶と一緒に飲めばダブルで効果的です。混ぜるだけで完成するという手軽さも魅力です。それでも作るのが面倒な方にあらかじめ抹茶とミルクが混ぜ合わさったパウダーも販売されていますし、飴タイプもあります。すでに抹茶はわたしたちの周りにたくさん存在するのです。

もちろん自分で美味しい抹茶ドリンクを簡単に作ることも可能です。抹茶スムージーや抹茶カルピスかんのようなドリンクは糖分や食物繊維も含まれているので、パワードリンクとしても有効でしょう

集中力を高める方法は様々ですが、美味しく飲んで楽しむという方法もあるのではないでしょうか。抹茶を飲むというのもその中の一つではないかと思います。日本ならではの集中力アップのテクニック。ぜひ試してみて下さい。