SuicaとPASMOが提携し、新決済プラットフォームサービスを始めるそうだ。

まず、最寄り駅が無人な上に、そこにたどり着くまで角度的に箱根の坂を超えなければいけない自分は「PASMO」が何の紹介もなく出て来たことに驚いている。

主人公のピンチに颯爽と知らない奴が駆け付け「おいおいこんなところでくたばるなよ」と親友ムーブをしているくらい戸惑う。

おそらく関東周りの者からすれば「おせーぞPASMO!」ぐらいお馴染みのキャラなのだろうが、常に新規読者のことを考え枠外に登場人物の紹介を書くのができる編集者というものだろう。

ちなみに私が「最寄駅が無人」と自己紹介するのもミスリードであり、これではまるで駅意外には人がいるようだが、もちろんその周辺も無人の荒野である。

私も年に数回、アイスマッドシティこと凍狂に行くのでSuicaは使っているのだが、どうやらSuica圏内ではPASMOという交通系ICも使われているらしい。

違いはSuicaは発行元がJR東日本、PASMOは私鉄やバス事業者だそうだ。

ややこしくないかと思うが、私も東京の駅でSuica派とPASMO派の乱闘は見たことがないので、少なくともきのこたけのこよりは平和な界隈のようだ。

Suica使用者だからと言って私鉄に乗ろうとするとSPに両脇を固められるわけではないし、その逆も然りである。

では利用者は一体何基準でSuicaとPASMOを選択しているのか。

私がSuicaを使っているのは「Suicaしか知らなかったから」だが、逆に言えばSuicaの方が無人の荒野に届くほど知名度はあるということだ。

さらにあのペソギソがかわいいからという理由の者もいないとは限らない。

そういえばPASMOにもキャラクターがいるのだろうかと調べたら「ロボット」という完全にはじめましての人が現れた。

ペソギソのことは勝手に気安く語っているが、ロボットさんとはしばらく敬語で接しなければいけない。

圏外の者からすればPASMOの分が悪いように見えるのだが、特典やポイントに関してはPASMOの方が得な場合もあり、特に私鉄やバス利用が多い者はPASMOを使った方が得らしい。

つまり、思想とかの問題ではなく、通勤や通学に私鉄やバスを多く使っていればPASMOを使った方がいいということだ。

そうなると父はSuica息子はPASMO、母はSuica圏内にパートに行っているという設定で何故かPASMO、娘は部屋から出てこない、など家族によって使用ICが違うということも起こる。

それだと家族間で送金などができず、不便だとして、Suica、PASMO両方で使える新決済プラットフォームを作ることにしたようだ。

人名っぽいサービス名のリスクと契約ギリギリまで活躍するあのペンギン

  • 交通系ICのキャラクターは会社が違ってもゆるいのが特徴なのかも

    交通系ICのキャラクターは会社が違ってもゆるいのが特徴なのかも

そこまでは良かったが、その新プラットフォームの名前に関しては若干賛否が分かれている。

その名は「teppay(テッペイ)」だ。

私は初めてこの名を聞いた時「大谷さんから25億ぐらいギった人誰だったっけ?」と思ったので、この時点でネーミング大成功とは言い難い気がする。

ちなみにヤッたのは「ippay」であり、これから大きな金額を動かすぞという意味ではあながち悪い名前ではない。

しかし「teppay」はどう考えても、日本人名にある名前であり、商品名が人名と被っているのはあまり良いことではないそうだ。

実際「アレクサ」はアメリカでは珍しい名前ではないらしく、アレクサを起動する時紛らわしいので子供にアレクサと名付ける人が減っているらしい。

今後、子供にテッペイと名付ける人が減りそうな予感ということだが、すでにテッペイな人とその周囲にとっては紛らわしい。

今どき名前いじりをする奴なんていないと思いたいが、あまり人間の善性を信じない方がいい。

テッペイを理由にからかわれることはなくても、からかいやすい奴がテッペイだとからかう理由がさらに増える。

それに人名を名乗るリスクはむしろサービス側の方にある。

「teppay」と名乗ったことにより、全国にいるテッペイの動向によりイメージが悪くなってしまう可能性がゼロではないからだ。

実際サービス名を「ippay」にした後に、あの事件が起こっていたらそうなっていただろう。

そして今度は新通訳テッペイが大谷さんから50億ぐらい持っていかないとも限らない。

そうなったら決済システムとしては致命的なイメージダウンだし、大谷さんはもう少し慎重になってほしい。

SuicaとPASMOの提携という大きな事業で、他に同じ名前を名乗っている奴が複数存在する名前を名乗るというのはなかなか挑戦的なことである。

さらに「teppay」の発表に交代が決定したペソギソがいたのも注目されている。

ペソギソが卒業するのは年明けであり、その場にいるのは不自然なことではないが、Suicaにはイメージキャラクターをペソギソから新キャラに移行するという大事業が控えている。

ここにきて、Suicaといえばペソギソというイメージをさらに強くさせるのは悪手なのではないか。

しかしJRからすると、年明けまではペソギソと「契約」しているのだ。

ネトフリを今月末で解約すると決めていたとしても、末までは使い続けるだろうし、むしろラストスパートとして見たかったものは全部見ようとするかもしれない。

JRもペソギソを契約が切れるまで使い倒そうという姿勢は間違っていないのである。