FedExなどで荷物を送る場合、トラッキング番号による追跡サービスはとても便利だ。送った荷物、送ってもらう荷物のいずれにしろ、現在荷物がどこにあるかが分かると、何故かほっとするものだ。今回紹介する「trackTapp」では、このサービスをiPod touchで手軽にかつ、ビジュアルに利用できる。

UPS、FedEx、USPS、DHL/AirBorneのトラッキングナンバーを入力するだけで、荷物の追跡はもちろん、Google Mapと連携して荷物の位置を地図上に表示することも可能だ。

ソフト名 trackTapp
作者 Sixteen Seven Enterprises
ジャンル 検索
種別 Webアプリケーション
動作確認 iPhone、iPod Touch

機能と特徴

trackTappにアクセスすると、UPS、FedEx、USPS、DHL/AirBorneのトラッキング番号を入力するフィールドが表示される。基本的な入力作業はこのトラッキング番号だけだ。

トラッキング番号を入力し、[Search]ボタンをタップすると、検索が開始される。検索が終わると結果が表示され、その下に3種類のメニューが現れる。

トラッキング番号を入力後、[Search]ボタンをタップ

検索結果が表示され、その下に3つのメニューが表示される

「Track package at FedEx.com」は、通常PCで使用するフルブラウザ用のwww.fedex.comで検索結果を表示する。すべての情報を確認できるが、iPod touchの小さな画面では多少ストレスを感じる。

「Mobile version of FedEx」では、モバイル用に最適化された画面デザインで検索結果を表示する。小さな画面のiPod touchでも比較的ストレスなく使用できるだろう。最後の「Google Map of status」ではテキストデータだけでは把握しにくい荷物の場所を、Google Mapを使ってビジュアルに表示してくれる。

「Track package at FedEx.com」。フルブラウザ用のwww.fedex.comで検索結果を表示

「Mobile version of FedEx」。モバイル用に最適化された画面で検索結果を表示

「Google Map of status」。Google Mapを使ってビジュアルに検索結果を表示

なお、1度入力したトラッキング番号はクッキーに保存される。次回からのアクセス時には[Recent Packages]ボタンをクリックするとよい。

「Google Map of status」 - Google Mapとの連携

どこにでも持ち運べるiPod touchを使い、ネットワークが使用できる環境であれば、いつでもどこでも荷物をトラッキングできるのがtrackTappの特徴だ。しかも上記の「Google Map of status」を利用すると、Google Mapとの連携により荷物の状況をよりビジュアルに、かつ手軽にチェックできる。

Google Mapで表示すれば移動経路が一目でわかる

メニューから「Google Map of status」を選択した場合、荷物が移動するにつれてその経路が地図上に記録されていく。荷物をあずけた店舗をスタート地点に再生開始を意味する右三角矢印のアイコンが表示され、中継地点には黄色ベースに黒丸アイコン、そして現在位置には段ボール箱を赤いテープでしばった荷物アイコンが表示される。

さらに荷物が移動していくと、移動履歴が記録されていく。Google Mapでの表示は荷物の現在の状況がわかりやすい

荷物の状況を手軽かつビジュアルに把握できる

仕事やプライベートでFedExを使って荷物を送る場合、いつでもどこでも荷物の状況をチェックできる、「trackTapp」は便利に使えるツールになるだろう。

さらにGoogle Mapで地図上に、荷物の経路と現在位置を表示できる機能は、心待ちにしている荷物が現在どの場所にあるかを、ほぼリアルタイムにかつビジュアルに確認できる。焦る気持ちを和げ、荷物を待つ楽しみを思い出させてくれるはずだ!?